念願の新築マイホーム購入!
引っ越しを済ませてホッと一息、何か忘れていませんか?!
新築一戸建てでパソコン使用やテレビを視聴するためには、必ず何かしらの準備が必要です。
仕事上で、パソコン等を使っているのなら真っ先に考えるかもしれませんが、スマホ優先で使ってしまっている方も多いかと思います。
また電気やガスの申し込みは、過去の経験でイメージしやすいのですが、パソコンやテレビのための準備は見落としがちな部分です。
テレビだとアンテナを立てる、ケーブルテレビに申し込むと言った方法もありますが、やはり一番のおすすめはパソコンの手続きも一緒にできる光回線でテレビを見る方法です。
とは言え、光回線の引き込みにも工事が必要になってきます。
今回は、新築マイホームでの光回線申し込みはいつが良いのか、どのような手順があるのかと、おすすめの光回線業者までまとめてご紹介いたします。
この記事を読んで、念願の新築マイホームでの新生活を快適にスタートさせましょう!
目次
新築時の光回線に申し込むベストタイミング
結論から先に言っちゃいますね。
ベストなタイミングは引越し日の2~3ヶ月前になります。
工事日は立ち会い必須ですので、2~3ヶ月前に申し込んでおくことで、お互いのスケジュールを調整しやすくなります。
光回線工事の発注で特に注意する時期
2~3ヶ月みておけば大抵は大丈夫ですが、特に混みやすい時期や手続きが遅くなってしまう場合があるので、この点だけは注意しておきましょう。
【3月や9月といった繁忙期】
工事業者のスケジュールもなかなか取れませんので、前もって依頼しておくことで希望日に開通させることが出来るようになるのです。
まさにこれにちなんだ友人の失敗談をお話しておきます。
友人は回線工事をお願いする会社(プロバイダー)については決めていました。
引き渡し日まで1週間となるところで、その会社に連絡して工事着工をしてもらおうと思っていました。
しかし、返ってきた返事は…
「只今、繁忙期ですので先2週間は予約で埋まっております。2週間以降の希望日をお聞きしている状態になっております。」
そこから自分の都合と合わせて調整していたら、結局工事着工が、まさかの3週間後に!
友人は家族にとても攻められてしまったようで、会社を決めただけで安心しきっていたよと反省しておりました。
工事日などには立会いの必要もあるので、そのスケジュール調整が上手くいかないと、繁忙期に加えて、更に予定が伸びてしまう可能性もあります。ご注意ください!
【住所登録に時間がかかる】
①役所に住所登録
光回線を申し込むには住所が必要なので、新築の家には住所がありませんので先ず、役所へ「新築届」を提出して住所を登録する必要があります。
建物の主要な出入口が完成し、現地調査・実測が可能な状態であれば届出出来るようになります。
届出から住居番号が決まるまでには、1週間から10日程度かかります。
この「新築届」は、基本的にハウスメーカーや不動産屋が代理で手続きしてくれていますが、後回しになる場合もありますのでしっかりと確認しておくことをおすすめします。
②NTTに住所登録
新しい住所番号をNTTのデータベースに住所登録して貰う必要があります。
これが、地図上でピンポイントに「この場所!」と特定出来るまで詳しく聞かれます。
光回線の工事は電柱から家屋まで、どのような経路で光ケーブルを引いて来るかの設計が必要なのですが、具体的な場所が分からないとこの設計が出来ないからです。
登録間違いには注意!
この登録が間違っていると、工事日当日に工事が出来ないと言うことも起こりえますのでご注意ください。
【道路・河川の許可申請に時間が掛かる】
場所によっては、回線を引くのに道路や橋を専有して、大掛かりな工事が必要な場合があります。
このような場合、それぞれを担当する官公署へ申請が必要になるのですが、この許可が降りるまでに時間が掛かるのです。
1~2ヶ月掛かる場合もあるようですので、こちらも注意が必要です。
それぞれの種類と管理者は下記のとおりです。
~道路を専有する可能性ある場合~
道路の種類 | 管理者 |
一般国道(指定区間) | 国土交通大臣 |
一般国道(その他) | 都道府県知事 |
都道府県道 | 都道府県知事 |
市町村道 | 市町村長 |
~河川を専有する可能性ある場合~
河川の種類 | 管理者 |
一級河川 | 国土交通大臣 |
二級河川 | 都道府県知事 |
準用河川 | 市町村長 |
普通河川 | 地方公共団体 |
我が家の土地は元々、農地だったところを宅地申請したまま5年ほど小屋しかたっていない状態の土地でした。
いざ、土地を買うという時も、土地を買う許可を得るまでに以下のことをしなくてはいけませんでした。
①土地所有者の親族に土地の所有の変更許可を得る
②市が管理する箇所の上に建物をを建てることになったので、それについての許可を得る
これが…親族の許可は自分と営業担当の方と回って、頑張って工事着工までには何とか終わらせたのですが…。
市からの許可を貰えるまでに思った以上に時間がかかって、工事着工が当初の予定より1か月も遅れてしまいました。
しかし、面倒ながらもやっておかないと「この土地は誰の土地?!」と後々に問題になっても嫌だったので慎重に事を進めていきました。
今回は回線だけのことなので、そこまで大変なことはないかと思いますが、何かと行政の仕事は予想以上の時間がかかることがありますので、期間には余裕をもっておきましょう。
では、実際に光回線への申し込みから工事完了までは、何をやるのか?具体的に見ていきましょう。
新築時の光回線への申し込みから工事までの流れ
ここでは光回線への申し込みから、開通までの流れをご紹介します。
※今回の記事はNTTフレッツ光とフレッツ光コラボの申し込みについての説明になります。
auひかりやNURO光をお考えの際は、手順が異なる場合がありますので、各事業者へお問い合わせをお願いします。
②新築届を提出し住居番号が決定する
③新居の住所をNTTへ伝え、住所登録をしてもらう
④NTTが現地調査を行う
⑤工事可能スケジュールを出してもらい工事日を決定する
⑥工事立ち会いと開通確認
この中から、実際にご自身で行う必要があるのは以下の通りになります。
①申し込み ウェブや電話からの申し込みが可能です ③新居の住所連絡 ⑤工事日決定 ⑥工事立ち会い |
注意点:工事日までに終わらせて!
ここで注意して欲しいのは、工事日までに電気が開通している必要があるということです。
屋外から光ファイバーを引き込んでくる作業や、室内へ光ファイバーを引き込む作業に電気は必要ないのですが、ONU(光回線終端装置)またはホームゲートウェイへ電源を入れて開通確認をする必要があるためです。
開通確認が出来ないと工事を完了出来ませんので、工事日までに電気を開通しておくことは忘れないで下さいね。
今現在使用してる回線を引っ越しさせる場合
今現在使用している回線を引っ越しさせる場合は手順が変わってきますので、こちらもお伝えしておきます。
固定回線は登録されているということになるので、NTTへの連絡は必須になります。
ここではネット回線の引越しの手続きを紹介します。
①現在使用している回線会社へ連絡する
②現在使用してる回線撤去してもらう
③新居の住所を業者に登録する
④回線設備の確認する
⑤新居での開通工事日決定
⑥工事日に立会い
まず、回線引っ越しで気を付けたいのが、新しく引越す先(新居の場所)が回線会社やプロバイダーが対応している地域がどうかということです。
光回線の場合はまだまだ対応していない地域もあります!
我が家が引越したときは、まだまだ光回線が出始めのころで、回線自体も安定しているのかどうか?という感じでした。
なので、光回線は見送り通常の回線での工事を進めましたが、その際に一応、調べてみると。
全くもって、悩む必要もなく我が家は地域内ではありませんでした(笑)
それから数年後、光回線も安定してきたということでプロバイダーを変更してもいいかなと思い変更したのですが、全然安定せずで、すぐに前の回線に戻しました。
そして、最近になってスマートフォンにするタイミングで光回線を我が家に再び導入。回線も何とか安定しています。
対象区域に入っていても、もともと対象外だったところは少し慎重に入れたほうがいいのかな…と私個人の意見では思います。
ちなみに光回線のエリア検索は各社の検索ページがありますので、そちらでお確かめいただければと思います。
フレッツ光のエリア検索ページを記載しておきますので、参考までにご覧いただければと思います。
光回線業者を徹底分析!おすすめもご紹介!
光回線業者はとにかくたくさんあり過ぎて訳が分からない!という方も多いと思います。
ですが、実は大きく分けると以下の5種類にまとめる事が出来ます。
光回線業社 | NTTの光回線サービス「フレッツ光」と フレッツ光回線を利用した「光コラボ」 |
説明 |
NTT東日本・NTT西日本が提供する光回線(フレッツ光)を、光コラボレーション事業者へ卸売し、各事業者からユーザーへ提供するのが光コラボになります。 フレッツ光は光コラボ登場以降、個人向けの加入特典を縮小していっていますので、今からフレッツ光回線を利用したい場合は、光コラボを利用するほうが断然お得です。 |
光回線業社 |
KDDIの独自光回線とNTTのダークファイバーを利用する |
説明 |
ダークファイバーとはNTTが敷設したものの未使用の芯線の事を言います。(フレッツ光や光コラボで使用する光回線とは別の光回線です) KDDIが独自に敷設した光ファイバー網に、NTTのダークファイバーを組み合わせて、サービスを提供しているのがauひかりになります。 |
光回線業社 |
ソニーネットワークコミュニケーションズが運営しNTTのダークファイバーを利用する「NURO光」 |
説明 |
NTTのダークファイバーを利用するのはauひかりと同じですが、NTTのダークファイバーだけを利用するのがNURO光になります。 |
光回線業社 |
ケーブルテレビ事業者が敷設した独自光ファイバー網による光回線を利用する |
説明 |
各地方ごとにある地域密着型のケーブルテレビ事業社が、独自に光ファイバー網を敷設してサービスを提供しています。 ただし、独自の光回線は一部の地域でしか利用できず、J:COM NET 光ですと関西の一部エリア以外はauひかりとのコラボであったりしますのでご注意ください。 |
光回線業社 | 電力系会社が敷設した独自光ファイバー網による光回線を利用する「電力系光回線」 |
説明 |
中部地区以西の電力会社系列のグループ会社が、独自に光ファイバー網を敷設してサービスを提供しています。 |
ちなみに我が家は新居に引越してきてから3回回線の変更を行ってきました。
~我が家の回線変更事情~
最初がBフレッツ(NTTの回線)でau光に変更したが回線が安定せずに残念ながらBフレッツに戻り、今現在は「フレッツ光」で落ち着いています。
Bフレッツの決め手
実家でも使っていて、安定していたため迷いなく決めた。
au光の決め手
au光が最も早く対象地域に対応していたのと、当時auのスマートフォンを使用していたため変更
フレッツ光の決め手
スマートフォンをauからソフトバンクへ家族全員が変更し、回線も変更することで更に値引きがあったため、フレッツ光に変更
最もおすすめな光回線業者とその理由
おすすめはフレッツ光回線を利用した「光コラボ」です。
光コラボをおすすめする理由は2つあります。
まず、テレビの視聴サービスが月額750円(税別)で安く契約が出来ること。
つぎに、スマホセット割があって家族全員の携帯料金の割引があることです。
そこで、私がおすすめする光回線をご紹介致します。
ご利用中の携帯電話 | docomo | SoftBank | au |
おすすめ光回線 | ドコモ光 | ソフトバンク光 | ビッグローブ光 |
契約事務手数料 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
通常工事費用 | 実質無料 | 実質無料 | 実質無料 |
テレビ視聴サービス登録料 | 2,800円 | 2,800円 | 2,800円 |
月額利用料金 | 5,200円/月 | 5,200円/月 | 4,980円/月 |
光テレビ月額利用料金 | 750円/月 | 750円/月 | 750円/月 |
スマホセット割り利用時必須オプション | – | 500円~/月 光BBユニットレンタル、Wi-Fiマルチパック、ホワイト光電話/ 光電話(N)+BBフォン/BBフォンのいずれかが必要 |
500円/月 ビッグローブ光電話が必要 |
その他注意事項 | 光テレビの視聴には別途、基本工事料、テレビ接続工事料が必要です。 |
※それぞれ記載の料金は公式ホームページの料金です。
代理店によって様々な割引特典を提供していますので、色々な代理店を比較してみて下さい。
光コラボがおすすめな理由
・全体的に月額費用が安価である
・テレビの視聴サービスが安く契約出来る
・スマホとのセット割で更にお安くなる
地上デジタル放送が視聴できない回線がある?
「auひかり」・「NURO光」は地上デジタル放送が視聴できない?
auひかり・NURO光でも地上デジタル放送が見れないわけではありません。
ただ、auひかり・NURO光の2つのサービスで地上デジタル放送を視聴するには「ひかりTV」のサービスを利用することになり、「ひかりTV」は地上デジタル放送を一度録画したものを配信するサービスになります。
電波での受信と比較して若干の遅延が起こる、双方向サービスを利用した視聴者参加型番組に参加出来ない場合があるなどの問題点がありますが、特に注意して欲しいのが以下の部分です。
諸事情により、ひかりTVで地上デジタル放送を終了する場合があります。その場合、引き続き地上デジタル放送の視聴をご希望されるお客さまについては、お客さまのご負担にて別途、地上デジタル放送対応テレビや受信アンテナ等をご用意いただく必要があります。
フレッツ光の光コラボは利用者数が多いために、一つの光ファイバー回線を複数のユーザーが利用する確率が高く、通信速度が遅くなる場合があります。
これに対してダークファイバーは、フレッツ光や光コラボで使用する光回線とは別の光回線ですので、複数のユーザーが利用する確率が低いために高速通信が実現できます。
これらの理由から、「auひかり」・「NURO光」は地上デジタル放送の視聴よりも高速インターネットを重視する方向けと言えます。
專門チャンネル重視の方の光回線
「ケーブルテレビ光回線」は專門チャンネル重視の方向けです。
ケーブルテレビ光回線でも地上デジタル放送は視聴可能です。
ですが、ケーブルテレビ事業社が光回線サービスを提供している範囲はあまり広くありません。
例)J:COM NET 光
J:COMの光回線が利用できるのは関西の一部エリアのみとなっており、それ以外のエリアはauひかりの光回線コラボでの利用になります。
auひかりの光回線コラボの場合、放送用のケーブルと光回線を別々に引き込みますので工事が2回必要になります。
・専門チャンネルとセットになった料金体系が多いため、テレビをあまり見ない人には月額料金が高めになりがち。
・画像や動画のアップロードが遅くてストレスを感じた。
・光とケーブルの組み合わせのため、あまり品質が良くない。
これらの理由から、「ケーブルテレビ光回線」は專門チャンネルや有料チャンネルを重視する方向けと言えます。
地域によって使える光回線もある?
地域によっては「電力系光回線」もありです!
電力系光回線も地上デジタル放送の視聴が可能です。
また、電気・ガスとのセット割引があるのも電力系光回線の大きな特徴です。
電気・ガスと言った、ライフラインとして欠かせないものとセットで割引があるのは大きいですよね。
また、auスマートバリューの対象ですのでauユーザーの方には更におすすめです。
ただ、電力系光回線は中部以西の電力会社系列のグループ会社が提供しているサービスですので、対象地域が狭いのが難点です。
サービス名 | 提供エリア |
コミュファ光 | 愛知県 / 岐阜県 / 静岡県 / 三重県 / 長野県 |
eo光 | 滋賀県 / 京都府 / 大阪府 / 兵庫県 / 奈良県 / 和歌山県 / 福井県 |
メガエッグ光 | 鳥取県 / 岡山県 / 島根県 / 広島県 / 山口県 |
ピカラ光 | 徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県 |
ビビック光 | 福岡県 / 佐賀県 / 長崎県 / 熊本県 / 大分県 / 宮崎県 / 鹿児島県 |
それでも対象エリアにお住まいであれば、電気・ガスとのセット割引はメリットが大きいのでおすすめです。
光コラボと金額比較して見るのも良いのでは無いでしょうか。
さいごに
光回線を新築の家の中に引き込む場合、電話線の配管を利用する・エアコンのダクトを利用するなどがありますが、どちらも無理な場合は新築の壁に穴をあけなくてはならない場合もあります。
新築の家に傷をつけることを避けるためにも、出来る限り早めにお申し込みされることをお勧めします。
インターネットもテレビも、いまや生活に欠かせないものになっています。
新居での新しい生活の第一歩を、快適にスタートするための参考になれば嬉しいです。
最後までご覧頂き、ありがとうございました!
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