ときどき、無性にお部屋をイメージチェンジしたくなる時はありませんか?
とくに、映画や雑誌などを見ているとこんなお洒落なお部屋に住んでみたいと思うことがあるのではないでしょうか。
それに、毎日変わらない景色の中にいると、なかなかモチベーションが上がらなかったり、良いアイデアも浮かばなくなり、新しい刺激が欲しくなりますよね。
そこで心機一転!!
最近流行りのDIYでお部屋の模様替えしてみませんか??
今回は、数あるDIYの中からフロアについてピックアップしていきます。
フロアは部屋の大部分を占めるのでここのイメージを変えるだけで印象はかなり変わってきます。
「最初から張ってあるフロアを剥がすなんて面倒くさい」
「大掛かりで大変そう」と思われた方。とてもわかります。たしかに面倒ですね。
でも大丈夫!
最初から敷いてあるフロアをわざわざ剥がすことなく、誰でも「簡単」に「張れる」方法があるんです!
今回の記事では、そんな夢のような「クッションフロア」の特性や張り方、そして必要な道具をまるごと紹介していきますので、ここで日々の暮らしをよりいっそう心地よいものにしていきましょう。
目次
こんな方法があった!?クッションフロアの張替え方法と道具を一挙公開!
クッションフロアの張替え方に、剥がさないでできる方法があるのを知っていましたか??
一般的には、既存の床材を剥がして張り替える方法が多いですが、実は上から重ねて張る方法があります。
今回は、今張ってあるフロアを傷つけず、剥がさずに張る方法をご紹介していきます。
たったこれだけ!?張るときに必要な道具と使用方法
クッションフロアの重ね張り作業に必須といえる道具は次のようになります。
- クッションフロア
- 剥がせるのりor剥がせる両面テープ
- へラ、クシベラ
- 圧力ローラー
- メジャー、はさみ
- カッター、ぴったりカッター
これだけ準備しておけば、あとはなにもいらないので事前にチェックしておきましょう。
次にクッションフロアの張替え方法の手順を簡単に見ていきましょう。
①部屋の準備 |
|
②クッションフロアシートの準備 |
|
③シートのカット |
|
④接着 |
|
⑤仕上げ |
|
シートを2枚以上使う場合、継ぎ目の処理が必要になります。
剥がせるのりを使った動画です。
このやり方だと、もとの床を剥がさず、傷つけず、手間も省くことができて簡単に張ることができますね。
剥がせるのりを使った場合のメリット・デメリットは次のようになります。
メリット |
|
デメリット |
|
ここで一番注意してほしいのが、空気抜きです←これ重要です。
これをいいかげんにすると、あとでクッションの一部分がポッコリ浮いてきてしまう!ので気をつけましょう。
剥がせる両面テープを使った動画です⇩
こちらのやり方だと、のりを塗る手間と、待つ時間を省けるので簡単ですね。
剥がせる両面テープを使った場合のメリットとデメリットも見ていきましょう。
メリット |
|
デメリット |
|
デメリットは、あまりないのですが、両面テープをビッシリ張るわけではないので、意外と凹凸になりやすいという所が難点になってきます。
こちらでも一番注意してほしいのが、空気抜きです←ほんとに重要です。
特にこちらのやり方だと入念にやらないと、空気による凸凹しわができやすいので注意しましょう。
ここがポイント!
ヘラやコロコロで浮いている部分がないように、伸ばしながら張っていくのがポイントです
クッションフロアの張替えは、空気抜きに注意すれば、素人でも意外ととりかかりやすそうなイメージが持てますね。
しかし、まだまだ気をつけたい点がいくつかあります。
失敗しやすい注意点と対処法
初めてクッションフロアを張るときに一番失敗しやすい所は、どんなことだと思いますか?
それは、壁ぎわをカットするときに、うまく切れずに切り口がガタガタになってしまうことなんです。
でも大丈夫!!
この方法を使えば、ガタガタな切り口が綺麗に何事もなかったかのように修正できてしまうんです。
その方法とは、このジョイントコークという道具を使った方法なんです。
ジョイントコーク
こちらの商品は、ホームセンターなどで1コイン程度(500円)で買える優れものです。
バリエーションもとても豊富なので、必ず同じ色が見つかります。
修正方法
①ガタガタとなった壁との間に液をを一直線に引いていく
②液をのせた個所を濡れタオルなどできれいに伸ばしていく
③乾けば完成
手順はこれだけ!
5分ほどで乾くので、簡単にできますね。
もし、液が付きすぎたり、他の個所についても、乾くまでなら濡れタオルなどでふき取れば問題なくきれいに除去できます。
このほかにも、ありがちな失敗談があります。
友人のAさんは先日、自分でトイレのクッションフロアの張替えをしました。
段差が出来るのが嫌で、クッションフロアの上から張るのではなく、剥がしてから張り替えたそうです。
剥がすポイントとなるのは、「張られている形のまま綺麗に剥がす」ということ。
そうすることで、簡単に型が取れきれいに張れるからです。
しかし、以外にもしっかり張られていたため、剥がすのに1時間半もかかってしまいました。
【やらかしてしまった!】
ようやくクッションフロアの型を取り、カットしたところで大失敗したことに気づくことに…
裏が白かったため線が引きやすいと思い、新しいクッションフロアを裏返しにしてその上に剥がしたクッションフロアを表に置いてカットしてしまっていたんです。
【その結果】
トイレスペースの形が逆になってしまい張ることが出来なかったため、急遽クッションフロアを追加注文するハメになったそうです。
後日、ちゃんと型を取ることが出来て失敗せずきれいに張れたそうですが、「こんなに大変なら、重ね張りにすればよかった。」とぼやいていました。
冷静に考えればわかることなのですが、きれいに剥がすことに神経を集中させて、作業が終わった1時間半後には集中力が途絶えてしまったのでしょう。
初めて挑戦するDIYには、意外とこんな簡単なミスがつきものです。
あるある注意点
クッションフロアをカットする場合、表と裏はちゃんと合わせてカットすること
面積が大きい分、失敗すると気持ち的なダメージが大きくなってしまいます。
準備とイメージトレーニングをしっかり行いましょう。
意外と優れもの!?【クッションフロア】の特性
クッションフロアとは、その名の通りクッション性のあるシート状の塩化ビニル系でできた床材のことをいいます。
少しブヨブヨした弾力があります。
クッションフロアのメリット・デメリット
- 防音に優れている
- 傷や汚れにめっぽう強い(フローリングと比べて)
- 防水性にかなり優れている
その他にも、お手入れがしやすく、 貼り替えの手軽さから住宅や店舗などさまざまなシーンで愛用されている商品です。
ここで注目してほしい特性は、「防水性」に優れていること。
フローリングだとワックスを掛ける事で、水を弾くことができますが、クッションフロアは塩化ビニル系の素材でできているので、ワックスなどの手間はいらず、水を弾くことができ、カビの繁殖を減らすことができるんです。
このような特性から、洗面所、トイレ、キッチンなどで多く愛用されています。
また、クッションフロアはフローリングと比べてクッション性があるので、物などを落としたくらいでは床にダメージを与えることはありません。
なので賃貸マンションでも床を傷付けたくない場合や、下の階への騒音対策にもピッタリなのです。
その他にも、歩く事による足の疲れがクッションにより軽減されるメリットも持ち合わせています。
この商品は略して、CF(クッションフロア)と表記されていることもあり、厚みは1.8mm~4.5mmで幅はおよそ1800mmと規格が決まっています。
しかし、メリットばかりではありません。
デメリット
|
クッションフロアのデメリットの多くは、傷の修復が難しい事と重い家具による凹みができる事です。
フローリング材には、傷が付いた場合に、補修材などがありますが、クッションフロアにはありません。
なので、大きく傷ついた部分を修復するには、クッションフロア全体を取り替える必要があるのが難点になってきます。
そして、タンスやテーブル・棚などの重い家具を長期間置くことによる、重さによって生じる凹みの後が残る事もあります。
その他にも、貼り付ける時に使用するボンドや両面テープが劣化すると、クッションフロア同士の継ぎ目が浮き上がり凹凸ができてきたりと言うデメリットもあります。
気になる耐久性
もちろんフローリングでも耐久性の寿命はありますがクッションフロアは安価に仕上げられる分、耐久性にはあまり優れていないといえます。
クッションフロアのお手入れ方法
クッションフロアの汚れには以下の原因があります。
- 黄ばみ:テーブルや椅子の足についているすべり止め用のゴムが長期間付着すると化学変化を起こし黄ばんでしまう
- 油汚れ:キッチンでの油はね・足の裏の皮脂汚れ
- 黒ずみ:放置した油汚れ・カビ・水に濡れたまま放置したゴミやほこり・劣化したワックスなど
- カビ:湿気が多い所は注意が必要
いつまでもきれいを保つためには、普段の掃除が大切になります。
【普段の掃除の場合】 薄めた中性洗剤や、クエン酸水、重曹水などで水拭きすることがおすすめ |
【ガンコな汚れの場合】 古くなった歯ブラシに少し歯磨き粉をつけてこする それでも除去できない場合は、重曹やクレンザーを使って目の粗いスポンジでこすってみる 強くこすりすぎるとキズがつく場合があるので注意する |
【カビが発生してしまった場合】 消毒用エタノールと水を8:1で溶かしたものを、キッチンペーパーなどにつけて、やさしくこするだけで軽いカビくらいなら除去できる 凹凸のある所や細かい所は、つまようじを使うと便利です 目立たない所で色落ちや変色がないかを確認してから使用するよう注意しましょう。 |
普段からそうじなどの手入れをしていれば、カビなどガンコな汚れにはなったりしないので、日常生活から気をつけるようにしておくことが大事ですね。
せっかく自分の手で張り替えたクッションフロアにはできるだけ長持ちしてもらいたいですね。
最後に、おすすめのクッションフロアをご紹介していきます。
クッションフロアの張替え【おすすめ5選】必ず好きなものが見つかる!
クッションフロアの種類ってたくさんありすぎてどれにすればいいんだろう?って悩みますよね。
そこで、人気のおすすめTOP5をピックアップしたのでご覧ください。
【NO.1】様々なカラーでお部屋の雰囲気をイメージチェンジ!!
こちらは、もっともフォーマルでシンプルが特徴の一番人気ウッド柄になります。
カラーバリエーションも豊富であなたのお部屋にピッタリのものが見つかるはずです。
【NO.2】キッチンやトイレ、洗面所など水回りにピッタリ!洗練されたストーン柄!
黒いマーブル角が特徴で、より洗練されたオシャレな空間を演出してくれる。
ストーン柄(大理石調)は、水回りのある場所をより際立たせてくれるのがポイントです。
【NO.3】消臭効果があり、キズもつきにくい、すべりにくいから、かわいいペットも安心!
こちらは、ペットとの暮らしも快適になる多機能な優れものです。
消臭剤が表面に練りこんであり、気になる匂い成分も強力にキャッチしてくれます。
【NO.4】オリエントな雰囲気が楽しめる!女性に人気のレトロ柄!
こちらは、モロッコタイル柄になります。
カラフルなアイテムが多いモロッコ風インテリアですが、派手すぎない上品な美しさに仕上がります。
【NO.5】高級感のある艶ある仕上げで自然をリアルに再現!
自然を再現したペイントウッド柄。
ランダムな板張り風が特徴で、まるで穏やかな森の中にいる雰囲気をイメージさせてくれます。
【その他】
その他にも、テラコッタ柄、カラーパーケット柄、チェッカー柄と個性豊かな種類もあるので自分の気に入った柄をさっそく検索してみましょう。
クッションフロアの選び方
たしかに、いろいろな種類があるのはわかりましたが、実際どうやって選んだらよいか悩みますよね。
そこで、選ぶポイントとしては、
「どんな空間にしたいか?」
「どんな雰囲気にしたいか?」
「どんな暮らしがしたいか?」
という所に着目してみると選びやすくなってきます。
イメージしやすいよう例をあげてみると、このような感じです。
- ダイニングをカントリースタイルにしたい場合は、ウッド柄
- リビングは落ち着くイメージなので、温かみのあるペイントウッド柄
- 書斎や自分だけのスペースには、シンプルでシックな大理石調のストーン柄
このように、その部屋で過ごす空間の雰囲気をイメージしてみることが大切です。
SNSなどでもDIYの動画や画像があげられているので、チェックしてみるとより鮮明にイメージを具現化することができますよ。
自分のお部屋の模様替えなので、見ているだけでワクワクして楽しくなりますよね。
その時のトレンドや自分の好きなものからカラーや雰囲気を探すと、イメージしやすいので試してみてください。
まとめ
これまでのポイントを簡潔にまとめると、
「床の形に合わせてクッションフロアをカットする」
「接着剤または両面テープで張り付ける」
「隙間が大きいところはジョイントコークで修正する」
以上この3つで部屋の雰囲気をガラリと変えることができますね。
実際の作業も、専門的な技術も必要なくハサミやカッターでカットするだけなので、小さい頃によくやった図工を、特大サイズにしているような感覚でワクワクしながら楽しくできますよね。
気分転換や憧れの部屋づくり、毎日のフレッシュな生活を求めて、クッションフロアを張替えることを検討中の皆さんの、少しでもお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
あなたの火災保険は大丈夫?
火災保険を決める時、不動産屋に勧められた火災保険にそのまま加入していませんか?
それかなり、損しています。
勧められるがまま高い火災保険に加入する前に、複数の保険会社を比較してもらった方が安い上、補償内容も整っている火災保険に加入できます。
私の場合、不動産屋に勧められた火災保険に入っていましたが、見直しをしたらなんと16万円も保険料が安くなりました。
比較してもらうと自分に合った最安値の火災保険を見つけることができます。
無料でたったの3分で出来るのでやらない手はないですよ!
火災保険を安くするコツ
実際に私が火災保険の一括見積をして、火災保険が16万円安くなった過程を無料公開中。
→火災保険を安くする方法を知る
火災保険を安くする方法