誰しもが、一度は憧れるマイホーム。
インテリアや電気のスイッチ、コンセントなど、すべて思いどおりの理想的なマイホームにしたいと思う方が多いのではないでしょうか?
満足できる部屋づくりに必要不可欠なものと言えば、壁紙や家具などの配色です。
色の組み合わせ次第で住みやすい空間か、住みにくい空間が決まるので配色は最も重要なポイントになりますよね。
色の組み合わせを知らないまま、内装のカラーコーディネートを決めるのは、とても危険です!
押さえておくべき、内装のカラーコーディネートのポイントをご案内します。
目次
内装を決める時は部屋のイメージを固めよう!
家の内装のカラーコーディネートを決定する前に重要なことが二つあります。
一つ目は、初めに部屋のイメージをしっかり固めることです。
「北欧系がいいなぁ」
「生活感を感じさせない部屋がいいなぁ」
「落ち着く部屋がいいなぁ」
だいたいで良いので、しっかりイメージを持つことが大切です。
お家に住むにあたり、どんな内装があるのか知らないことってたくさんありますよね。
二つ目は、どのようなスタイルやテイストにするかということです。
内装を決めるにあたり、最も重要になってきます。
そして内装だけであげてみてもたくさんあります。
・ナチュラル |
聞いたことがある名前もあれば、初めて聞く名前もあると思います。
スタイルをはっきりさせることが、カラーコディネートにもつながっていくのでしっかり考えてみましょう。
テイストの中でも特に人気なのが、【ナチュラル】と【モダン】ですね。
今回はこの二つをピックアップして紹介していきたいと思います。
たくさんの人に指示される「ナチュラルスタイル」
ナチュラルスタイル、一度は皆さんが耳にしたことある内装だと思います。
安定な人気がありますよね。
ナチュラルスタイルと聞いてみなさんはどんな内装を想像されますか?
木を基調とし、自然なイメージをされる方多いのではないかと思います。
ナチュラルスタイルについて簡単にまとめてみました。
「ナチュラルスタイルとは?」
- 自然をイメージしたスタイルのことを言います。
- 家具や部屋の内装をベージュやブラウン系で統一します。
- 全体的に落ち着いた温かみを感じる内装にします。
- 自然の中に存在する色味を使用しているので、リラックスできる部屋になります。
- シンプルなので飽きがこないのが特徴です。
さらに細かく分けることできることをみなさんはご存じでしたか?
ナチュラルスタイルに仕上げるアドバイス
3つのアドバイスをさせてきただきます。
①床や壁の一部に「木」を使った素材や質感を取り入れる
ナチュラルスタイルに欠かせないのは、「木」です。
木目のある素材や、ベージュやブラウン系の素材を取り入れるようにしましょう。
【テレビ台のボード】
4色展開で部屋にも馴染みやすいと思います。
【食器棚】
こちらも部屋の雰囲気を壊さないで馴染むのではないでしょうか。
どちらもさりげなく色を取り入れているのでおススメです。
②内装は広い面積を占める部分に白を使う
ナチュラルスタイルでは床に「木」を使うのが鉄則といえますが、その他の面積を多くとる壁や天井には「白」を使うようにしましょう。
白は、木の質感との調和がとりやすい色です。広い面積に利用するとおしゃれで自然な空間を作ることができます。
後ほど、白について詳しく説明したいともいます。
③自然の色を取り入れる
木の色や質感に加えて、観葉植物などのグリーンを取り入れましょう。さらにナチュラル感がプラスされますよ。
木の色、白、グリーンの3つの要素は、ナチュラルさを演出するのに欠かせない要素なので、ポイントとして押さえておきましょう。
周りと差をつける「モダンスタイル」
「モダンスタイル」こちらも人気がありますよね。
多くの人が知っているのではないでしょうか?
モダンスタイルに和を取り入れた、和モダンのテイストも人気ですが、今回はそのおおもととなる、モダンスタイルについてまとめてみました。
「モダンスタイルとは」
- 都会的でクールな部屋になります。
- 色は、白や黒、グレーといったモノトーン系で、人工的な色合いが特徴です。
- 指し色でワインレッドなどの深みがある色や、ビビッドカラーを使う場合もあります。
- 生活感を感じさせない、クールでスタイリッシュなイメージがあります。
モダンスタイルに仕上げるアドバイス
こちらもアドバイス3つあります。
①つるっとしたものを組み合わせる
ガラスや金属や、木目を塗りつぶした塗装仕上げのものなどを組み合わせると良いです。
部屋により雰囲気が出るコツ
・テレビやテーブルなどにガラスを使った素材
・モノトーン系の色を使った家具を置く
【テレビ台のボード】
落ち着いた色を使うことで、木目調でも部屋に馴染みます。
【テーブル】
ガラスを使うことと、色をモノトーンに合わせることがモダンスタイルへの一歩です。
②リビングなどの部屋は白色を使う
家具や小物、床に色を合わせていくので、白色をベースにしていきます。
白は白でも、ナチュラルとは異なる素材を使ってモダンスタイルを作っていきます。
また、色の明暗についてはカラーコディネートでお話しますので、頭の片隅に入れておいてください。
③アクセントカラーで部屋を引き立てる
アクセントカラーはビビットカラーがおすすめです。
部屋の小物やソファーのクッションなどに指し色をしていけばよりモダンスタイルに近づいていきます。
白色を取り入れたインテリアコーディネート
部屋のイメージが固まったら、いよいよ配色を決めていきます!
そして配色で鍵となる色は「白色」なのです。
白は、部屋のベースカラーとしてもっとも使われる色です。
これはカラーコーディネートでも説明しますが、ベースカラーは全体の70%を占めます。
そこに白を使うことで部屋の雰囲気が大きく変わるのです。
白は、黒と灰色と同じ無彩色です。
無彩色とは、彩りがない色のこと。
光を反射させ、暗色を引き立てる効果があります。
では、白色をどのようにインテリアに取り入れたらよいのでしょうか?
フローリングを白色にした場合
白いフローリングって清潔感があって、全体を白でまとめた部屋は素敵な空間ですよね。
フローリングを白くしたことでメリットとデメリットをまとめてみました。
【メリット】
- 狭い部屋を広く見せる効果があります。
- 日当たりが悪い部屋でも明るく見える。
- 清潔感があります。
- フローリングを白くするだけで素敵な空間になります。
【デメリット】
- 髪の毛が目立つようになります。
- カーペットやラグの色写りがあります。
- 手あとや足跡が気になる場合があります。
- 黒い汚れが目立つようになります。
~私の友人の話~ 私の友人は数年前に新築を建てました。 友人は奥さんの意見を聞いて、リビングダイニングキッチンを白いフローリングにし、部屋全体を白くまとめました。 ですが、白いフローリングにしなければ良かったと後悔していました。
【理由】 現在は妻も娘も髪が鎖骨ぐらいあるそうで、髪の毛が落ちていると、とても目立つとも言っていました。 友人の妻は、「全体を白を基調にした部屋に後悔はないが、フローリングだけは失敗したかも。」と言っているそうです。
【対処】 こまめに髪の毛を拾ったり、最近ではフローリングにジョイントマットを敷いたそうです。 奥さんが妊娠されたようで「今後こまめに掃除ができなくなるのと、下の子が生まれたときのことを考えて木目調のマットを敷いた。」と話していました。 |
白いフローリングのあげられたデメリットも、言い換えるならこまめに掃除をすることが出来るので、人によってはメリットとしても考えられるかもしれませんね。
部屋全体をすべて白で統一する場合
次に部屋、全体を白くした場合はどのようなメリットやデメリットがあると思いますか?
白い部屋というのは、カラーコーディネートをしていくうえで、色の配色が簡単そうに見えて難しいように感じます。
白い部屋のメリットとデメリットを紹介します。
【メリット】
- 部屋全体が明るくなります。
- ゴミが目立つため、頻繁に掃除をするようになります。
- 清潔感があります。
- 白を基調とした内装は生活感がなく、おしゃれな印象を与えます。
【デメリット】
- 眩しくて落ち着かない場合があります。
- 家具や壁紙、ドアなど白を多様化すると汚れが目立ってしまう。
部屋でも同じことが言えるみたいなんです。
白色を多様化する場合、注意が必要です!
デメリットの意見も多くありましたが、メリットもたくさんありましたね。
また、風水によると水回りを清潔に保っていると、金運がアップするんですよ!!
白色を多用しすぎても落ち着く部屋にならないことがデメリットであげられていましたね。
でも白い部屋にこだわりを持っている人も多いと思います。
そんな人には、カーテンにこだわりを持って選ぶと、部屋が落ち着く空間へと変えられるはずです。
そのためにも色の組み合わせをぜひ覚えていただきたいです。
不動産やハウスメーカーに勧められた火災保険にそのまま加入していませんか?
カラーコーディネートについて知ろう!
カラーコーディネートという言葉を聞いてみなさんは何を思い浮かべますか?
真っ先に洋服を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
洋服もそうですが、実は家の内装を決めるにあたり、【カラーコーディネート】つまり、色の組み合わせについて知っておかなければといけません。
色の組み合わせ次第では、部屋が狭く見えたり、広く見えたり、天井が高く見えたり、低く見えたりします。
そしてこの組み合わせをマスターすることで、今後の生活がより良いものになること間違いですし、家具選びにおいても使える知識なのでぜひ覚えてもらいたいです。
カラーコーディネートの基本
カラーコーディネートで最も大切になってくるのが色の配色です。
色の配分のコツは黄金比は7:2.5:0.5です。
ベースカラー
- 床、壁、天井などの広範囲に使い、部屋の大半を占めるベースとなる色のこと。
- 面積は、全体の70%。
- 部屋のイメージの基調となる色。
部屋を明るくしたいのか?落ち着いた雰囲気にしたいのか?が決まる基本の色で、部屋の軸ともなります。
メインカラー
- 部屋の主役となる色のこと。
- 面積は、全体の25%。
- ソファーやカーテンなどに使う色。
- 部屋のカラーイメージを発展させる色。
ベースカラーとの調和を考えて色を選ぶようにしましょう。
ベースカラーより選べる色の数が増えますが、ここでたくさんの色を使ってしまうと、アクセントカラーが活かせなくなるので注意が必要です。
アクセントカラー
- クッションなどの小物に使う色のこと。
- 面積は、全体の5%
- 面積が小さくても目を引きつけられる色です。
- ポイントとなるような色。
割合としては少ないですが、重要な役割をもっていて、ハッキリとした色を選ぶのがポイントです!
派手な色でも大丈夫です。
ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーを明るさの違う同じ色を使うことではありません。
「新築を建てる際」
カラーコーディネートについて聞いたときに妻がこんなことを言っていました。
~妻の話~ 私の妻は、カラーコーディネートの話が終わると、私にこっそり耳打ちで、 「ベースカラーがファンデーションで、メインカラーがアイシャドウで、アクセントカラーが口紅ね。」 とカラーコーディネートの話をメイクで例えたのです。
私は女性ならではの発想だと思いましたが、メイクに例えたことで内装のイメージがしやすくなりました。 妻は、「メイクの仕上げに、最も重要なのは口紅よ。口紅の色によって雰囲気が大きく変わるもの。」と言っていました。 |
内装の配色で最も重要なことは、色同士の調和を図ることが大事なポイントになります。
ぜひ内装を決める際は7:2.5:0.5の割合を意識しながら色を選んでみましょう!
部屋をどのように見せたい?
色の組み合わせがわかったところで、部屋をどのように見せたいのかも重要になってきます。
ポイントは色の明るさです。
色を決める時は床→壁→天井の順番に暗い色から明るい色にしていくと広い部屋になりますよ。逆にすれば狭い部屋になります。
【明るい色の効果】
- 天井を明るい色にすると部屋が高く感じる。
- 壁が明るいと部屋が広く見える。(床は壁紙は同じ色でも同様に広く見えます。)
- 開放的な広い部屋になる。
【暗い色の効果】
- 天井が暗いと実際のより低く感じる。
- 壁が暗いと狭く見える。(床は壁紙と同じ色でも同様に見えます。)
- 落ち着いた雰囲気の部屋になる。
リビングや子供部屋などの部屋を広く見せたい場合や、間取りに余裕がない場合などは色の仕組みを使って天井に明るい色が来るように決めましょう!
反対に、寝室や書斎などを落ち着いた雰囲気にしたければ天井には暗い色が来るようにしましょう。
これは、大きさやと重さが同じものが二つあったとき、色が黒いと重く見え、白いと軽く見えます。
この明暗による効果を、内装を決める際にも応用していくのです。
床を暗い色にし、天井にいくほど明るくすると、天井が高く部屋が広く見えます。
白い天井は見た目には通常より10㎝高く見え、黒い天井は20㎝低く見えるといわれています。
この仕組みを覚えておくと色を決める時に色の組み合わせで悩むのが少し減るかもしれませんね。
内装を決める時に大切になるポイント!
暗い色と明るい色の仕組みが分かったことで、少しずつではありますが部屋のイメージがしやすくなってきたのではないでしょうか?
内装を決める時に覚えてもらいたいことがあります。
それは部屋のテイストが決まった際、建具や造作材の色を「床に合わせる」か「壁合わせる」か選んでほしいのです。
床に合わせるのと壁に合わせるのとではどう変わる?
内装を決めていくにあたって、大事なことは大きい面積の色から決めていくということです。
建具の色を決めていく際、まず大きな色から決めていくことをおススメします。
【床に合わせる場合】
床と同じ色をドアや窓枠に使うことで、部屋全体の統一感が生まれます。
写真はイメージです。
【壁に合わせる場合】
壁と同じ色をドアや窓枠に使うことで、部屋を広く見せる効果があります。
写真はイメージです。
それぞれのスタイルと合わせて話しましたが、共通として床や壁にドアなどを合わせることによって、部屋に調和が生まれます。
忘れがちですが、
【金属部の色】にも注意しましょう。
- サッシの枠や照明器具の色も内装を決めるうえでは大切です。
写真はイメージです。
床に合わせるか壁に合わせるかで大きく、部屋の雰囲気は変わってきます。
どちらにするか決まってくると、いよいよ部屋の中の内装に取り掛かれます。
カーテンで選びを失敗してしまうと、家具を置くときにも色のバランスで失敗してしまうので先にカーテンから選んでほしいです。
リビングのカラーコディネートをしていく中でカーテン選びは大切になってくるので、こちらの記事を参考にすると、内装と合わせて考えることが出来るのでおススメです。
今の火災保険で本当に大丈夫ですか?
まとめ
色の効果は、とても奥が深いですよね。
洋服を着る時と同じように、使う色は3色までに抑えると全体がまとまった印象になるのでぜひ部屋の内装にも役立ててください。
色を意識することで、また違う角度から家全体をイメージしやすくなるでしょう。
みなさまの理想とする家が建てられますように。
あなたの火災保険は大丈夫?
火災保険を決める時、不動産屋に勧められた火災保険にそのまま加入していませんか?
それかなり、損しています。
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