新築を買った後の家具っていつ購入するのがベストなのか、皆さん知っていますか?
おそらく絶対このタイミング!って答えれる人はいないと思います。
なぜなら、正解はないから。
騙したようですみません(笑)
ただ、正解がないからこそ、家具の購入タイミングについて悩まれている方は多いと思います。
また、絶対的な正解はなくとも買い方、買う家具によっては後悔するタイミングはあります。
今回はせっかくの新築で後悔しないために、おすすめできる購入タイミングや購入方法についてご紹介しようと思います!
購入を迷われている方は、この記事を読んで参考にしてみてはいかがでしょうか。
目次
知ってた?家具を安く買える時!
家具ってやっぱり高いですよね。
しかし!買いに行くタイミングを選ぶだけで安く買うことができます。
店員さんに値引交渉する!という大胆な方法もありますが、そんなことは紹介しません(笑)
ここでは安いタイミングを見計らって購入する方法をご紹介します。
お店側も売る気満々!~決算時期~
家具店によって異なりますが、日本の多くの企業は3月に決算、9月に中間決算があります。
家具店にとって、それぞれの決算時期は、業績の見直しのため少しでも売り上げを上げたい時期です。
決算の結果は、次期以降の会社の運営に非常に重要な情報となりますので、会社を上げて売り上げアップのために動きます。
そのため、決算期の前の時期というのは、メーカーや販売店がこぞって価格を下げ、購入者に購入してもらおうとするものなのです。
大手家具店の決算時期をまとめてみました。
ニトリ :2月 中間決算:8月
IKEA :8月 中間決算:2月
無印良品:2月 中間決算:8月
決算や棚卸しが行われる少し前、つまり1、2月や7、8月の時期には、大型家具が安くなるということですね!
イベントの少し前~カタログ入れ替え時期~
家具は、一般的に引っ越し需要が高い春先、もしくはクリスマスなど年末商戦前の秋ごろに、新商品を投入する家具メーカーが多いようです。
そのため、家具メーカーもカタログの入れ替えに合わせて、1世代前の在庫品は確実に売ってしまおうという気持ちがあります。
決算セールと併せて1、2月や7、8月の時期がお買い時ということですね!
フレッシャーズ応援!~新生活シーズンの少しあと~
大型家具の需要が最も高まる時期は、やはり4月の新生活の時期です。
みなさんも大学生や社会人、転勤した場合など一人暮らしをするタイミングは4月が最も多いですよね。
そのため、家具メーカーもここぞとばかりに新生活応援セールという名目で、セット販売などの工夫をして売り出します。
ただ、需要が高いだけに新生活応援セットなどで内容を見てみると、あまり通常の金額と変わらないことがあります。
ですので家具を購入するねらい目はその時期を過ぎた5、6月がということになります。
5月ごろまで少し待ってから購入した方が、安く買える可能性は高くなるでしょう。
お買い時の時期のまとめ 決算時期の1~2月 カタログ入れ替え時期の7~8月 新生活シーズンが終わる頃の5~6月 |
こんなところも考慮しながら引越しの日程を建てるのもいいかもしれませんね!
でも引越しのタイミングをこの時期にぴったり合わすのはむずかしいかもしれません。
そこで、「家具を買うタイミングは引越すタイミングに限らなくてもいい」ということを次にお話していきますね。
不動産やハウスメーカーに勧められた火災保険にそのまま加入していませんか?
家具はいつ買うのがおすすめ?
家具によって買うべきタイミングは様々です。
また、すべてを同じタイミングで購入する必要もありません。
そのため、今回は新築購入時に「急いで買うべきもの」と「後回しにしていいもの」に分けてご紹介したいと思います。
「引っ越してすぐ生活できる」という観点から見て、次のように分けてみました。
急いで買うべきもの
急いで買うべき家具は以下のようなものがあります。
【寝具】
ベッド派の方は、ベッド本体の購入は後回しにする場合、とりあえず寝られるだけの布団の確保をしてください。
本体がベッドマットとセットになっていることが多いので、掛布団はあるけど、敷き布団がないなんてことにならないようにしましょう。
設置してもらう日を予約しなければならないこともありますし、ベッドを置く部屋の大きさが決まったら、ベッド本体も早めに決めておけると安心です。
ふとん派の方は、欲しいものが固まるまでは、使っていたものをそのまま使い続けてもいいかもしれません。
家づくりで予算オーバーすることはよくあることですから、今のまま使えるものは使って、ほかのものに予算を回しましょう。
【カーテン】
なぜカーテンを急いで買うべきかといいますと、カーテンがなければ窓を隠す手段がないため、家の中が丸見えになってしまうからです。
そのため、できるだけ早いタイミングで、すべての部屋のカーテンは揃えましょう。
「あってもなくてもそんなに気にしないから、とりあえずメインの部屋だけにしよう」と思って、子供部屋用のカーテンは、あとで決めることにしました。
でも初めての土地だったうえに、二階は特に、建てるまでその場に立つことができないのです。
「どこからか見られているかも」という感覚は、建ててからでないとわからないことでした。
前の賃貸では上階に住んでいたために、「外からの視線」をあまり気にせず生活していたのですが…。
新築購入後の家では通りや近隣の家からの視線が意外と気になりました。
ただし、カーテンは部屋の印象を左右するとても重要なアイテムですので、間取りや同じ部屋のほかの窓に設置するカーテンとの相性など、慎重に選びたいですね。
「新築にはカーテンレールがない場合が多い」
窓があればカーテンレールもあると思ってしまいがちですが、オプションでお願いしない限りは、自分で購入することになります。
それを知らない方も多く、直前になって気づく方もいます。
カーテンレール設置の時間も必要ですから、少し早めに選んでおくほうが無難です。
※ブラインドやロールスクリーンなどを選択すれば、あらかじめ予算に組み込だうえで設置してくれる住宅会社もあります。
カーテンにこだわりのない方
決めるのに疲れてしまった方
私もその一人でしたが、友人の話を聞いて考え直しました。
数々の決めごとと向き合ってきて、もうすぐすべてが決まる~!と思っていた打合せ後半。
【まさかの事態】
インテリアコーディネーターさんとの話で、カーテンレールは自分で設置しなければいけないことがわかりました。
家に工具はないから、どこかに頼んでやってもらわなければいけない。
全て決め終わったと思ったのに、自分で動いて、まだ決めなきゃいけないことがあった…と呆然。
【相談】
インテリアコーディネーターさんに、ついでにやってもらおうと相談したのです。
そしたら「カーテンレールだけでも、うちで頼むと高いですよ~。ニトリのほうがカーテン自体の種類も豊富で、カーテンを買えばレールもつけてくれるようです。」と教えてくれました。
【ニトリに相談】
住宅会社の人が言うなら、とニトリに相談に行ったのですが、新生活の時期と重なっていたので、カーテンレール設置の予約が取りずらかったです。
手間はかかりますが、住宅会社の人が親切で、お得な方法を教えてもらえてよかったですね。
時期によってはすぐ設置にきてくれるとも限らないので、早めに見ておきましょう。
【照明】
家具に分類されるかどうかは怪しいですが、シーリングタイプの照明にした場合は、入居と同時に使えるようにしておきたいですね。
カーテンのように最初からすべての部屋の分を用意しなくてもいいかなと思いますが、以下のことには気を付けておきましょう。
・特に部屋数が多い場合は必要な数や部屋ごとのサイズを間違えない
・電球まで設置しておいてくれるハウスメーカーさんもあるの確認する
寝る部屋や昼間だけしか使わない部屋は必要ないですから、とりあえずはメインの部屋は準備しておきましょう。
後回しにしていいもの
後回しにしていいものには以下のようなものがあります。
【ダイニングテーブル】
リビングダイニングで一番スペースを占めるのが、ダイニングテーブルかと思います。
部屋の雰囲気を決める大きな家具ですから、サイズ、形、色と考慮するべきところが多いですよね。
そしてなにより、高額のため失敗はできません。
ただ、後回しと言っても焦って考えるべきところを考えずに買ってしまうのだけは避けたいですよね。
ダイニングの間取りが決まったら、ダイニングテーブルのおおまかなサイズを決めて、お気に入りに出会えるように探し始めるといいですね。
【ソファ】
こちらもダイニングテーブルと同様、場所を取りますので、焦って購入するのだけは避けてください。
ダイニングテーブルと異なるところは、絶対に買わなければいけないわけではないところです。
もちろん部屋の雰囲気づくりのために置くに越したことはありませんが、使用頻度を考えて大きさなどを考えるべきです。
大きすぎるのを買って部屋のスペースがなくなってしまったなんて嫌ですよね。
【食器棚】
食器が多い場合は別ですが、食器の数が少ないのであればキッチンの収納で事足りる可能性もあります。
ただ、キッチンの収納に食器を置く置かないは好みがありますので、そこも含めて検討されてください。
ただし、大きさに注意ですよ!
家具を選んでいると分かるのですが、サイズとデザインも条件にぴったりっていうものって少ないですよね。
それに値段も加わります。
「これだ!」に出会えるのは、至難の業です。
友人にとって食器棚もその一つだったようです。
【決め手はデザイン】
「このくらいのサイズなら、動けるし大丈夫だ!」と思って、デザインを重視したものにしました。
しかし!引き出しを開けたときのことを考えていなくて、開けるたびによけなくてはいけない!
【後悔】
少しの動作ですが、毎日のことですからもう少し小さかったら…とよく思い、サイズが大事さを痛感したそうです。
本当に使い勝手のいいものに出会えるように、まずはシステムキッチンの収納だけで生活してみて、様子を見るのも一つの案です。
家づくりは決めることが多いですから、気長に見て、1つのお気に入りを決め、それをベースに選ぶと決めやすいこともあるでしょう。
それが安く買えたらいうことありませんね。
迷うなら造作家具という手がある
造作家具とは既製品で売られている家具とは違い、その部屋のサイズや目的に合わせた造り付けの家具のことです。
造作家具のオーダーはハウスメーカーか設計事務所、工務店のいずれかに依頼することになります。
造作家具は新築とセットですので家具の購入タイミングで悩む必要がありません。
ただし、いいところがあれば必ず悪いところがあります。
下記に「メリット」と「デメリット」を示しますので参考にしてくださいね。
メリットは以下の3つがあります。
- スペースに無駄がなくなる
・ミリ単位でオーダーメイドできるため家の寸法にぴったりの家具を作ることができる
・造作にすることによって無駄になるスペースがなくなる - 内装にあっている
・室内の素材と合わせるため全体の一体感が格段にアップ
・造り付けにすることによって空間内の調和がとれる - 耐震対策になる
・造作家具なら、家具の下敷きになる心配がない
阪神・淡路大震災で亡くなった人の原因は、「圧死」の方が大部分(約3/4)を占めていたそうです。
後で耐震対策をすることを考えると、最初から対策できているというのはかなり助かりますよね。
では次にデメリットを見ていきましょう。
- 高額
・オーダーメイドするため少し割高
・一部だけ依頼することも可能だが、費用を見てから検討が必要 - 融通が利かない
・床や壁に固定してしまうため、基本的には移動できない
ライフスタイルの変化や子どもの成長に応じた部屋の使い方や間取りの変更は基本出来ないと考えていいでしょう。
それは困るということであれば壁に取り付けない造り付け家具もありますのでそちらを検討してみてもいいかもしれません
造作家具には、家具売り場で売ってる家具とは違った魅力があります。
それぞれの特長を上手に取り入れて、ライフスタイルやお好みに合った空間づくりを楽しんでくださいね。
今の火災保険で本当に大丈夫ですか?
さいごに
家具を見てるとそれを使って生活しているイメージが浮かび上がり、楽しくなってきますよね!
また、安くはありませんしそうそう買い替えるものでもありません。
毎日いる空間は、可能な限りいい雰囲気を作りたいです。
新築に合わせてすべて新しくしたい!という気持ちになりますが、家づくりと予算オーバーは背中合わせです。
「大きな物などで解体が大変なもの以外」
とりあえず今使っているものでまかなうというのも手です。
「大きなものこそ」
買い時のタイミングをずらすということも手です。
日々の生活を楽しくさせるためにも、計画的に家具を選びましょう!
あなたの火災保険は大丈夫?
火災保険を決める時、不動産屋に勧められた火災保険にそのまま加入していませんか?
それかなり、損しています。
勧められるがまま高い火災保険に加入する前に、複数の保険会社を比較してもらった方が安い上、補償内容も整っている火災保険に加入できます。
私の場合、不動産屋に勧められた火災保険に入っていましたが、見直しをしたらなんと16万円も保険料が安くなりました。
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