新築には、皆さん色々なこだわりがあると思います。
特に収納に関しては、細かく決めている方も多いのではないでしょうか?
「キッチンに大きなパントリーは必須!」
「玄関にはシューズインクローゼットと、リビングには大型収納、寝室はウォークインクローゼットで…」
しかし、重要な場所を忘れていませんか?
そう!子供部屋です。
子供部屋は、子供が大きくなっていく間に長い時間を過ごす大切な場所です。
よく考えずに収納を作ってしまうと、部屋が狭くなってしまったり、使いづらい収納でお片付けが苦手な子供になってしまうかもしれません。
今回は子供部屋の収納を作るコツについてご紹介します!
この記事を読んで、ぜひ大切なお子様にぴったりの収納を考えてみてくださいね。
目次
新築の子供部屋収納を作るコツ【3つのポイントを押さえよう!】
子供部屋の収納を作るには、どのようなコツがあるのでしょうか?
子供部屋の収納を考えるにあたって一番重要なのは、とにかく柔軟に考えることです。
なぜかというと、子供はどんどん成長していくからです。
- 親と一緒に寝る(子供部屋不要)
- 一人で眠れるようになりベッドが必要になる
- 学校に通い始め、勉強机が必要になる
- 学校や習い事で学習用品が増える
- 本や思い出の品が増えていく
- 成長し、家を出ていく(再び子供部屋が不要に)
私たち大人と違い、子供の生活リズムや、生活パターンは日々めまぐるしく変化していきます。
また、子供がいつか家を出ていくことを考えると、子供部屋は将来「子供部屋」で無くなる可能性が高いです。
「子供の毎日の生活をより良くしてあげたい」「過ごしやすい環境を作ってあげたい」と思うのは親として当然ですよね。
しかし、だからこそ、新築でお家を建てるときに、レイアウトや家具の配置をきっちり決めるのは非常に難しく、柔軟な考え方が不可欠なのです。
では、柔軟な考え方とは具体的にどのようなものでしょうか?
新築の子供部屋収納づくりの3つのポイント
ここでは、子供部屋収納を3つのポイントに分けて考えてみましょう。
- 作り付けの収納にこだわらない
- 子供部屋以外にも収納スペースを作る
- 収納に別の用途を持たせる
【作り付けの収納にこだわらない】
新築の部屋といえば「作り付けのクローゼットは必須」「収納は多い方が良い」と思いがちですが、子供部屋に関してはそうとも限りません。
先述しましたが、必要な収納のサイズを新築のときに決めてしまうのは難しいです。
作り付けの収納にはこだわらず、後から収納を追加することも一つです。
【子供部屋以外にも収納スペースを作る】
子供部屋以外に家族共有の収納スペースを作り、子供部屋の収納は必要最低限にしておくという考え方もあります。
収納するもの自体を減らすことで、大型の家具を置くことなく柔軟な部屋の使い方をすることができます。
【収納に別の用途を持たせる】
最近の新築では、移動式のクローゼットを見かけることがあります。
移動式のクローゼットは部屋の間仕切りや目隠しに使われることが多いです。
クローゼットに部屋を分けるという別の用途を持たせることで、柔軟な部屋の使い方が可能になります。
新築の子供部屋収納のポイント①作り付け収納にこだわらない
作り付けの収納にこだわらず、後から収納を足していくスタイルは非常に柔軟だと言えます。
- 子供の収納が増える時期:後付け収納で収納スペースを増やす
- 子供が巣立ったとき:収納スペースを減らして部屋を広く使う
また、子供の性格によって、どんな家具を置くかを柔軟に変えることができるのは魅力的です。
【作り付け収納を作らず成功!】~Eさんのケース~ 【収納スペース】 私の妻はアンティーク家具にこだわりがあります。 【成功】 その考え方が成功でした! 対して妹はどちらかというとファッションやインテリアに興味があり、洋服や雑貨が大好きです。 先日姉には天井まである大きな本棚を、妹には可愛らしい装飾のついた姿見付きの大きな洋服ダンスを購入しました。 娘たちは非常に気に入って、大喜びです。 姉妹一律の収納ではなく、娘が必要とする家具を部屋に置いてあげることができたので、収納を事前に決めてしまわなかったことは正解だったと満足しています。 |
気に入った家具を買えば、いつか巣立つときに持っていくことも可能ですね。
~作り付け収納のメリット~
- 後から家具を買わなくても、十分な収納が可能
- 決められたスペースで、自分で収納を工夫する力が身に付く
- 必要ないものをしまっておける(目隠しになる)
- 扉を閉めると見た目がスッキリする
作り付け収納にもメリットはあります。
ただし、作り付け収納は最初に場所とサイズが決まってしまうので、柔軟性の観点から考えると、後付け収納には劣ると言えます。
新築の子供部屋収納のポイント②家族共有の収納スペースを作ろう
- 玄関に家族共有の物置スペースを作る
- 家の一角に家族共有のクローゼットを作る
【玄関に家族共有の物置スペースを作ろう!】
最近玄関に家族で使える物置スペースを作る方が増えています。
玄関に棚や引き出しをつけた物置スペースを作ることで、それぞれの部屋に収納する物が少なくすみ、部屋を広く使えます。
- 出かける際に必要な上着を掛ける
- かばんを置く場所を作る
- シーズンごとの靴を収納
- 季節家電を収納
- スポーツ用品を置いておく
少し奥まった場所に作れば、物置スペースがお客さんから丸見え、ということもありません。
【玄関に共有スペースを作って成功!】 ~Rさんのケース~ 【収納スペース】 我が家は3人の子供がいます。 新築を建てるにあたって、とにかく時間をかけずに出発したいと思い、玄関に家族共有の収納スペースを作ることに決めました。 【成功】 玄関の共有収納にはたくさんのメリットがありました。
玄関に外出用品をまとめているので、長男のあれと次男のこれと…と探し回ることがなくなりました。
ハンカチ・ティッシュなどのお出かけ必需品を玄関に置くことにしたので、持っていくのを忘れることが減りました。
玄関に上着をすぐかけられる場所を作ったので、「上着をしまうのが面倒でついリビングの椅子に引っ掛けてそのまま…」ということがなくなりました。 玄関に外出用品の定位置を作ることができたので、ものが雑然と散らかることもなくなり、外出直前にバタバタ探し物をすることも減りました。 子供にも、整った環境で余裕をもって行動することを教えることができたので、とても嬉しく思っています。 |
家の出入りにいつもバタバタしてしまう人ほど、玄関の共有スペースはおすすめです。
【家族共有のクローゼットを作ろう!】
最近の新築では、家の一角に家族共有のクローゼットを設けるケースも増えています。
普段着からお出かけ着から、帽子などの小物まで家族全員の洋服をすべて同じスペースに収納することで、それぞれの部屋の洋服の収納スペースを確保する必要がなくなり、部屋を広く使うことができます。
また、パジャマや下着を脱衣所にひとまとめにしてしまう方も多いようです。
新築の子供部屋収納のポイント③移動式クローゼットを活用しよう
最近流行りの収納に、移動式のクローゼットがあります。
移動式クローゼットは普通のクローゼットに見えますが、隠しキャスターがついていて、部屋のレイアウトを簡単に変えることができるのが特徴です。
では、移動式クローゼットを購入するおすすめのタイミングと、活用方法について考えてみましょう。
【購入するおすすめのタイミングは?】
移動式クローゼットにはサイズが色々あるので、子供が少し大きくなってから様子を見て購入することをおすすめします。
具体的には、小学校高学年ごろが良いでしょう。
小学校低学年までならばそこまで荷物も多くないので、小さめのラック等で収納をまかなうことができます。
洋服の好みが出てきてコーディネートを意識し始めたり、習い事の荷物が増えて収納スペースが欲しくなる年ごろに、一緒に収納を選んでみてください。
一般的に、子供部屋を作るタイミングとして小学校高学年ごろと考える方が多いようです。
一人で着替えることができる小学校入学頃も一つのタイミングではありますが、一人で寝起きするのを怖がるお子様も多いです。
宿題の量が増えたり、心も体も成長する時期に差し掛かる小学校高学年ごろを目安にしてみてください。
【移動式クローゼットの活用方法は?】
子供部屋を広くとっておいて、移動式クローゼットで兄弟のスペースを仕切ることが可能です。
簡単に移動できるので、部屋の仕切り方も簡単に変えることができます。
- 荷物の多い上の子のスペースを大きめに、下の子のスペースは小さめに
- 兄弟のベッドを置くスペースで仕切り、子供専用の寝室のように
- 受験生の兄の勉強スペースだけを仕切り、集中できるように
移動式クローゼットは、将来不要になったときは処分することもできるので非常に柔軟な収納といえます。
【移動式クローゼットを購入して良かった!】 ~Fさんのケース~ 【移動式クローゼットの購入】 我が家には小学校6年生と1年生の息子がいます。 次男にはまだ部屋は早いかとも思ったのですが、せっかくなので移動式クローゼットを購入して間仕切り代わりにし、長男の部屋と次男の部屋を作ってあげました。 【成功】 自分の部屋が欲しかった長男はもちろん喜びました。 また、次男はまだ個人のスペースは必要なさそうですが、「自分だけの場所がある」ということがとても嬉しかったようで、おもちゃを自分のスペースに運び込んで楽しそうに遊んでいます。 移動式であれば子供の成長に応じてスペースの広さやレイアウトを変えることができるので、移動式クローゼットを購入して良かったと思っています。 |
移動式クローゼットを間仕切りに使うことが前提であれば、子供部屋は大きめにとると良いでしょう。
最近では、後から間仕切りすることを前提にして、子供部屋にドアを2つ付けるケースも増えているようです。
兄弟の成長に合わせて部屋のレイアウトや使い方を柔軟に変えていけることは、移動式クローゼットの大きなメリットですね。
まとめ
子供部屋の収納スペースづくりは、難しいものだと思います。
収納スペースがどのくらい必要かは、子供が部屋をどのように使っていくか、どんな趣味を持つかなど、子供の成長によって異なるからです。
その悩みを解決するために、子供部屋の収納はとにかく柔軟に考えてみてください。
せっかくの新築できっちりと収納も決めておきたい気持ちもあるかもしれません。
しかし、後付けの収納や移動式の収納を選択することで、子供の成長に合わせて変化する収納を作ることができます。
「選択肢をできるだけ広げてあげること」
これは収納に限らず、もしかすると子供に関するすべてのことに対して言えることかもしれませんね。
あなたの大切なお子様に最適な子供部屋収納を見つけていけることを願っています。
あなたの火災保険は大丈夫?
火災保険を決める時、不動産屋に勧められた火災保険にそのまま加入していませんか?
それかなり、損しています。
勧められるがまま高い火災保険に加入する前に、複数の保険会社を比較してもらった方が安い上、補償内容も整っている火災保険に加入できます。
私の場合、不動産屋に勧められた火災保険に入っていましたが、見直しをしたらなんと16万円も保険料が安くなりました。
比較してもらうと自分に合った最安値の火災保険を見つけることができます。
無料でたったの3分で出来るのでやらない手はないですよ!
火災保険を安くするコツ
実際に私が火災保険の一括見積をして、火災保険が16万円安くなった過程を無料公開中。
→火災保険を安くする方法を知る
火災保険を安くする方法