ようやく家が建って、新築の家に住むことになって嬉しい!
なんて喜んでいたのもつかの間、可愛いペットの猫が、壁をガリガリしてボロボロに…なんて事は避けたいですよね。
新築に住み始めて、翌日の朝、起床するとキレイな壁がガリガリとされていた、なんてこともあり得る話です。
そうならないためにも、早めの対策が必要になります。
猫が家をボロボロにするのを防ぐためには、どのようなことができるのでしょうか。
目次
猫に新築の壁紙をガリガリさせないためには?
壁をガリガリと爪で削る行為は、猫を飼っている方なら皆経験しているのではないでしょうか。
まずは『壁ガリガリ』対策について少し詳しく見ていきましょう。
壁をガリガリする理由は?
猫を飼っている方は壁ガリガリの対策として『爪とぎ』を用意している方は、多くいらっしゃると思います。
ですが、それでも壁をガリガリされてしまいますよね。
壁ガリガリをされると、あっという間に新築の我が家がボロボロに…なんてことも考えられます。
まさに、私の知人もそのような事で悩まされているそうです。
根本的にやめさせるのは難しいものです。
①猫の縄張り意識
②ストレス発散
③爪のお手入れ
④本能的なもの
爪とぎを買っても壁にガリガリしてしまうのは、その本能のせい…つまり、『逃れようがない行為』なんですね。
では、その逃れようがない行為である壁ガリガリには、どのように対処すればいいのでしょうか。
対策1)猫の爪はこまめにお手入れしましょう
壁ガリガリをする理由の一つは、爪とぎです。
狩りのため、外敵から身を守るために爪を鋭くする習性ですね。
しかし、猫の爪が鋭いままだと、ちょっと引っかかれるだけで壁も家具も簡単に傷ができボロボロになってしまいます。
爪とぎをやめさせることは難しいので、定期的に猫の爪を切ってあげることで被害を最小限にしましょう。 大体、10日~2週間前後に一度のペースで爪切りをするといいですよ。 |
猫の爪切りをおこなう際は、猫専用の爪切りなどを使っておこないますが、猫が爪を大人しく切らせてくれる事は稀…。
そんな時は、獣医さんにお願いして爪を切ってもらいましょう!
病院によっては爪の上手な切り方などを優しく教えてくれるところもありますよ。
対策2)猫の苦手なニオイを壁などに使おう
猫を飼っている方はご存知の方も多いかもしれませんが、猫には苦手なニオイがあります。
例えば、柑橘系のニオイなどですね。
その苦手なニオイを使って、爪とぎをしてほしくない場所に振りかけておくという方法があります。
ペットショップなどでも、猫の爪とぎ防止専用の『ガリガリ防止スプレー』などがありますので、そのようなアイテムを使って対処するといいですね。
しかし、ニオイでの爪とぎ防止に関しては、猫の好みなどもありますので、最初から広い範囲に使うのではなく、試しに狭い範囲で使うのをおすすめいたします。
スプレーの使い過ぎは部屋のニオイがきつくなってしまう事もあるので、使い過ぎには注意しましょう。
猫どころか、人間まで居るのが苦痛になってしまっては困ります。
対策3) 意外と盲点!爪とぎの置く場所や素材に着目してみよう
爪とぎの素材や形状には種類がいくつかありますよね。
- 段ボール素材
- 麻などの布素材
- ファニチャータイプ
- 立てて使うタイプ
- 横に置いて使うタイプ
こちらも苦手なニオイと同じように、猫の好みが分かれるものです。素材選びは、猫の様子を見ながら決めるといいでしょう。
安価かつ多くの猫が好む素材なので最初に買うならおすすめの素材です。
その反面、とぎカスが異常に出ることので掃除に気を使う必要があります。
掃除は勘弁…という方はこちらの方法もあります。
しかし、とぎカスがほとんど出ないので爪とぎ自体のお手入れは簡単ですよ。
続いては、爪とぎを置く場所です。
爪とぎを置くのにおすすめの場所のポイントは『猫の寝室・トイレ付近・遊ぶ場所』などです。
これらの場所は、猫が頻繁に出入りする場所や猫がマーキングしたくなる場所になります。このような場所に事前に爪とぎを置くことで、壁ガリガリの対策になりますよ。
また、爪とぎは消耗品ですのでボロボロになってしまいます。
爪とぎがボロボロになると、猫が他の場所で爪とぎをしてしまうこともあるので、こまめに新品と取り換えるようにしましょう。
壁に爪を向けるような事があったら?
上記でご紹介したような対策をおこなえば、猫が壁に爪を向けるようなことが全くなくなる、とも限らないのが現状です。
実際に、私の知人の家は対策は万全です。
しかし、対策をおこなう前よりは格段に減ったものの、壁にガリガリしてしまう事もまだまだあるそうです。
【壁ガリガリ対策の最終手段】
対策をおこなって頻度は減ったとはいえ、まだまだ猫の壁ガリガリは続いている…新築だから壁がボロボロになるのだけは嫌!
壁がボロボロになる対策としてオススメな最終手段は2つあります。
- 壁紙は傷に強いクロスを貼る
- 壁紙の上に保護シートを貼る
①壁紙は傷に強いクロスを貼る
この対策は建設時に行っておくことです。
壁紙の種類には、猫や犬のひっかき傷に強い「スーパー耐久性」のクロスがあります。
クロスの表面を特殊な配合で強化されているので、一般的なクロスより傷などの衝撃に耐性があります。しかし、その分価格は高いです。
【猫の習性を考慮する】 猫はあまり高いところでは爪とぎをしない傾向があります。 床上90cm~1mあたりまでをスーパー耐久性のクロスにするなどして、賢く取り入れられたらいいですね。 |
もう家が完成に近い方は、今さらクロスを変更するのは難しいですよね。
そんな方にはこちらがおすすめです。
②壁紙の上に保護シートを貼る
これはホームセンターなどで手軽に入手できるので、すぐに実践できますね。透明や半透明の物が多いので、目立ちにくくインテリアの邪魔にもなりません。
このシートを貼ると、爪とぎをされても壁に傷がつかないということだけでなく、爪が引っかかりにくいため爪とぎ自体をしなくなることが多いです。
最近では、色々な柄のシートが出ているので、インテリアとして楽しみながら家に合わせたシートを選んでみるのもいいですね。
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猫の爪とぎ対策はフローリングにも必要?
続いては、フローリングについてです。実はフローリングも対策をしておかないと大変なことになってしまいます。
フローリングの掃除の際、ワックス掛けをすることがありますよね。
ワックスがけをすると、ツルツルピカピカで気持ちがいいもの。
しかし、ワックスをかけた後のフローリングは私たち人間でも滑りやすくなります。
さらに猫は走り回るので、滑ってケガをしてしまう事もあります。
- フローリングが爪で傷つく
- 猫の汚物により床が傷む
- 滑って転んでしまう
- 足腰に負担がかかってしまう
猫は走り回ったり、高いところから飛び降りたりします。
その際、つるつるのフローリングだと衝撃で床に傷がついたり、滑って転んでしまうこともあります。
そしてなにより足腰に負担がかかります。
猫の小さな足腰の関節に負担が蓄積されていくと、ヘルニアなどの原因に繋がってしまうこともあります。
大切な家族ですから、そんな負担は減らしてあげたいですよね。
でも、フローリングの対策をすべて簡単に対処する方法があるんですよ。
【フローリング対策のすすめ】
上記の悩みに一括しておすすめの対策がカーペットやジョイント式マットを使う事です。
【カーペットを敷く効果】
フローリングへのダメージ、痛み、猫ちゃんへの足腰の負担、転倒を防げます。
【カーペットを敷く場所】
・テレビとソファの間
・部屋の真ん中辺り
・棚の下や階段(足腰の負担をかけてしまう場所)
そんな場所にはジョイント式マットや階段用カーペットを利用しましょう。
・好きなサイズに調節することが出来る
・対策したい所だけに設置することが出来る
・取り外しが可能なので個別に掃除することも出来る
トイレ付近に防臭・抗菌機能のついたジョイント式マットを設置すると、部屋の清潔さも保てるのでおススメですよ。
階段用カーペットは、ホームセンターやネットで簡単に購入できます。
丸洗いが出来るものを選ぶとお手入れが楽です。
また、夜に光るカーペットもあるので、猫だけでなく私たちの転倒防止にも役立ちますね。
爪とぎ以外にもガリガリされるドアの対策は?
最後はドアに注目してみましょう。猫は爪とぎ以外にもガリガリしてしまうことがあります。
それは部屋の出入りでドアが開けられないときです。
ドアをガリガリされない対策は、ペット専用出入り口を設けることです!
この小さい入り口から出入りする猫ちゃん、とてもキュートですよね。
ペットドアを付けることによって得られるメリットはもちろんかわいいだけではありません。
- ドアをガリガリされない
- ドアの開け閉めを手伝わなくて済む
- ドアを開けっぱなしにしなくて済む
扉は自分で開けられるという猫ちゃんもいるとは思いますが、閉めるところまで出来る猫はそういないと思います。
また、勢いで開けたドアのぶ付近に傷がつかないとも限りません。
~ドアが傷になりやすい「ガリガリをする理由」実例~ ①友人宅の猫は年をとりジャンプ力も鈍くなり、自力では扉を開けられなくなって、開けてほしい時に必ずドアをカリカリするそうです。 気付いてあげられなかったらドアに傷がつくほどガリガリされる場合もあるようです…。 |
そして、いちいちドアの開け閉めを手伝いにいくのは大変ですよね。。
【猫のトイレをリビング以外に設置している?!】
ニオイ防止のためリビング以外に設置している方も多いかと思います。
カリカリに気付かなければトイレを我慢させることになってしまうことになりますよね。
「トイレの我慢は危険!!」
膀胱炎や結石、尿毒症など猫の命にかかわる病気を引き起こしてしまう可能性があるので怖いですよね。
だからと言って開けっ放しにしておくと、冬は冷気が入ってきますし夏は冷房の冷気が逃げてしまいます。
光熱費が高くつくことになってしまうので避けたいところです。
しかしこれらの悩みはペットドアを付けるだけですべて解決されます!
それなら付けない訳にはいかないですよね。
ペットドアはどうやって取り付けるの?
ペットドアを付ける方法は3つあります。
- ドアをまるごと取り換える
- 業者に頼み部分的に後付けする
- DIYで部分的に後付けする
「ドアをまるごと取り換える場合」
費用:種類にもよりますが8万円弱ほどです。
他に2つの方法と比べると費用はかなりかかりますが、仕上がりは確実に1番いいです。
「業者に頼み部分的に後付けする場合」
費用:ペットドア単体の価格(1000円~)+工事費1万円~3万円ほどです。
まるごと交換より大分費用は抑えられます。
しかし4、5年経つとドアに多少ガタツキがみられることがあるようです。
「DIYで部分的に後付けする場合」
費用はもちろん一番おさえられます。
しかしドアに穴を開ける大仕事なので、かなりDIYに慣れている方でないとおすすめ出来ません。
個人的には、新築建設中の方はドア本体にペットドアがついているものを選び、すでに新築が完成している方は業者に頼んで後付けするのがおすすめです。
せっかくの新築ですから、長い目で見て快適に暮らせる方法を選びたいですね。
新築の家での猫との生活は最初が肝心、傷をつけられてボロボロになる前に対策する必要がありますね。
今の火災保険で本当に大丈夫ですか?
まとめ
念願の新築での生活、子供のようにかわいがっている猫だからといって、家がすぐにボロボロになてしまうのは避けたいもの。
壁やフローリングなどの対策は、入居前に、または入居してすぐにおこなうのがおすすめ。
猫がマーキングをして自分のニオイを付ける前に対処するといいですよ。
私の知人のように対処が遅くなってしまい、ボロボロの柱がむき出しなんて事は避けたいですね。
しっかりと対策をして猫も飼い主も楽しく安全に暮らしていきましょう。
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