皆さんは、新居にお引越しをするとしたら、どのように照明選びをするでしょうか?
「部屋のインテリアに合わせておしゃれにしたい!」
「勉強や仕事に集中できるようにしたい!」
「できるだけ電気代を節約したい!」
様々な方がいらっしゃると思います。
人間は目から入る情報が9割と言われていますから、部屋の明るさや雰囲気はとても大切になってきます。
照明は家具ほど高くないものがほとんどですが、一度買うとなかなか買い替えないですから、選ぶ時の視点は大切にしたいですよね。
そこで、私が研究したとっておきの照明選びのポイントとコツを紹介します!
「照明で失敗した!」という友人の失敗談から、照明の種類や特徴、シーン別おススメ照明をご提案します。
照明一つで、お部屋の雰囲気はガラッと変わりますよ!
目次
新築照明選びポイント①照明と住みやすさってどんな関係あるの?
ずっと楽しみにしていた新築マンション入居の日。
いろいろ見て回ったし、希望は取り入れたから絶対に心地いい家になったはず!
新しい生活を活き活きとスタートしようとしたところだったのに…。
住んでみたら、『何かが違う…』『何か違和感がある』そんな風に感じている方が案外いるそうです。
そんなのって悲しいですよね。しかもその違和感が何なのか分からないと、その状態が長引いてしまうことになってしまいます。
そんな例があり、その原因が実は「照明」にあるのではないかということで、「照明と人体影響について」色んな研究がされているようです。
ブルーライトなどが目や脳によくないということは、私たちも周知しています。ということは他の照明が影響がないとは言い切れないということになりますよね。
~新築マンションに引っ越し~
気になっていたお洒落な照明器具も新調して幸せいっぱい!な入居初日。
でも部屋に入ってすぐ、なにか違和感を感じました。
「あれ?なんかこの部屋暗いな‥」や「インテリアショップで見ていた時となんか違うな…」と感じたそうです。
そうはいってもせっかく新調した照明だし、慣れるだろうとしばらくは使っていました。
でも、今までとは明らかに違うことが起こり始めました。
・リラックスしたい時に仕事のことを考えてしまったり…
・仕事に集中したい時にやる気がでなかったり…
せっかく新居に引越をして心機一転頑張ろうと思っていたのに、何故かうまくいかないということが続いたそうです。
【なぜだろうと考えた結果】
最初に違和感を覚えた、照明を変えてみたところ、症状が改善されたそうです。
照明をどんなものを選ぶかによって、集中力や気分に影響があるということを、この時初めて知りました。
見やすさだけではない、情緒にかかわってくるほど影響があるのですから、侮れないです。
こんなことがあって、照明と住みやすさには大きく関係がある!と分かったので、照明について書く必要があると思ったわけです。
では、それぞれの特徴をみていってみましょう。
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新築照明選びポイント②間接照明と直接照明って?
照明は大きく分けて「間接照明」と「直接照明」の2つに分類することができます。
何となく、この二つの言葉は耳にしている事あるかと思いますが、一度しっかりとおさらいしておきますね!
間接照明の特徴は?
【間接照明とは】
光源からの光を天井や壁、インテリアなどに当て、そこから反射した光を用いる照明のことを言います。
天井や壁を照らした反射で部屋全体を明るくするため、やわらかい印象になります。
直接照明よりは少し暗いですが、直接人に光が当たらないので、リラックス効果があります。
寝室やリビングでくつろぎたいときは間接照明を使用するといいですね。
私は、リビングで映画を見るときやリラックスしたいときは、間接照明をいくつかつけて過ごしています。
「仕事で疲れて帰ってきたあとや気分が優れないとき」
間接照明に照らされたやわらかく包み込まれるような空間にいると疲れが取れて、ポジティブな気持ちになります。
間接照明ってどんなのがあるの?
種類によって、光の効果が変わってきます。
文字だけではイメージしにくいと思いますので、商品リンクとともにご紹介します。
シャンデリア 天井から吊り下げられるタイプの照明 |
光源と装飾が多く、複雑な光を照らすためカットされたガラスがよく使われています。
シャンデリアがあるとお部屋が一気にゴージャスになりますよね!
サイズも大きなものから小さなものまで色々あります。
上手に使うととても女性らしいお洒落な部屋ができそうなので、娘さんの部屋とかにいいかもしれませんね!
ブラケットライト 壁面に取り付けるタイプの照明で |
ウォールランプとも言われています。海外のものは少しアンティークなデザインを主張するものが多いです。
日本の住宅などでよく使われるのは、シンプルかつシックな見た目のものが多いです。
スポットライト 一点を明るく照らし出す照明 |
一般的によく見るのは、劇場やライブ会場などでもよく使われているものですね!
壁に光を当てて反射光で部屋を明るくすると室内がとても綺麗に映えます。光のあて具合や、あてる位置などを自分で調整できるのが魅力的ですね。
スタンドライト
机の上や床に立てて使う照明で、机の上に置くタイプをテーブルスタンド、床に置くタイプをフロアスタンドといいます。
いくつかの種類に分けられるので、代表的なものを紹介します。
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シェードとは笠という意味であり、明かりを優しく下方向に分散させるもの。寝室の枕元などに置かれることが多いです。
- トーチ型
アッパーライトとも呼ばれシェード型とは反対に明かりを上方向に照らすもの。
キャンドルのように細長い照明が多く、スポットライトが付属しているものもあります。
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光源が直接見えないように、曇りガラスやプラスチック、紙などの様々な素材のもので覆われているもの。
素材ごとに明かりの印象や部屋の雰囲気はガラッと変わります。
直接照明の特徴は?
直接照明とは、天井から人や床に向かって直接当てる光のことです。
いつも自分の頭の上から光が降り注ぐので、昼間の太陽と似ています。
太陽の光は私たちを無意識に活動的なモードにさせる効果があるので、直接照明に照らされると無意識の中で自分自身に「働け、働け」と命令し、活動的にさせているのです。
仕事や勉強する時には直接照明が適していますね。
直接照明ってどんなのがあるの?
直接照明は必ずみたことがあるものが多いと思います。
シーリングライト 天井に取り付ける照明器具 |
直接照明としては日本では一番普及しているものですね。
メイン照明として部屋全体を均一に明るく照らすことができ、天井から吊るさないタイプなので、圧迫感もありません。
デザインはシンプルなもの以外は、モダンタイプなものなどがあります。
ダウンライト |
空間をスッキリと見せたり、ディスプレイなどの補助照明としても使われます。
最近はシーリングライトではなく、ダウンライトが設置されている住宅も増えています。
【マンションの場合】
ダウンライトは標準でなく、オプションになってしまうことが多いようです。
ただ、マンションだと天井高が戸建てより低いこともあると思うので、少しでもすっきりさせたいという希望もあると思います。
内覧に行った時に自分がどう感じるか、チェックポイントの一つにしておくといいのではないでしょうか。
ペンダントライト ペンダントのように吊り下げるタイプの照明 |
カウンターやダイニングなどの空間アクセントとして演出と機能性も備わっています。
デザインや用途も豊富です。
木製フレームやガラスで覆われているもの、レトロな電球型なものなど様々な種類がありまる!
調光ができるものもたくさんあるので照明選びも楽しいですよ。
【マンションの場合】
ダイニングの場所として想定されている場所に照明用の天井部品が付いていることが多いかと思います。
大きなダイニングテーブルの場合など、一台の照明では足りないときがありますよね。複数台のペンダントライトを使用したい場合には、ダクトレールという部品を使うと取り付けられます。
一台用の天井部品で複数設置の選択肢が広がると、均等に明るさが確保できて、素敵なダイニングを演出できますね。
直接照明と間接照明を併用する
直接照明と間接照明と二つに切り離してご紹介しましたが、リビングなどいろいろな作業をする場所では、どちらもあると便利です。
意識して使い分けることをおススメしますよ!
「意識して直接照明を使う時」
個人的には、間接照明のやわらかな光の空間にいるのが好きなのですが、間接照明の中で仕事をしようとすると眠くなってしまいあまり捗りません…。
そんなときは、直接照明に切り替えて気合を入れてちゃちゃっと終わらせてしまいます!
「意識して間接照明を使う時」
逆に、リラックスしたい時に直接照明の付いた部屋にいると
無意識に仕事のことや「あれやらなきゃ」「これまだやってない、、」と考えてしまい、なかなか頭が休まりません。
やらなければいけないことを考えながらリラックスするのは難しい…
だから、リラックスするときは思い切って間接照明に切り変えて存分にリラックスするようにしています。
更にシーン別にしてみていってみましょう。
新築照明選びポイント③シーン別!照明で切り替え!
上述で触れたように、照明を意識して使えるようになると、自分のスイッチのオン・オフもしやすくなるかもしれません。
【化粧やヘアセット・服選びをしたいとき】
- 昼白色のスポットライト
- スタンドライト
女性の皆さん、お化粧をして「よし、バッチリ!」と思って外出したのに出先でチェックした時に「あれっ?チーク濃すぎた!」なんてことありませんか?
電球光のついたお部屋で化粧をすると暖色系の色がはっきり見えず塗りすぎになってしまうことが多いんです!
服をコーディネートするときも昼白色や昼光色のような白系の電気のついたお部屋でコーディネートしましょう。
【仕事や勉強に集中したいとき】
- シーリングライト
- テーブルスタンド
- スポットライトタイプ
光の色は、昼白色か昼光色がいいですね。
仕事や勉強に集中したいときに部屋全体を明るくするのはもちろんですが、手元を明るくすることで集中力がアップするという研究結果もでています。
【ゆっくりとくつろいで映画鑑賞をしたいとき】
- 電球色のスポットライト
- トーチ型のスタンドライト
- ブラケットライト
暗すぎると目に悪いので、間接照明をいくつかつけると良いです。
テレビと壁の間に隙間があればスポットライトを置いて壁を照らして反射させるとおしゃれなホームシアターに様変わりです♪
発熱する照明はあぶないので狭い場所には絶対に置かないでください!!
カーテンなどの布物に近すぎるところに置く不注意もありますので、気を付けましょう。
【部屋の掃除をしたいとき】
- 昼光色のシーリングライト
- ダウンライト
部屋の掃除はだらだらとするより、集中してパパッとやってしまった方が楽ですよね。
私はすぐに休みたくなってしまうので、とにかくやることを決めて終わらせてしまいます!
そして、もちろん部屋は最大限に明るくします!!日中なら太陽の光もとってもよい照明になりますよ。
【お家でディナーを楽しみたいとき】
- 電球色のペンダントライト
- シャンデリア
ペンダントライトは先ほども書いたように様々なデザインのものがあるので、どんなダイニングにしたいかに合わせてコーディネートしてみると良いでしょう。
シャンデリアはなんと言っても高級感が出るので、疲れて帰ってきたあとは高級感あふれるダイニングで食事をするのは憧れです。
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電球の種類も気にした方がいいの?
ここまでは照明の種類について紹介をしてきましたが、照明につける「電球」も大事なポイントです。
「電球」とひとことで言っても、オレンジ色っぽい電球や青白い色の電球など色にも種類があるんです。
電球の色は5つのカテゴリーに分けることができます。
(※メーカーによっては異なる場合もあります。)
- 電球色
- 温白色
- 白色
- 昼白色
- 昼光色
この5種類のうち一般的に販売されているのは、「電球色」「昼白色」「昼光色」の3種類です。
今回は、この一般的に販売されている3種類の照明の色について、ご紹介します。
また上述ではシーン別でおすすめなライトの種類をご紹介しましたが、こちらでは部屋別でどんな電球が合っているかを一緒に紹介していきますね。
【電球色】
「電球色」は暖色系のオレンジっぽく温かみのある光の色のことを指します。
目も疲れにくく、リラックスしたい時に最適です。落ち着いた雰囲気になり、料理を美味しく見せる色とも言われています。
- リビング
- 寝室
- 和室
- トイレ
- お風呂
- 廊下、階段
そこまで、明るさを必要としない場所やリラックスしたい場所などには電球色が落ち着くかもしれませんね。
【昼白色】
昼白色とは太陽の明るさに最も近い自然の光の色です。
昼白色の照明のある部屋にいると活動的になりますが、自然の光の色なのでどんな部屋にもマッチします。
また、外の光に近い色ですから、選んだ服やお化粧が外にでて、「なんか違う!」という失敗もありません。
- 服を選ぶ部屋
- 化粧部屋
- 脱衣所
- リビング
- 長時間滞在する部屋
我が家は、出かける前の最終チェックを玄関でするので、玄関にもこの電球を使っていますよ!
【昼光色】
昼光色の色は他の色に比べて、白っぽく青みがかった光の色です。
青みがかった光の色は、脳を覚醒させる効果があると言われているので、集中力を高めるのに最適です。
また、すっきりとした青みがかった光は細かい部分がよく見えます。
- オフィス・書斎
- 勉強部屋・子供部屋
- 作業部屋
- デスク
- クローゼット
ダイニングや玄関におすすめ!
余計なリモコンが必要なく、用途によって色を変えられる商品もあります。
文字を読むときの明るさと食事を食べるときに最適な明るさ、それぞれで切り替えが可能です。
小さいお子さんのいる家庭では、家族みんなの目の届くダイニングで過ごすことが多いですよね。
そんなご家庭には特におすすめだと思います。
値段は少し高いですが、これを実現するためにスイッチや配線を増やすことを考えたら、お買い得なのかなと思います。
そして、これは玄関にもおすすめ!
出かける前の最終チェックを玄関でするときは明るく、普段付けて置くときは普通の明るさでと切り替えられるので、かなり便利ですよ。
部屋ごとに照明と電球の組み合わせを考えていくと、作りたい部屋に近づけることができ、快適に過ごすことができますね!
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まとめ
照明選びで大切なのは、「照明の種類」と「電球の色」です。
間接照明にするか、直接照明にするか。
種類はどうするか、電球色はどうするか。
その大まかな枠を決めてから、どのデザインにするかを決めると、「こんなはずじゃなかった」になりにくいのではないかと思います。
友人の話からも分かるように、たかが照明、されど照明です!!
あなたはこの部屋を「一番リラックスできる場所」にしたいですか?
それとも「一番集中できる場所」ですか?
「おしゃれにインスタ映えする場所」もいいですね。
この記事が、みなさんの作りたい部屋を彩る照明選びの参考になれば幸いです。
新居にお引越しされた方もこれからのお引越しする予定の方も、お引越しの予定がない方も!
一度、家具屋さんや電気屋さんで照明を見てみてはいかがですか?
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それかなり、損しています。
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