新しい家に関する様々な準備や業者さんとの打ち合わせ等で、お父さんお母さんはお忙しい時期をお過ごしかと思います。
しかし、時間は待ってくれず着々と物事は進んでいきますよね。
そんな状況でも、今後一生涯に渡って付き合っていく家の事は細部まで考えなければなりません。
今まで当たり前のように使ってきた、パソコンや携帯、スマホなどの通信機器ですが、引っ越しをした後も快適に使える環境を整えるために
家の間取りや部屋数、どこで何台パソコンを使うのか?など、昨今の通信業界の進歩から将来的に考えていくと結局全ての部屋に使う可能性が出てくることも踏まえて考えていかないと思うと大変ですよね。
ここでしっかり考えることで今後の暮らしが変わってくるのでこの記事を参考にしてもらえたらなと思います。
目次
ネット環境について考えよう!
お家の間取りと同じぐらいに大事になってくるのがコンセントの位置です。
なぜならば、インターネットやテレビを繋ぐうえでコンセントの位置が悪いと家具を置く場所にも影響が出てしまうからです。
これを疎かにしてしまうと、後々ここにも欲しかった!なんてこともあるかもしれません。
ですから、しっかり確認することをおすすめします!
「注文住宅であれば?」
どの様にネット接続が出来るのかを確認し
必要な場所へ増設依頼をする事が出来ます。
- 各部屋に何個コンセントがあるのか
- 光回線などのモジュラージャックが付いているのか
「建売住宅の場合は?」
購入契約前にまず各部屋に必要とする個数があればモジュラージャックのカバーを開いて配線が繋がっているかも確認しておきましょう。
- コンセントの位置の確認
- 各部屋のモジュラージャックの設置状況を確認
「もし必要な設置個数に不安を感じた場合は?」
ハウスメーカー担当者に立会ってもらい、増設施工の可能性の有無などを相談して対応してもらえるのかを聞いてみましょう。
レアケースですが、価格帯を下げて販売されているモデルハウス等は初めから家具家電付きとお得感が多いです。
だからこそ尚更注意して見るべきです。
家電とWi-Fiとの関係とは?
現在、Wi-Fiは多くのもので使われるようになりましたね。
身近なところだとスマートフォンやパソコンなどだけではなく家電にまでWi-Fiは使われています。
- 空気清浄機
- お掃除ロボット
- シーリングライト内蔵プロジェクター
- プリンター
- エアコン
- ルンバ
私たちの生活はスマート化により今後一層全自動化が進み、ますます通信機器の需要は高まるばかりです。
ネットの通信環境を繋げるのは無線か有線かを選びますが、理想はどちらも使える様にしておいた方が良いでしょう。
- 無線ならWi-Fi
- 有線ならLANケーブル
~私の妻の話~ 私も妻もテレビを見ることが好きです。 そのため、古くなったテレビをこの際新しくしようということになり、テレビを買い替えました。
前のテレビより、大きいテレビに妻は喜びましたが、家事をしながらテレビを見る際、音が全然聞こえないから音を大きくしてほしいと言うようになりました。 でもテレビの近くで見ている私にとって、音を大きくすると、うるさすぎました。 そんな時にテレビ専用のワイヤレススピーカーがあることを知り、さっそく使ってみると、 私はテレビの前でいつも通り普通の音量で、妻はキッチンでテレビ用ワイヤレススピーカーを使って、同じテレビを楽しむことができるようになりました。 |
テレビ専用のワイヤレススピーカーとは、送信機と受信機がセットになっています。
テレビ用ワイヤレススピーカーを使うためには、まず送信機をテレビに接続する必要があります。
「準備が整えば」
テレビの音声が→テレビに接続された送信機を通り→スピーカー付属の受信機に無線で伝送→スピーカーから音が出ます。
無線の伝送方式には、Bluetoothが多く使われています。
このため、多くのテレビ用ワイヤレススピーカーには、同じBluetoothに対応している機器から音声を送ることも可能です。
Bluetooth対応のスマートフォンに入っている音楽をスピーカーから流すといった使い方も、最近とても人気がありますね。
有線と無線について考えよう
個人で使用するパソコンや、業務使用で使うパソコンも自宅でネットに繋げるには有線か無線のどちらかしかありません。
LANケーブルのメリット
- 無線よりもセキュリティ面は優れている
- 無線よりも速度が早く、安定している
- 設定が簡単(直繋ぎ)
LANケーブルのデメリット
- 配線がごちゃごちゃになる
- 機器が増えるとハブが必要になる
- 機器の移動が面倒くさくなる
- LANケーブルを家中に張り巡らせなければならない
しかし、デメリットであるLANケーブル配線も空配管があれば配線も楽に行うことができるため、有線LANへの切り替えに戸惑うことはありません。
Wi-Fiのメリット
- 通信範囲ならばどこにいてもネットに繋がる
- 光回線を用いている場合、速度が速い
- スマートフォンで接続すれば、通信料の節約になる
- プリンターなど、Wi-Fiに対応した複数の機器を接続可能
- パソコン等に接続する場合も、有線ではなくWi-Fiを用いると配線がすっきり
Wi-Fiのデメリット
- 自宅のインターネット回線の月額費用がかかる
- 自宅にインターネット回線が無い場合、契約や工事をする必要がある
- パソコンで使用する場合、有線接続よりも通信が少し遅かったり、不安定な時がある
- 通信に使用できる端末の数が増えれば制限がかかり通信速度が落ちる
- そのため台数が増えればその分Wi-Fiを高性能にするかルーター自体を増やさなければならない
記憶に新しい事件として、2017年4月他人のWi-Fiに接続(いわゆるタダ乗り)しデータ通信料を他人任せにしていた件があります。
Wi-Fiに関してはセキュリティーの問題がつきものです。
最近では働き方改革で『NO残業デー』を取り入れる企業も増えてきています。しかし、働く時間は減っても仕事量は変わらないなんて事も多いのは現実問題です。
終わらない仕事は自宅に持ち帰って作業する方もいらっしゃるでしょう。
企業秘密が漏れるのは会社にとって大問題となりますので、無線通信のWi-Fiでも本体にセキュリティが掛けられている物がありますのでそちらを使うか、有線LANケーブルの方が安全と言えるでしょう。
不動産やハウスメーカーに勧められた火災保険にそのまま加入していませんか?
空配管てどんなものなの?
みなさんはお家を建てる時、空配管のことまで考えていますか?
空配管…あまり馴染みのない言葉ですね。
知らない方もいるかもしれませんので簡単に説明します。
通した時点ではまだケーブル類は通っておらず、後日LANケーブルやテレビのアンテナケーブルを通すことに利用します。
この空配管をするとしないとでは、後々にする苦労が変わってく場合があるので注意が必要です。
空配管がどんなものなのか簡単にお話ししたいと思います。
空配管には種類がある
空配管のなかでも広く使われているのはCD管とPF管です。
CD管とPF管の大きな違いは「自己消火性」と「耐候性」の違いです。
- CD管は、耐候性が低く、自己消火性もありません。
- PF管は耐候性が高く、自己消火性を有します。
一般には耐候性の違いから、屋外の紫外線が当たるような環境では必ずグレーのPF管を使用します。
屋外にオレンジ色のCD管をしてしまうと10年もたたずにぼろぼろになってしまい配管としての機能がなくなります。
屋内の配管に関してはLANケーブルはもちろん、電気ケーブル、オーディオケーブル等いずれの場合もCD管、PF管のどちらを使っても問題ありません。
CD管に比べてPF管は値段がやや高いため、一般には屋内配管はオレンジ色のPF管で行われるのが一般的です。
自己消火性があるというのは、火を近づければ燃えるけど、火を離せば自然に消えるということです。
簡単に言えば、CD管は一度火がついたら燃え続けるけど、PF管は火がついても周りで他のものが燃えていなければ自然に消えるということになります。
新築はLANケーブルを空配管にまとめよう!
空配管がどんなものか分かっても、本当に必要なのか考えてしまいますよね。
~私の友人の話~ 私の友人は昨年、家を建てました。 インターネットや電話の回線などを考えたとき、電話機やパソコンは1階でしか利用しないつもりで空配管を頼みませんでした。 のちに家が完成し、子どもが小さいうちは良かったのですが、やがて子どもが大きくなり2階でもインターネットを使いたいというようになりました。 ですが、LANケーブルをつなぐ場所がないことに気づき、大変後悔したそうです。 あの時、1階と2階に空配管を頼んでおけば良かったと…。 そうすればあとは、空配管にLANケーブルを通すだけで、簡単に追加配線を行うことができたんですからね。
子どもが小さいからと目先のことしか見ていなかったことを反省していました。 友人宅は見た目のことも考え、結局追加配線をせず、何かあれば1階で作業するようにしたそうです。 |
もちろん、あとから配線することも可能です。
その場合、方法として壁や床をはわせる露出配線もありますが、こちらも手間がかかるうえに見栄えがよくありません。
家を建てる時は、目先のことだけではなく将来を見こして追加配線が必要になりそうな場所には、必ず空配管を通すようにしましょう。
なおもっとも考えられる追加配線として、有線LANの増設があります。
無線LANではなく有線LANを利用するためにDIYで追加配線する方も多いようです。
自分でDIYで追加配線する方法
まず施工に必要な道具と材料を用意しましょう。
- かしめ工具 ラチェットタイプ RJ45コネクタ 約3,000円
- RJ-45コネクタ 約700円
- ぐっとす情報モジュラージャック 約4,000円(約1,300円 x 3個)
- Cat5e準拠LANケーブル 40m 約3,200円
合計:約10,900円
道具
- ビニールテープ
- ビニール紐(ひも)
- 掃除機
そして、これは友人から教わったやり方なのですが紹介したいと思います。
- ビニール紐の先端を広げビニールテープで括ります。(掃除機で吸い込む為なるべく先端は広げる様に)
- 通したい配管に①を先端から入れます。
- 通したい配管の出口から配管を密閉する様に掃除機で吸いましょう。
- 掃除機で吸い込んだ③にケーブルを付けて出口側から引き込みます。
- ケーブルの引き込みは以上です。
あとはケーブルの両端にモジュラージャックを取り付けたら完成です。
なかなか文字だけではイメージが伝わりづらい部分もあるかもしれません。方法は少し違いますが、こちらも参考にされてみてください。
参考ながら、上記の作業を業者さんに依頼すると1施工当たり4万円程が相場のようです。
因みに友人のお宅は新築ではなく中古物件だったので、配線を壁伝いにする露出配線しか選択の余地がありませんでした(笑)
友人宅では猫を飼っているのですが引っ掻き傷やら噛み傷やらで通信状態も最悪みたいです…
今の火災保険で本当に大丈夫ですか?
最後に
ここまで閲覧頂きありがとうございます!
ネット環境を整えるにはしっかりと前もって、確認と事前準備することが重要になってきます。
新築は嬉しさあまりに、家本体や、家具などに目が行きがちです。
ついつい細かいことは疎かにしてしまいますが、後々配線を繋ぐとなると大変ですよね。
ですから、未来のことも考えてあらかじめ、空配管をすることをおすすめします。
そしてこの記事から何かしらでもお役に立てる事があれば幸いです。
また、改めて皆様のお役に立てる記事が書ければと思いつつ、今回はここまでとさせていただきます。
ぜひ次回も新たな記事でお会いできるのを楽しみにしております。
皆様のマイホームに幸あれ!
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