私たちの夢がつまったお家。
お母さんも子供たちも嬉しさに満ち溢れ、お父さんも家族の笑顔にホッとしているのではないでしょうか。
マイホームの完成が近づくにつれ、家具の配置を考えたり、必要なものを揃えたり、やることが多くなってきますよね。
そんな時に忘れがちになってくることがあるのですが皆さんお気づきですか?
それは火災保険への加入です。
ついついやることが多く、後回しにしまいがちなんですよね。
後回しにしたことによって自然災害等で痛い目にあった…なんてことになるととても悲しいです。
そうならないためにも今回は火災保険について詳しく紹介していきたいと思います。
目次
火災保険にはいつ入るのがいいんだろう?
やっと手に入れた、念願の新築のお家!
マイホームは新築を買うにも、建てるにも人生におけるビッグイベントですよね。
だからこそ、しっかり考えたいのが火災保険なのです。
そもそも火災保険ってどんなもの?
『火災保険』と言う言葉は、皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
火災保険がどういうものなのか知らない人もいるかもしれないので、おさらいも兼ねて説明したいと思います。
火事や自然災害などで受けた損害を補償する保険のことをいいます。
補償の対象になるのは、『建物』と電化製品や家具などの『家財』です。
- 持ち家の人であれば建物と家財の両方
- 賃貸住宅の人は、建物は大家さんが契約するので、家財のみ契約
(持ち家の場合もどちらかだけ契約することも可能です)
- 戸建ての場合、建物本体以外に門や塀、車庫や物置なども補償の対象になります(車庫に入れている車は対象外)
- マンションの場合、自分の部屋が対象となります。
(廊下やエントランスなど、住人が共用で使う部分は管理組合が火災保険をかけます。)
【家財については】
テレビや冷蔵庫などの家電製品、家具、食器、衣類などのほか、宝飾品や美術品なども補償対象になります。
ただし、1個、もしくは1組の価額が30万円を超える宝飾品などは、契約時に申告して証券に明記する必要があるので気を付けてください。
火災保険がどんなものか理解してもらえたと思います。
そして火災保険には住宅火災保険と住宅総合保険の2種類あります。
それぞれの保険の補償内容はこちら!
住宅火災保険 | 住宅総合保険 | 内容 | |
火災 | 〇 | 〇 | 失火・延焼・ボヤなどの火災の損害に対応 |
落雷 | 〇 | 〇 | 落雷による損害 |
破裂・爆発 | 〇 | 〇 | ガス漏れなどによる破損・爆発の損害 |
風災・雪災・雹災 | 〇 | 〇 | 風災・雪災・雹災の損害 |
水災 | × | 〇 | 台風や豪雨等による洪水などの水災の損害 |
水漏れ・飛来 | × | 〇 | 自動車の飛び込みや排水管の故障による水濡れ損害に対応 |
騒擾による破壊など | × | 〇 | 集団行動などに伴う暴力行為・破壊行為による損害 |
盗難 | × | 〇 | 盗難による盗取や損傷・汚損などの損害 |
不測かつ突発的な事故 | × | 〇 | 子どもが室内でボールを投げ、窓ガラスが破損してしまった等の損害に対応 |
上の表のように、補償内容が異なってくるので、どこまで補償してもらうのかも選ぶうえで大事なポイントになってきます。
入るタイミングはいつがベスト?
住宅引き渡し日に補償をスタートには、いつから準備すればいいのでしょうか?
あまりにも遅いと、住宅引き渡し日に間に合わないということもありえます。
最悪なパターンとして、引き渡された直後に災害に見舞われてしまうケースも出てきますので入るタイミングがとても大切になってきます。
施工中であれば施工主と住宅メーカーとのやり取りになるから負担は負わなくて済みます。
しかし、売買契約書はしっかりと確認しておくのがベストです。
ケースバイケースというのはどんな場面においてもリスクとして考えておいたほうがいいですね。
どの辺りから補償されるのかを確認し、事前に補償発生期間を調べておく事が重要です。
【住宅ローンを利用して住宅を取得する場合】
住宅ローンと同じタイミングで火災保険に加入することをオススメします。
その理由は、住宅ローンで融資を受ける際には、火災保険に加入していたほうが安全だからです。
住宅ローンの返済期間中に火災保険に入っていない住宅が全焼してしまったら? 返済が滞る可能性がありますよね。 そのときに金融機関も、融資を受けた側も困ることがないように、住宅ローンの利用には火災保険加入が勧められます。 |
ですが住宅ローンを利用する際には、ローン実行日に火災保険に加入すれば良いのですが…
住宅の引き渡し日よりも融資実行日の方が遅いという場合もあります。
また余裕をもって火災保険の補償内容や保険料を比較することおすすめします。
私の妻の友人の話なのですが。
名義がご主人になることから、保険関係はすべてご主人に任せていたそうです。
ですが、引き渡し間際になって火災保険に加入していないことがわかりました。
もう家が引き渡し日が決まって、それに向けて準備もしてきたのにここで火災保険に悩まされるとはと怒り心頭!
それはそれは大喧嘩になったそうです(笑)
でも何からすればいいのかわからなかったので慌てて、最寄りのほけんの窓口にいき、相談しにいったそうです。
保証はなんとか引き渡し日に間に合ったのでよかったですが、主人に任せず自分で、しっかり前もって準備すればよかったなと反省していたそうです
人生におけるビッグイベントなので、皆さんはしっかり準備してください。
不動産やハウスメーカーに勧められた火災保険にそのまま加入していませんか?
火災保険てそんなに大切なものなの?
災害はいつ起こるか分かりません。
備えあれば憂いなしの言葉通り入っておく事は非常に重要になります。
普段の生活にも色々な形でケガや病気など起こりうる可能性があります。
その時に保険に入っておく事で入院治療や休職中のリスクから救ってくれるのが生命保険ですよね。
同じく生命保険の様に、大切なマイホームに万が一の保障をかけるのが火災保険なのです。
火災保険のメリット
火災保険のメリットと言えば、自然災害による被害も補償されることが特に大きいのではないでしょうか。
また火災だけに限らず、落雷や水災・風災などの自然災害で受けた被害も補償の対象になるので万が一の時には強い味方になってくれます。
- 家財を保険に入れられる
- 一戸建てや集合住宅に関係なく加入できる
- 保険に加入すると特典やサービスが受けられることも
- 大手損保や外資系など、多種多様な会社がある
このように家だけではなく、家財などにも保険を掛けることができるの嬉しいですね。
近隣の家の火災によって自分の家が被害に遭ってしまうなど
自身の注意だけでは防ぎようのないリスクに備えることができます。
また日本には、『失火責任法』という法律があることも覚えておく必要があります。
しかし言い換えると、お隣からのもらい火で自分の家が焼けてしまってもお隣からは補償してもらえません。
つまり、自分で建て直さなければならない、ということでもあります。
このことを理解すれば、火災保険に入る重要性がよくわかるのではないでしょうか。
火災保険のデメリット
地震が起因による被害に対して補償されないのが、火災保険の最大のデメリットだと思います。
地震は地震保険でしか補償されません。
【地震が原因で起きた火災・地震で住宅が崩壊してしまった場合】
火災保険の補償外だということをあらかじめ念頭に入れておく必要があります。
- 保険の内容が複雑で理解しづらいことも
- 生命保険や自動車保険と比較して口コミが少ない
- 一戸建ては比較的保険料が高くなりやすい
- 保険会社が多すぎてどれを選んでいいのか分からない
保険会社がたくさんあると悩んでしまいますよね。
今の火災保険で本当に大丈夫ですか?
火災保険の選び方とは?
新生活のスタート時期は、どうしてもバタバタしてしまいますよね。
余裕をもって補償内容や他社の火災保険を比較することができない可能性も出てきます。
そんな時不動産から勧められた火災保険に急いで加入してしまうこともあるでしょう。
その結果、契約後に落ち着いて火災保険を調べたら同じ補償内容で他社の火災保険が安かったことに気づくなんてことも無きにしも非ずです。
火災保険を選ぶためのポイント
火災保険といってもたくさん種類がありますよね。
選ぶときに気を付けたいポイントが6つあります。
『保険の対象』をしっかり決める
建物のみ・家財のみ・建物+家財の両方の3種類の中から選ぶこと。
また保険の対象をどれにするか迷う場合は、それぞれ見積書をもらい、保険料も含めて検討するといいでしょう。
『構造級別』を確認する
保険の対象である建物が、M構造、T構造、H構造など、どの構造になっているのかを確認しましょう。
どの構造になっているか判らない場合は、建物の設計書や仕様書、または施工メーカーへ確かめてください。
『補償の範囲』を設定する
火災保険でオプションになっている補償のうちどれを付けるのか考える必要があります。
自分が住む地域の環境のリスクを考えながら決めていくのが大切です。
国土交通省の「ハザードマップ」などを活用してみるのも一つの手です。
『保険金額』を決める
火災保険の保険金額は、保険価額をもとに決められています。
保険価額には「新価」と「時価」の2つがあり、基本的には新価をベースにして保険金額を設定しておくのが主流です。
『保険期間』と『保険料払込方法』を決める
保険期間は1年~10年です。
保険料払込方法
- 長期払い(毎月保険料を払う)
- 長期年払い(年に1回まとめて保険料を払う)
- 長期一括払い(すべての保険料を一括し払う)から選べるのが一般的です。
基本的に保険期間は長く、一括で保険料を払うほど、保険料の割引を受けられます。
不動産やハウスメーカーに勧められた火災保険にそのまま加入していませんか?
最後に
火災保険は決して安くありません。ですが、安くするためにできることはたくさんあります。
いろいろ保険会社があるのですから、しっかり比較していただき、自分が一番保証してもらいたいものは何なのかよく考える必要がありますね。
また自然災害や火事は突然やってきます。
近年自然災害での被害がひどくなっていますよね。
たくさんのリスクから大切な家や家財を守るためにも火災保険には入りましょう。
引き渡し間際に慌てないためにも、皆さん何事にも余裕をもって進めて行く事を心がけましょう。
あなたの火災保険は大丈夫?
火災保険を決める時、不動産屋に勧められた火災保険にそのまま加入していませんか?
それかなり、損しています。
勧められるがまま高い火災保険に加入する前に、複数の保険会社を比較してもらった方が安い上、補償内容も整っている火災保険に加入できます。
私の場合、不動産屋に勧められた火災保険に入っていましたが、見直しをしたらなんと16万円も保険料が安くなりました。
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