新築の家を買う、もしくは建てるときには、気分があがりますよね。
一生に一度の買い物ですから、妥協したくないと思うでしょう。
そして、ついつい気が大きくなると、あれもこれもと様々な設備を付けてしまいます。
しかし、家を建てるにはお金が必要です。建てた後に、不用な設備だったと後悔はしたくないですよね。
また、これを付け忘れてたなんてことも避けたいです。
そこで、「せっかく付けたけどいらなかった」や「この設備がなくて後悔した」などの声を参考にして、新築で失敗した設備について紹介していきます。
失敗したポイントを知っておけば、そのことが教訓となり、同じ後悔をしなくて済みます。
この記事を皆さんの後悔しない新築設備に役立ててもらえれば嬉しいです。
目次
新築で結局使わなくて「失敗した設備」
よくばって色々付けたけど、すべて有効活用できるでしょうか。
全然使わなかった、いらなかった設備はもったいないですよね。
まずは、そんな付けたけど使わなくて失敗した設備から見ていきましょう。
便利そうなのに失敗?!「食器洗浄乾燥機」
食器洗浄乾燥機、頼れる主婦の見方のひとつです。
一見便利そうで、 キッチンの設備の中でも、人気があるのは確かです。
うまく使えば、便利な設備となります。
しかし、家にいる時間の多い専業主婦の方には意外と使われません。
せっかく高いお金を払ってつけたのに、使わないのは何故でしょう。
食器洗浄乾燥機が使われない理由
①時間がかかる
洗浄から乾燥まで行うと30~40分ほどかかります。よっぽどの大家族でない限り、手で洗ったほうが速いです。
②光熱費がかかる
食器洗浄乾燥機では、電力の大部分が乾燥に使われます。
さらに、その割合は洗浄にかかる電力の約10倍とも言われています。
時間がかかる上に、光熱費までかかるとなれば、だんだん使わなくなってしまいますよね。
我が家では、食器洗浄乾燥機を入れるか入れないかで意見が分かれました。
妻は要らないといい、私はあったほうがいいのではという意見でした。私も割と料理をするので意見を言わせてもらったのですが…
結果、妻が私に合わせてくれて、設置することとなりました。
しかし…炊飯器すら使わない妻はやはり使いませんでした。
私が時々使うか、子供たちがお手伝いしたときのみ稼働している感じで、ほぼ使われていません。鍋置場みたいになってます(笑)
なかったら無いで、無いのが当たり前になるので、要らなかったかもな~と今になっては思います。
やはり、キッチンの設備はキッチンに立つ時間が長い人が決めるべきですね。
優雅なのに失敗?!「浴室テレビ」
お風呂時間を大切にしている人は、お風呂の設備に拘り過ぎてしまうこともあります。
まずは浴室テレビ。お風呂で入浴しながら、ゆっくりとテレビを観るなんてすごく憧れます。
これからずっと住み続けるのだから、せっかくだし、付けてしまおうと思う人も多いことでしょう。
しかし、これも使わなくて失敗する設備の1つです。
ひとり暮らしであれば、テレビを見ながらゆっくり風呂で過ごすこともできるでしょう。
浴室テレビが使われない理由
①家族が多い
誰かがゆっくりテレビを見始めてしまうと、次の人が入れなくなります。
②騒音になる
また、夜間には、お風呂でのテレビは、騒音にもつながりかねません。
お風呂は、毎日入るからこそ見極めが肝心です。
それぞれの家庭にライフスタイルがあり、どこを重視するかも人それぞれです。
見ていると言うより聞いている感じみたいですが、高校生の娘に至っては、じゃんじゃか音が聞こえてきます。
防水加工の物が多いし、何もテレビじゃなくてもいいのだと教わりました(笑)
本当にお風呂でテレビを見るかどうか、ライフスタイルを考えながら検討しましょう。
オシャレな感じなのに失敗?!ロフト
ロフトがあるだけで、何となくオシャレな感じが出ますよね。子供たちもロフトへ続く階段にわくわくすることでしょう。
寝室代わりに使うこともできれば、物置としても、色々なものが置けていいのではないかと思ってしまいます。
しかし、このロフトも有効活用できずに、放置されてしまいがちです。
ロフトが使われなくなる理由
①快適じゃない
寝室にするには、快適さに欠けます。ロフトは上にあるぶん、熱がこもりやすく、空調も届きにくいのです。
つまり夏は暑く、冬は寒くなります。寝室代わりに使うには、ちょっと難しいですね。
②危険度が高い
では、物置としてはどうでしょう。収納スペースの確保に役立ちそうです。しかし、こちらも不十分と言えます。
軽いものならいいのですが、大きく重いものを出し入れするには、怪我や落下による破損の懸念があります。
一見、オシャレでよさそうに見えますが、使ってみると、様々なデメリットに気付きます。
まだ子供が小さかった頃に、妻が友人宅に遊びに行った時、ロフト付きの家だったそうです。
そのお宅も子供が居たので、色々対策はしてあったみたいですが、妻は慣れないロフトで、子供が上がっていくたびにドキドキしたようです。
我が家の娘はよく階段から落ちる子だったので、余計に心配だったかもしれません。
網や柵などがあっても、どこまで信用できるか…というとこはありますよね。
小さなお子さんが居るご家庭では、とくに検討されたほうがいいのかなと思いますね。
作ったとしても使用禁止のほうがいいかもしれません。
それなら要らないってなりそうですが…(笑)
かえって弊害が出て「失敗した設備」
新築に付けたけど無駄だった設備は、まだましかもしれません。
中には、弊害が出てしまい、ない方がよかったというケースもあります。
【部屋を明るくしてくれるはずの天窓】
採光を良くするために、天窓が欲しいという方も多いです。空が見えて明るいし、非常にオシャレです。
ところが、付ける場所を間違えてしまい、家にいるのに日焼けを気にしてしまうこともあります。
天窓から降り注ぐ紫外線を気にして、家にいるのに帽子をかぶらないといけない、なんてことは避けたいですね。
そしてこれは我が家の失敗談となりますが‥‥
我が家には天窓が二つあります。
明るさがとれて、最初はとくに問題なく過ごしていました。
しかし、震度4以上の地震があった際に、何も被害がないと思った我が家で唯一被害があったのが「天窓」だったのです。
割れて落ちた!というわけではないのですが、「ひび」が入ってしまったのです。
それをそのまま放置しておくわけにもいかずに修繕することになりました。
しかも2枚とも!!!なんとか保険で賄えたものの…天窓が無ければ何の被害もなかったのにな…と思ったりしました。
【部屋を暖めてくれるはずの断熱材】
新築は冬でも暖かく、快適な家にしたいものです。
しかし、断熱材の量には注意が必要です。
寒さを気にするあまり、断熱材を大量に使用すれば、確かに冬は暖房がいらないくらいに暖かいかもしれません。
一方で、夏にはは家全体に熱がこもってしまい、冷房が効かないという事例もあります。
室内の温度は、様々な要素で変わります。
採光や風通し、断熱材の使用などです。
特に日差しの入り方は、季節や時間帯にも左右されるので、よく考える必要があるでしょう。
新築で取り入れたい「便利な設備」
住み始めてから、あんな設備やこんな設備があれば良かったなんてこともあります。
住んでみないと分からない事って、思っている以上にあります。
また時代の変化によっても必要な設備は変わってきます。
どんな設備があればよかったのか?皆さんの本音をのぞいていってみましょう。
物流時代!「宅配ボックス」
近年、ネットショッピングの利用率は増加傾向にあり、これからも増えるでしょう。
それに伴い、荷物の受け取りの手間を省ける宅配ボックスのニーズも急上昇しています。
宅配ボックスは他の設備と比べ、安価ですので、非常におすすめです。
新築購入時に一緒に設置してもらうのであれば、ある程度いいものを設置しておきたいですよね。
そんな方にはこちらがおすすめです。
- パナソニック宅配ボックス
値段の安いものもありますよ。後から設置する人もかなり増えてきているので、やはり需要が高いと言えますね。
- 簡易宅配ボックス
値段もピンからキリまである感じですが…やはり簡易ボックスであれば、安いですね!
- ロッカーボックス
防犯上、安心かなと思えるものは、やはり少し値段があがりますね。
そして、最近では手作りされている方も居るのだとか?!
クーラーボックスを使用とは、いいアイディアですよね!
市販のものを真似して作られている様です。
DIY好きな方にはおすすめですよ!
失敗率が高い「コンセント」
数と場所をもっと考えればよかったと失敗しやすいのがコンセントです。
・コンセントの数が足りなくて、あちこちに延長コードをひくはめになってしまって見栄えが悪い!
・家具の位置を考慮せずにコンセントを配置したため、コンセントが使えなくなってしまった!
・何故ここにつけたのだろう…という場所にあって、何の役にも立っていない!
スマホや端末などが増えたこともあって、コンセントが必要な機器はたくさんありますよね。
コンセントで失敗しない方法
①部屋単位で考える
「この部屋では、どの家電を使うだろうか」
「この部屋には、どの位置に家具を置こうか」
具体的に部屋のイメージをしてから、コンセントの数や配置を決めましょう。
②気持ち多めにつける
対台の場合、コンセントのつけれる数は決まっています。
しかしメーカーさんによっては割引の代わりにコンセントの数を増やしてくれるなんてところもあります。
せっかくなので、ここは聞いてみてくださいね。多めにつけることができれば、足りない!!なんてことは恐らくなくなりますよ。
~我が家のコンセント事情~ 我が家では割引の代わりに、コンセントの数を5個増やしてもいいよ~と言われて、「どこにつけよう」と妻と話しあいました。 一番正解だったのは、納戸や押し入れにコンセントを付けたことでした! 納戸にしまっていた充電式の掃除機や、押し入れでカメラの充電等も出来たからです。 |
見えるところばかりに、気持ちがいきがちですが、今は充電式の家電も増えてきているので、是非検討してみてくださいね。
またコンセントについてはこちらの記事に詳しく書かれています。
是非、参考にしてみてくださいね。
そして、次で最後になります。
構造から意識したい「防音設備」
音に関する後悔も、暮らし始めてから気づくポイントです。
「もっと防音をしっかり考えれておくんだった」と後悔する人が多いです。
友人宅は子供部屋がリビングの真上にあります。
子供が子供部屋で盛り上がって騒ぐと響いて、うるさくて、リビングでテレビを見ていても何も聞こえない…ということがあるそうです。
そしてもう一つ問題なのが、駐車場がすぐ隣の寝室だそうです。
窓からエンジン音が聞こえて寝れないし、朝は朝で起こされてしまうようで、大失敗だと言っていました。
構造上のことなので、必ずチェックしておきたいところですよね。
騒音の際のチェックポイント
・寝室やリビングの真上に、騒音の出そうな部屋や設備がないか
・隣は駐車場や幹線道路などの騒音が入りやすい所ではないか
さいごに
以上のように、新築を建てた後になって、失敗したと感じる部分は、多くあります。
住んでみないと分からないことが多いからです。
しかし、じっくり計画することで、無駄な設備を少なくできたり、満足度の高い設備を増やしたりすることができます。
家族構成やライフスタイルによって、必要な設備、不要な設備は違ってきます。
それらを考慮して、自分達の生活を見直したとき、本当に必要かどうか、しっかりと検討しましょう。
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