突然ですが、表札を作るタイミングって、家を購入したときや、引っ越したときくらいでそれほど多くはないですよね。
頻繁に変えるものでもないから、せっかくならこだわって作りたい!そう思う方も多いのではないでしょうか。
「設置場所はどこにしよう!」とか「どんな材質がいいのかな?」と迷ってしまいますね。
なかでも色々と悩んでしまうのは「名字の表記とデザインはどうしようか?」だと思います。
ここでは「漢字とローマ字」表記の表札についてご紹介します。
「なんか思ってたのと違った…!」「やっぱり漢字だけにしておけば良かったかな?」
そんなふうに後悔したくありませんよね?
そうならないためにも「表札に漢字とローマ字の両方を入れたときのメリットとデメリット」を知っておきましょう。
また「漢字のみ」「ローマ字のみ」の表札についても記載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
表札に【漢字とローマ字】両方を入れてみる?
メリットばかりを見て、あとでガッカリ…。そんなことにならないよう、ぜひデメリットまでご覧ください。
両方入れるメリット・デメリット
まずはメリットから見ていきましょう。
- 読み方に迷ってしまうような名字でも、ローマ字を一緒に表記することで読めるようになる。
- 逆にローマ字だけだとパッと見では読みづらい名字も、漢字があることで読みやすくなる。
読み方が難しい名字の方は意外と多いです。
読み方が難しい名字の一例
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表札に関しては
「ローマ字を一緒に表記する」だけで解決します。
住所というのは不思議なもので、住んでいる家の住所と隣の家の住所、さらに数軒先までも住所が同じという所もあります。
同じ土地の中に家が数件建っているような状況を想像して頂ければ分かりやすいかと思います。
このような場合、特にご近所に似た名字のお宅があったら漢字とローマ字、両方を表記した方が間違われにくいのでおすすめです。
メリットと共に、ぜひデメリットも知ってください。
- 個人情報が漏れてしまうということです。
- 難しい名前も読み方が知られることで知り合いを装った犯罪に巻き込まれる可能性があります。
とはいえ名字の読み方を知られてしまったからといって、必ずトラブルに巻き込まれるということではありません。
ご近所に住んでいる方たちと仲良くしたい!という方は、表札を出すことにも読み方をローマ字で表記することにも抵抗はないでしょう。
それは決して悪いことでもありません。
ただ怖いのは、世の中には犯罪を犯すような人も確かにいて、そんな人にまで名前を知られてしまうということです。
誰でも見ることができる表札だからこそ、少しでも個人情報を減らした方が安心!という考えの方が増えてきています。
【表札は【漢字とローマ字】両方入れた方がいいの?】
「はい、両方入れちゃいましょう!」と断言はできません。
なぜなら家庭によって表札における防犯意識も違います。
読み方がわかりづらい名字の方(小鳥遊・タカナシさん、水流・ツルさんなど)は両方入れたほうがいいでしょうし、読みやすい名字の方(佐藤さん・加藤さんなど)は入れても入れなくても読むことができるのでどちらでもいいですよね。
「地域の方と仲良くなりたい!」「名前を知られても全然気にしない!」だったり、「挨拶程度でいいや。」「あまり名前を知られたくないな。」など各家庭の事情もありますよね。
地域の方の関わりが深い田舎の方か、住宅が密集している都会なのか…土地柄にも全く違いがあります。
それぞれのメリットとデメリットを考慮して、ご家庭に合った表札を選んでください。
「表札をローマ字のみ」で出したことでこんな体験をした同僚がいます。
Aさんの体験談 子供の頃引っ越しが多く、小学生のころに小さな漁師町で数年間生活していたことがありました。 以前は漢字の表札を出していたのですが、古くなってしまったので母親が憧れていた「ローマ字のみの表札」に変えたんです。 両親はとても気に入って使っていたのですが、その町の住人はお年寄りが多かったために読んでもらうことが出来ずに名前もなかなか覚えてもらえなかったんですよ。 近所の人たちに「皆が読める表札にするべきだ。」としつこくいわれてしまい、しぶしぶ表札の下に漢字で名前を書いた紙を貼ることにしたみたいです(笑) 母親は、せっかくおしゃれな表札にしたのに台無しだと嘆いていました。 あとは、出かけるときに家に鍵をかけるとみんなに嫌な顔をされたんです。 「家に鍵をかける。」という当たり前の行動が、「周りの人を信用していない!」とその地域では解釈されてしまったのです。 |
表札をローマ字にしただけで、そして家に鍵をかけただけでその地域の人たちに受け入れられなかったことが「今でもトラウマになっているよ。」と、Aさんは苦笑いでした。
色んな人がいますから、新しい土地で生活を始める際には充分に気をつけてください。
表札に【漢字のみ・ローマ字のみ】どちらを選ぶ?
表札に漢字のみ、ローマ字のみをそれぞれ表記した場合のメリットとデメリットについてもご覧ください。
それぞれのメリット・デメリット
【漢字のみの表札の場合】
メリット | デメリット |
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ローマ字よりも漢字の表札の方が配達員の方のためには見やすくて助かるかもしれませんね。
【ローマ字のみの表札の場合】
メリット | デメリット |
【例】 くどうさん : 工藤・久渡・宮東・九藤 |
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ちなみにローマ字表記のお家は、ゼンリンの住宅地図や町内の地図には名字がカタカナで載ります。
- 一軒ずつの建物の名称や居住者名、番地を詳しく表示したものです。
- 飲食店の配達、宅配、不動産の物件管理から、金融業務の顧客管理、自治体や官公庁による住民サービスなどで広く利用されています。
ローマ字の表記は洋風の家にしっくり合います。
最近は純和風な家よりも洋風な家が増えてきました。もし洋風の家にした場合は表札も雰囲気を合わせたいものです。
私の友人に「月見里さん」というお名前の方がいます。読めますでしょうか?
「ヤマナシさん」と読みます。
月見里さんは、賃貸マンション暮らしだったため表札を出していませんでしたが、春に転勤になり、二階建ての借家に住むことになったため初めて表札を作ることにしました。
きっと漢字表記にしても読んでもらえないからと「YAMANASHI」とローマ字表記にすることに決めました。
素材はタイルにして、名字の下には猫好きの娘さんのために猫のシルエットを入れたデザインもプラスしたお気に入りの表札を出したのです。
しかし、問題が発生!
引っ越した地域には洋風の家が多く、表札をローマ字で出している家も多かった。
数件先に山梨さん、そして山西さんという似た名字の方が生活していた。
そのせいで、郵便や宅配の誤配が多くあった。
困った月見里さんは?
漢字とローマ字両方を表記して、ついでに住所も書いた表札に作り直しました。
こだわって作った初めての表札は可哀想だからと娘さんの部屋のドアに飾りました。
表札に名字と番地を一緒に入れられるものや、番地だけ単品で作れるものもあります。
【漢字とローマ字】表札のイメージを膨らませよう!
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