念願のマイホーム
物が無い室内に入って、あなたはまず何をイメージしますか?
ここは寝室、ここは子供部屋、こっちは書斎で、家具はどこに置いて…
考えていたらキリがないほどイメージは膨らむものです。
さらに、その空間で生活する自分や家族を想像することでしょう。
窓から差し込む暖かい日差し、吹き抜ける優しい風
そしてその時ふと気づくのです。
「カーテンが欲しい!」
そう!新築を建てたらまずはカーテン選びです!
特にリビングカーテンは重要です。
リビングは家族で過ごす時間が最も多く、時にはお客様を招いたりする、いわば、その家の象徴です。
この記事を読んで、妥協しないリビングカーテン選びをしませんか!
目次
新築リビングカーテンの選び方は?
カーテンには様々な種類があります。
その中から、どうやって自分に合ったカーテンを選べば良いのでしょうか。
まずカーテン選びには大きく3つのポイントがあります。
カーテン選びのポイント
- スタイル
- 機能
- 用途
自分に合ったカーテンを選ぶには、まずカーテンにどんなスタイルや機能があるのかを知ること、そのうえで自分がカーテンに求めるものは何か、を明確にすることが大切です。
それによって、スタイル重視で選ぶのか、それとも機能重視で選ぶのかがはっきり見えてきます。
また、好みのカーテンスタイルがあったとしても、窓の用途によっては適さない場合もあるので注意が必要です。
もう一つ大切なことは、イメージを膨らませることです。
カーテンは住み始める前、つまり何も家具が無い状態でイメージして購入しなければなりません。
リビングカーテンは家のメインであるリビングの印象を左右し、家の個性ともいえます。
家具をどう配置するのか、そこで家族がどのように生活するのかイメージを膨らませることが重要です!
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カーテンにはどんなスタイルがあるの?メリットデメリットは?
カーテンのデザインは主に次の6つに分けられます。
- ドレープカーテン・レースカーテン
- シェードカーテン
- ロールスクリーン
- ブラインドカーテン
- 暖簾・カフェカーテン
それぞれ特徴や素材が異なります。
リビングの窓は大きくとられているため、カーテンが占める割合も大きくなります。
カーテンデザインはリビングのインテリアを決めるといっても過言ではありません。
オーソドックスなドレープカーテン・レースカーテン
カーテンと言えばこの形を思い浮かべる人が多いですよね。
一般的に一番よく見られるカーテンです。
【特徴】
- 横に開閉する布地のカーテン
- 生地の種類が豊富で、規制品でも豊富な色・柄・サイズ・素材から選ぶことができる
- オーダーメイドも可能で、バリエーションは無限にある
ドレープカーテンは厚手の生地、レースカーテンは薄手で風や光を通しやすい生地です。
ドレープカーテンのメインの役割は光を遮ることで、光の透過率、遮熱率は生地によって異なります。
ただし最近は窓のバリエーションも様々で、高い位置につけられた横長窓や小窓、すりガラスの窓等はカーテンを2枚重ねないケースも多いです。
- 価格帯が比較的リーズナブル
- 取り外しが簡単なので洗濯をしやすい
- 開閉に手間がかからない
手軽に買えるので、季節ごとや気分によって簡単にガラッとイメージを変えることが出来ます。
布を寄せるだけで開閉ができるので、頻繁に開け閉めする場合にも便利ですね。
リビングにベランダやバルコニーの出入り口がある場合は、最適です。
- 見た目が普通
- すぐ横に家具を配置すると、邪魔になる
開けたときに左右どちらか、もしくは両方に布を束ねる形になるので、見た目はスマートさに欠けます。
また、束ねるスペースが必要なので、すぐ横に家具を配置するのは難しいでしょう。
~職場の後輩のケース~ 職場の後輩が最近家を建てました。 【失敗】 【原因】 建具の色と合わせたり、こだわって購入した家具だったので、カーテンもきちんと考えて選べば良かった、と後悔していましたね。 |
図面上の寸法だけでなく、実際に生活している場面をイメージしてカーテン選びをしたいですね!
おしゃれ度NO1!シェードカーテン
ブラインドとカーテンを組み合わせたようなタイプです。
上下に開閉するタイプのカーテンです。
【特徴】
- ロールスクリーンのように、上下に開閉する
- 通常のカーテンと同じ生地が使える
- 見た目がすっきりする
生地自体は、通常のカーテンと同じものを使用できます。
例えば別窓のドレープカーテンと同じ生地でオーダーメイドし、部屋全体の統一感を出すことも可能です。
形状によっていくつか種類はありますが、代表的なものは3つあります。
- プレーンシェード
折り目の無い生地を平行にたたみ上げていくので、自然なたわみが柔らかい雰囲気を出します。
長袖のシャツの袖を、そのまま上にたくし上げるイメージです。
- シャープシェード
生地の裏にワイヤーが入っており、上げるときに生地をしっかりと折りたたみながら上げるので、窓枠上部のスッキリ感は1番です。
- バルーンシェード
生地を平行に上げるのではなく、等間隔の点で上げていくのでカーテン下部に丸みができ、波状のシルエットになります。
- とにかくおしゃれ
- 開けたとき、窓が広く見える
- 窓枠のすぐ隣に家具を配置できる
カーテンを開いたときに上部に収まるので窓全体が広く感じられ、また窓枠の左右を気にしないで家具を配置できます。
そして、なんと言ってもおしゃれです。
- 既製品のバリエーションが少ない
- 開閉にはいちいち上げ下ろしが必要
- 取り外しが大変
既製品のサイズには限りがあるので、あまり横幅の広い窓には適しません。
出入りするときも、いちいち上げたり下ろしたりしなくてはいけないので、頻繁に出入りするベランダやバルコニーの窓には適しません。
取り外しも大変なので、お手入れがしづらいのが難点です。
見た目スッキリ!ロールスクリーン
お店だとこのタイプを使っているところがおおいですね。
「ロール」という名前から分かるようにように、本体に生地を巻き上げたり戻したりして開閉します。
【特徴】
- 上下に開閉する
- 見た目スッキリ
最大の特徴は、見た目のスッキリ感です。
シェードカーテンの様に、たわませたり、折り畳んだりしないので、伸ばした時の平面感がシャープな印象を与えてくれます。
- 遮光性が高い
- 使用用途が豊富
- お手入れが簡単
窓の目隠し以外にもプロジェクターのスクリーンとして、また、部屋の間仕切りとしても使えます。
お手入れも、伸ばして拭けばいいので比較的楽です。
- 色、柄の選択肢が少ない
- 開閉にはいちいち上げ下ろしが必要
色、柄の選択肢が少ないのが残念です。
また、シェードカーテンと同じように、頻繁に出入りするような窓には向いていません。
高級感漂うブラインドカーテン
思わず触りたくなるのは何故なのでしょうか。
ルーバーという薄い板が何枚も並行に並んでいるカーテンです、
【特徴】
- ルーバーの角度を調整して採光する
- 素材の種類が多い
ルーバーの角度を調整することによってそれ自体を開閉しなくても採光の加減をすることが出来ます。
ルーバーの素材は、アルミ・プラスチック・木材・布等、様々なもので作られています。
開閉方法は以下の2種類あります。
- ヨコ型ブラインド
ルーバーが水平に並んでいるので、上下に開閉します。
- タテ型(バーチカル)ブラインド
ルーバーが縦に並んでいるので、ドレープカーテンの様に左右に開閉します。
開けた時、ルーバーがきれいに重なるので、ドレープカーテンよりもスッキリと収まります。
- 開け閉めしなくても採光が調整できる
- 高級感漂う見た目
- タテ型ブラインドであれば、そのまま出入りも可能
いちいちカーテンを開けなくても、ルーバーの角度調整だけで採光の調整が出来るのはとても便利です。
そしてこのカーテンもとにかくおしゃれ。部屋全体が洗練され、高級感が漂います。
- 掃除が大変
- 価格が高い
- 遮光性、遮熱性は低い
ヨコ型のタイプは、ルーバーに埃がたまりやすいので頻繁に掃除が必要です。
また、掃除の際は一本ずつ拭く必要があるので大変ですね。
また、どうしても窓戸の隙間やルーバー同士の隙間が出来てしまうので、遮光・遮熱効果は多少落ちます。
気軽にイメチェン!暖簾・カフェカーテン
トイレやキッチンの窓によく使われていますね。
ちょっとした目隠しによく見かけるコンパクトなカーテンです。
【特徴】
- 自分で設置できる
- 目隠しや間仕切りに最適
- どんな生地でも使える
設置が容易で、生地もサイズさえ合わせれば何でも使えますので、気軽にイメチェンがはかれます。
- 安価かつ容易に設置できる
- 材料の入手も簡単
100円ショップなどのツッパリ棒と、気に入った生地さえあれば自分ですぐに設置できます。
イメージが違えばすぐ外すことも可能ですね。
- 柄物を使うと雑多な印象になりがち
- 耐久性が低い
面積が小さいので、つい派手な柄やアクセントカラーを選んでしまいますが、雑多な印象になりがちなので注意が必要です。
また、100均などで安価に材料をそろえると、すぐに落ちてきたり壊れたりする可能性もあります。
カーテンにはどんな機能があるの?
カーテンが持つ機能は大きく5つあります。
- 遮光
- 遮熱
- 遮音
- ミラー効果
- 防炎
それぞれどんなときにおすすめなのか、順番に見ていきましょう!
【遮光】 外からの光を遮り、中の光が漏れにくくします。 「こんなときにおすすめ」
遮光には等級があります。
当然遮光等級が上がれば価格も上がってしまうのですが、夜の光は案外気になるもの |
【遮熱】 外気を遮り、部屋の空気を外へ逃がしにくくします。 「こんなときにおすすめ」
夏の冷房効果をアップするので、カーテンで節電できるといっても過言ではありません! |
【遮音】 室内の音が漏れにくく、また、外の騒音が聞こえにくくなります。 「こんなときにおすすめ」
赤ちゃんがいて泣き声が気になるご家庭も安心かもしれませんね! |
【ミラー効果】 外から室内の様子を見えにくくする機能で、プライバシー保護に役立ちます。 「こんなときにおすすめ」
くつろぐ空間であるはずのリビングで人目を気にするのはとてもストレスです。リビングのミラー効果も重視したいですね。 また、ミラーカーテンには紫外線カット効果もあります。 |
その他にも最近はこんなカーテンもでてきています。
・消臭効果・防汚効果のあるもの
・家庭で洗濯できるウォッシャブル加工や長く使える形状記憶加工を施
自分がどの機能を重視するのかを考えて、希望にあった機能を持つカーテンを選びたいですね。
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窓の種類によって決まるカーテンのスタイル
こだわりがない場合はそれを優先しましょう。
それなら、せめて色や素材は楽しみたいです!
存在感のある「掃き出し窓」
下枠と床面が同じ高さにある大型の窓で、ゴミを掃き出せることから「掃き出し窓」と呼ばれています。
リビングにある一番大きな窓はたいてい掃き出し窓ですね。
ベランダやバルコニー、庭等に出入りする窓なので、頻繁にカーテンを開け閉めすることが想定されます。
条件
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頻繁に開け閉めするので、開閉が楽なカーテンであることが条件です。
最適なカーテンスタイル
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レースカーテンと組み合わせて日中は光を取り入れて、夜は遮光・遮熱・防音効果のある生地を選ぶと良いですね。
逆に、開け閉めが面倒なロールスクリーンや、価格が高くなるシェードカーテンは大きな掃き出し窓には不向きと言えます。
カーテン選び失敗例① ~掃き出し窓のカーテン選び失敗!あるある~ 新築でカーテン選びをするとき、絶対におしゃれなロールスクリーンが良い!!という方が少なからずいます。 インスタグラム等で素敵なおうちを発信されている方に、リビングにロールスクリーンを採用している方が多いのだとか。 シンプルでおしゃれ、明るい雰囲気…確かに理想ですね。
しかし、実際にロールスクリーンを購入した方の声を聞くと、あまり成功する方はいないようです。 「開け閉めが面倒くさい」 「半分だけ開けて出入りしちゃう」 「高価な割に、機能としては普通のカーテンの方が良かったかも」
カーテン選びは見た目のおしゃれさをついつい優先しがちですが、実際自分が生活して使うシーンを想像してから購入してくださいね。 |
見た目だけでなく、カーテンを設置する窓がどんな用途で使われるのかをしっかり確認しておきたいですね。
出窓などの「腰高窓」
その名の通り、下枠が床面から1メートルほど、腰の高さほどの窓です。
腰高窓のサイズのカーテンやブラインド等は既製品でも多く揃っており、比較的リーズナブルに揃えられます。
条件
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腰高窓は、部屋の中で掃き出し窓の次に大きい窓です。
部屋全体のコーディネートを考えて、掃き出し窓や周囲の家具と合うカーテンを選びましょう。
最適なカーテンスタイル
|
掃き出し窓と同じ生地を選ぶと、部屋に統一感がでます。
「もし異なる生地を使うのであれば」
アルミや木の素材のブラインドカーテンでアクセントにしたり
装飾性の高いドレープカーテンを使用したり
インテリアを意識してカーテンを選んでみてください。
また、腰高窓は下や左右にスペースが出来るので家具を配置することも多いです。
その場合はカーテンが家具と干渉しないか、家具とコーディネートできているかを考えてみて下さい。
カーテン選び失敗例② ~腰高窓のカーテン選び失敗!あるある~ カーテンってけっこう価格が高いですよね。 せめて腰高窓はおしゃれにしたい!と、掃き出し窓と同じ生地でシェードカーテンをオーダーしました。 ところが、実際に生活してみると窓のすぐ下に置いた大きなチェストが邪魔で、背伸びしてシェードの紐を操作しなければなりません。 チェストはリビング収納として重宝しているので、動かすわけにはいかず。 面倒くさくて、カーテンを開けない日もしばしば… |
窓の付近に置く家具の大きさ・幅をきちんと把握していなかったために起こった事例ですね。
腰高窓の場合は、窓だけでなく、周囲に置く予定の家具まで意識してカーテンを選びましょう。
窓以外の場所
カーテンをつけるのは窓だけではありません。
例えばリビングとキッチンとの間仕切りや、収納の目隠しにもカーテンは便利です。
条件
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ちょっとした目隠しに使うので、気軽に設置できることが条件です。
最適なカーテン
|
間仕切りや目隠しの場合は暖簾やカフェカーテンなどで簡単に済ませた方が、カジュアルでオシャレに見えることもあります。
この場合、100円ショップなどのつっぱり棒を利用してお気に入りの生地を通すだけでいいので、非常に手軽にお部屋の印象を変えることが出来ます。
最近はリビング階段が人気ですが、階段に冷気や暖気を逃がさないようにするのにも、暖簾は大いに役立ちます。
カーテンの取り付け方にも種類がある?
これですぐにカーテンがつけられますね!
カーテンは取り付け方にも種類があるんだよ。最後にこれを知っていればばっちりだ!
【ドレープカーテンの取り付け】
窓枠の上に専用のレールを取り付けます。
カーテンにも専用のフックを取り付け、レールに付いているランナーにフックを一本ずつかけていきます。
取り付けるカーテンレールには「シングル」「ダブル」の2つがあり、カーテンを二重に使用する場合には「ダブル」、一枚だけで使用する場合には「シングル」を使います。
【シェード・ロールスクリーン・ブラインドの取り付け】
それぞれ使うパーツは違いますが、取り付け方法は以下の3通りに大別されます。
- 正面付け
窓枠の上に垂直に専用ブラケットを取り付けます。
窓枠全体を覆えるので、隙間が出来ず、風や光を通しにくい取り付け方法です。
- 天井付け
窓枠の内側の上面に専用ブラケットを取り付けます。
窓枠の内側にカーテンがすべて収まるので部屋を広く使えます。
- カーテンレール利用
すでにカーテンレールが付いている場合や、今後カーテンレールを使用するかもしれない場合は、カーテンレールに専用ブラケットを取り付けることが出来ます。
将来カーテンの種類を変えやすく、また無駄に穴を開けなくてよいのもいいですね。
どのカーテンを選ぶにしても取り付ける際には、基本的に「穴あけ作業(ビス止めの為)」が必要になります。
新築に自分で穴を開けるのは抵抗がありますよね。
穴を開ける位置や下地の有無等確認しながら作業する必要があるので、慣れない方はプロに取り付けてもらうことをおすすめします!
今の火災保険で本当に大丈夫ですか?
まとめ
リビングのカーテン選びは、防犯の観点からも心地よい生活空間の保全の為にも、新築を建てたら真っ先に手を付けるポイントですね。
重要なのはカーテンにどのようなスタイル、機能があるかを知り、自分がカーテンに何を求めているかをしっかりと考えることです。
そして、リビングで生活する自分や家族の様子をイメージしてみてください。
リビングは家族が長い時間過ごす、家の象徴ともいえる場所です。
その場所をどんな雰囲気にするか、リビングの個性は、カーテンが重要なカギをにぎっています。
ぜひあなたに合った素敵なリビングカーテン選びをしてください!
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