表札を決めるのってなかなか難しいですよね。
表札は家の顔とも言える部分です。表札が家の印象に影響を与えるのは間違いありません。
家を建てる際にどのような表札にしようか、かなり迷うのは当然です。
でも、いくつかのポイントに着目してみると「これだ!」と思える表札に出会うことが出来るんです。
家の出入りで表札が視界に入る度に「素敵だなぁー」と惚れ惚れして、テンションが上がるような生活を想像するとワクワクしてきませんか?
せっかく自分の好きな家に住んで、そこで生きていくわけですから、より自分の家にマッチする表札を選びたいですよね。
ここでは、切り文字の漢字の表札の魅力についてお伝えしていこうと思います。
目次
【漢字の表札】切り文字でグレードアップ!
表札の中でも最近よく見かけるようになってきたのが「切り文字」です。
住宅街を散歩していると多くのお宅がこの表札を使っています。
切り文字とはどういったものでしょうか。
切り文字の特徴
「切り文字」は、ガラスや金属や木を使って作った、立体文字です。
切り文字がどのように作られて玄関先に取り付けられるのか見てみましょう。
書体もさることながら壁の色と黒文字がとてもよくあっていますね。
何もついていなかったときよりも断然表札が家のグレードをあげてくれています。
切り文字の特徴は、その独特のたたずまい、平たい板の上に文字を書いただけのものと異なり影が浮き出ることで、強い存在感が出ます。
人間は、「影」に強く惹かれます。それは、「影」とは希望の象徴「光」の別の側面であるから、といわれています。
平面の物質にも、光のないところにも、「影」はできません。
また、どんな色の光も「影」になってしまえばその色を失い、黒一色になります。人は複雑な彩り以上に、単純な影によって想像力を強く刺激されます。
光が当たる部分が明るくなればなるほどその下にできる影も濃くなり、強烈な対比が人の脳裏に強い印象として残ります。
そしてその影のでき方は、一日の時間や天気状況や見る角度によって千変万化な彩りを見せます。
例えば、朝の太陽でできる影と、夜のライトによる影。またある時には、朝焼けに照らされた影と、夕焼けに照らされた影。
期待の一日が始まる影と、安堵の一日が終わる影。クッキリした力強いシルエットと、おぼろげで幻想的なシルエット。
このように同じ文字にも、そのそれぞれがその日にしかない表情があるように思います。
この影の持つ多様性が、切り文字とそれを見る人の心にいろいろな変化をもたらすのです。
切り文字の表札で運気アップ?
家を建てる時にも運気をあげるために風水を気にする方もいらっしゃいますよね。
やはり人生の節目にこれからの運勢を左右するとなればできるだけ表札も良い運気を運んできてくれるものにこだわりたいのが人の常です。
風水は古代中国の思想で、住居や建物などの位置の吉凶禍福を鑑定するために用いられてきた。
気の流れや物の配置で制御するという思想。「堪輿(かんよ)」ともいう。
「表札なんて名前さえわかればいい」と思われるかもしれませんが、もしかすると人生が大きく変わるかもしれないと言われたらどうでしょう。
風水において表札は大変重要なものです。
なぜなら「幸運の気」は玄関から訪れます。
そこに表札がないとなると良い運が入りにくくなってしまうのです。
風水では、このような考え方もあります。
【墨字の浮き彫りが良い】 文字は、墨字の浮き彫りが、良いとされています。 浮き彫りとは、文字のまわりを掘り下げて、名前を浮き立たせて彫られているもので、「運を盛り上げる」ということから、立身出世や家の発展と繁栄を願い、彫られるものです。 また、黒には、お金を取り込み、出ていかないように閉じ込めておく効果があり、邪気を払い、余計な人間関係を寄せ付けない効果があると言われています。 |
【ステンレス製は良い気を吸収する】 切り文字の表札でよく使われているのがステンレスという素材です。 外観に似合わない表札は、風水の考えでは、「運気が、不安定になる。」と言われています。 木製の洋風仕立ての表札もありますが、ステンレス製のものがお勧めです。 良い気だけを吸収すると言われていますし、劣化も、起こりにくく、お手入れも簡単です。 表札を綺麗に保つことは、家庭の運気を保つうえで重要なことだといえます。 |
ステンレスとは
ステンレスは耐食性が優れており、特有の金属光沢を持っています。
建材をはじめ機械の部材、食器、医療用などに至るまで色々なところで使用されている金属です。
【漢字の表札】書体にこだわって個性を出そう
表札は色々な種類も素材もありますが、書体も選ばなくてはなりません。
明朝体、ゴシック体などは基本的な書体ですが、書体そのものにこだわるだけで表札のイメージもぐんと変わります。
特に漢字は同じ文字でも書体で全くイメージが変わりますし、自分の個性も出せるので選び方が非常に重要になってきます。
お店によっても人気の書体は違いますが、ひとつの参考にしてください。
人気の漢字書体ランキング
SING DEPO デザイン表札専門店を参考に作成 |
ご自分の名前のそれぞれの書体がどんな雰囲気なのかこちらのサイトでお試しください。
1位の「デザイン墨」という書体の特徴は手書き風であるという事です。
一般的によく使われる明朝体やゴシック体はセリフ体とも呼ばれ、文章が読みやすく、遠くからでも文字を認識できるというような特徴があります。
特に明朝体は「堅く堅実な印象」、ゴシック体は「やわらかく明るい印象」を持たれます。
それとは反対の手書き風が特徴の「デザイン墨」がなぜ人気なのでしょうか。
- 個性のあるデザインになる
- ゴシック体よりもやわらかい印象がある
- 温かみを感じる
表札を見たとき、その家に住んでいる人をイメージするものですが、個性やセンスがあって、あたかかい人柄を想像してもらいたいという購入者の希望が含まれているように感じます。
素材によってもイメージは変わりますが、表札の種類にはどんなものがあるのでしょうか。
【漢字の表札】種類と特徴を解説します
以前に比べて表札もいろいろなタイプが登場しました。
ホームセンターやネットでも気軽に購入できるのが魅力です。
どのような素材があるか、それぞれの特徴をご紹介しましょう。
●切り文字 ●ガラス ●焼き物・陶器 ●ロートアイアン調 ●木彫り ●タイル ●石材 ●アルミ ●アクリル ●LDE付 |
【切り文字】
ステンレス切り文字表札
- 一文字ずつ独立している 規定の枠にとらわれない自由な配置が魅力
- 存在感のある文字は他の表札にない良さ
【ガラス】
ガラス表札美しい輝き~ブルー
- 透明感がある、雰囲気が明るくなる
- ガラス自体が耐久性に優れているため、お手入れも中性洗剤で優しく洗うだけでいい
【焼き物・陶器】
レンガ塀モチーフの表札
- 独特の雰囲気 モダン・和モダンの建物にも合う
- 陶器は自然の色合いが優しい印象を持つ
- 手作りの温もりと優しい色合いがエントランスを包む
【ロートアイアン調】
デザイン性の高さ ヨーロピアンな雰囲気漂うオシャレな表札
- お家が洋風な場合はテイストが合うのでおしゃれに見える
- 鉄をまげて文字を作るので英字などが映える
【木彫り】
日本家屋の風格をさらにひき立てる昔ながらの表札
- 板を彫って自作することも可能。和風なデザインのお家に合う
【タイル】
やわらかな雰囲気 デザイン性が高い表札
- 和モダンな雰囲気で色合いによってはナチュラルにもなる
【石材】
重厚感のある落ち着いたデザイン シャープな印象の表札
- 石も沢山種類があるので家のイメージに合った色合いで作ることができる
【アルミ】
軽量でありながらシャープな印象の表札
- 文字の耐久性に優れており、錆びに強く洗練されたスタイリッシュさを演出することができる
【アクリル】
人工的で無機質な印象 異素材との組み合わせができる表札
- 太陽光や雨風にも対応できる耐候性がある
- ガラスと似ているが、割れたりする心配がない
【LED付】
文字を浮かび上がらせる シルエットを楽しむ表札
- 昼間のしか夜ライトが付いた時が違い、暗くなっても文字が読める
このように表札と言ってもこんなにたくさんの種類があり、特徴も違います。
私の知人はネットで表札を買おうと思い、写真の雰囲気だけで選び購入しました。 しかし実際に商品が来てみたら「何か思ってたのと違う!」ということに…。 結構お高めの商品を購入してしまったのでショックを受けていました。 近くのホームセンターでも表札の取り扱いがあったのでそこで実物をみてみるべきだったと後悔しているそうです。 可能であれば、サンプルや実物を見て決めたほうがいいですね。
表札はどの種類であったとしても数万円するので、失敗しないように十分検討してから購入することをお勧めします。
表札を出さない人も増えている!その理由とは?
最近できた新興住宅地でほとんどの家が表札を出していないというようなころがあるそうです。
表札は絶対に出さないといけないというものではありませんが、出して当然だと思っていました。
どれにしようかと迷っている間につけないままになってしまったという話も聞きますが、あえてつけないという人も割と多くいます。
表札がなくて困ることはないのでしょうか。
- 郵便物が間違って配達される
- 地域の集金や配布物を配りにくい
- 家庭訪問などがあっても子どもの家がわかりづらい
- コミュニケーションがとりづらい
特に新興住宅地などは次々と新しい方が入ってくるため、名前がわからないと挨拶も行きにくく、声もかけずらくなってしまいます。
最近は名前を知られることでいろいろなリスクもありますし、地域の人々との交流をあまりのぞまない人が増えたことも原因の一つでしょう。
- 個人情報を他人に知られたくない
- 面倒で出していない
- 他の家も出していないところがあるから
- 訪問販売やセールスが来るから
などが考えられます。
確かに今のご時世で表札を出すことで困ることもあるのでしょうが、やはり近隣に住んでいる人の名前がわからないというのは不自然な事です。
日頃は生活スタイルが違う事で近所づきあいをしなくても問題はないように思えますが、災害が起きた時に助けあえるのはやはり地域のコミュニティだと思います。
そんな地域の方とのつながりを作るためには自分の名前を知ってもらうというのはリスクを考えるよりも大切な事ではないでしょうか。
自分自身も表札がないことで困ることも多いでしょうし、よそのお宅を訪ねることになったときに、その表札のないお宅を探さなければならない時に初めて不便さを感じる事でしょう。
さいごに
表札にはいろんな種類があり、それぞれに特徴があります。
表札は、家を見たときに一番目に付くところにあり、家に住む人の個性が現れるものです。
その大切な表札にこだわることによって、家への愛着も湧きますし、運気も上がってくれるとなれば適当に決めてしまう事はできませんね。
今は選択肢も増え、自分の好みの材質、文字の書体までオーダーできるので必ず希望の表札が見つかると思います。
これから何十年も住み続ける家をあなたらしくカスタマイズしてくださいね。
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