そろそろ注文住宅でマイホームを建てようかと考えているそこのあなた!
実際にどのくらいの費用がかかるんだろう?と気になるところです。
家を建てるということは人生最大の買い物のひとつとも言われているので、なにも知らないと不安ですよね。
いたって費用のこととなれば、知らなかったで済まされることではなく、予想外の金額になって希望を削らなければならない…
実際に金額提示されてから、家を建てるの無理かも…とショックを受けることもあります。
そんなことにならないように、事前に注文住宅を建てるうえでかかる費用や実例を知っておきましょう。
注文住宅でマイホームを建てたら、費用はいくら位なの?と不安に感じているならこの記事を読んで少しでも不安要素を取り除きましょう!!
目次
注文住宅にかかる費用は大きく分けて2つ!!
土地を持っている人も持っていない人も、家を建てるときには、どんな家にしよう‥?と考えますよね。
それが形になって、メーカーや工務店に注文することで成り立つ注文住宅。
こだわりが強く、自分の描いた通りのお家が欲しいという方に注文住宅を建てることが向いていますね。
注文住宅にかかる2つの費用‥
- 家の建築費用
- 土地の購入に支払うお金
この内訳について詳しく説明していきます。
土地の購入時に支払うお金
まず、いい土地をみつけると『手付金』という費用を土地の所有者へ支払います。
基本的には契約の成立を前提とし、買主から売主に支払うお金です。
手付金は物件価格の5%~10%となっている事が一般的です。
万が一、手付金を支払った後に契約解除となった場合。
契約解除を申し立てた側により対応が異なります。
【買主側からの契約解除の場合】
買主の何かしらの事情で契約を破棄してしまうと手付金は返ってきません。
【売主側からの契約解除の場合】
手付金は全額返上され、さらに同額を上乗せした金額が買主側に支払われます。
つまり、手付金の2倍の金額が返還されます。
契約してからいい土地を見つけても簡単には契約解除はできません。
契約する際は気をつけて行いましょう。
続いて家の『引き渡し前』に支払う費用があります。
- 購入物件の残代金
- 購入諸費用
この2つです。
【1.購入物件の残代金とは?】
物件価格から手付金などの申込金を差し引いた金額のこと。住宅ローンを利用する場合は当日に融資されるので、そのまま振り込みを行うことで支払いが完了します。
住宅ローンを利用する場合は、前もってローン契約を済ませて、残代金を支払えるようにしておきましょう!
【2.購入諸費用とは?】
諸費用とは住宅ローンの借入では含まれない税金や手数料のことをいいます。
主に下記のものが挙げられます。
- 印紙税
- 仲介手数料
- 登記費用
- 住宅ローン借入費用
購入諸費用を全部合わせれば「土地代金+家の工事費用」の6%~10%を目安とした金額になります。
3000万円の住宅を購入した場合、180万円〜300万円ほどがかかってくる計算です。
ただし、土地の条件や建築工事のスケジュールや住宅ローンの借り方によって異なることも。
前もって知っておけば備えておくことができますね。
家の建築時に支払うお金
土地も決まり、いよいよ家を建てるぞ!と楽しみで仕方がありませんよね。
しかし、予算に合わせて計画していかなければいくら位の注文住宅が建てられるのかが分かりません。
まずは、家を建てる前に支払わなければならない費用があります。
工事契約時 |
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着工時 |
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上棟時 |
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引き渡し前 |
|
また、地盤に不安がある場合は、見積もりの時に地盤調査費用など別途費用が発生する場合もあります。
引き渡しまでに支払う購入諸費用が他にもあります。
「事務手数料」「保証料」「火災保険」などがあり、これに加えて税金などの清算金がありますよ。
調べてみると費用といっても色んな部分でかかってくるので大変ですが、不備がないよう確認して下さいね。
ちなみに注文住宅の相場について調べていると、「建築費相場」という言葉をよく目にします。
これは、土地以外にかかる費用相場のことで、本体の工事費と付帯工事費を合算したものになります。
本体工事費とは、基礎や構造などの建物の本体にかかる費用のことです。
付帯工事費とは、配管わ地盤設備などの外構設備にかかる費用のことになります。
住む地域は建築費の相場は違います。
建てる坪数や住宅の構造によっても変わってくるので、どこに費用がかかり、価格が上がってしまうのか把握する必要がありますね。
【注文住宅建築費用全国の平均は?】
それでは気になる全国の注文住宅建築費用の平均は!?
ズバリ、2902万円だそうです!!
リクルート住まいカンパニー(東京都港区)は11月19日、注文住宅の建築者・検討者を対象に実施した「2019年注文住宅動向・トレンド調査」の結果を発表した。全国の注文住宅の建築費用は平均2902万円で、前年に比べ95万円増加した。首都圏は平均3034万円、前年比50万円の増加だった。
引用:新築ハウジング
おおよそではありますが、注文住宅にかかる費用がわかってきましたね。
しかし、人それぞれ年収や世帯など環境によって異なります。
注文住宅の建築費予算別の「実例」をご紹介!
注文住宅を建てるうえで予算の節約はなるべくしていきたいですよね。
土地の購入費を省いていますが、次に予算別に建てることのできる注文住宅の実例を挙げていきます。
1000万円代は早く仕上がる?!
最近では1000万内で家が建てられます!!とうたっている会社をよく見かけます。
1000万で家が建つのは構本当に可能でしょうか?大丈夫なのかな…?と心配な部分はあります。
価格が安いから構造が悪いというわけでななく、建物の標準仕様の本体価格ならその値段で…ということがよくあります。
安いからここで建てよう!と決めてしまうと実際はオプションや諸経費が別途で必要となる可能性があります。
~Aさんの体験談~ 値段の安さがとても魅力的だったのでローコスト住宅で家を建てたのですが、よく話を聞いてみると間取りはいくつかのパターンが決まっていて細かい注文が出来ませんでした。 実際に建てて住んでみると不満だらけ!! 見た目も中身も標準仕様が多いので、何だかシンプル過ぎて寂しいです。 自分たちの生活スタイルに合っていない間取りなので快適な住まいとは言えません…。 やっぱり、ちゃんとした注文住宅で家を建てれば良かったと後悔しています…。 |
せっかく注文住宅で建てても価格だけで判断してしまうとこのような失敗があります。
ですが、ローコストだから悪いというわけではなく1000万円でも満足できる注文住宅を建てられた方もいます!
~Bさんの体験談~ 私は地元の工務店で外構費は抜いて1000万円程で家を建てました。 大きさは平屋の2LDKで大きくはありませんが…。 設備のグレードを上げたりはしていませんが、システムキッチンなどの設備もしっかりと整っていて使い勝手がいいです。 断熱材もこだわっているようで特殊な工法のようで断熱性もしっかりとしています。 防音効果もあって音が外にもれません。 特に住んでいて不便なことはなく、快適に過ごせていますよ。 |
このように同じ1000万円代でも建てる会社によって違います。
この価格で建設する場合の床延べ面積が90~110㎡になることが多いようですね。
- 建物の形状は真上から見た場合、正方形か長方形。
- 屋根が一方の方向に向かって傾斜している片流れなどのタイプ。
- 浴室乾燥機や床暖房など多機能な設備がない。
建物の形状は真上から見た場合に長方形や正方形以外の特殊な形状をした設計にすると、外壁の面積が増えるため材料費がかかって予算オーバーしてしまいます。
(左)切妻屋根(右)片流れ屋根
引用:SUUMO
また、屋上を設置すると余分なコストがかかってしまうため、片流れ等の屋根になるでしょう。
そして住宅内の設備についても、必要最低限の機能のみの製品を使うことが予算内に収めるコツです。
このように総合的にシンプルな注文住宅になるため一般的な注文住宅よりも完成が早いのも利点です。
不動産やハウスメーカーに勧められた火災保険にそのまま加入していませんか?
2000万円前後ならメリハリが必要
このくらいの予算になると、1000万円の注文住宅に比べて少しアップグレードができます。
例えば、上記では妥協していた点を実現することができるようになりますね。
ですが、予算配分には十分に気をつけなければいけません。
家のこだわる部分をいくつかに絞り、予算内におさまるよう考えてみましょう。
1000万より予算は多いものの、何にどれぐらい予算をあてるのかメリハリをつけなければ予算オーバーのなりやすい価格帯のようです。
~Cさんの注文住宅~ 家族4人が住む為に、30坪ではありますが、約2000万円で念願のマイホームを手に入れました! 平均的な3000万円の家に比べて予算は限られていたので、 どこにお金をかけるかで家族と相談し削れるところは削りました。 カーテンや照明は自分達で用意して取り付けましたね。 もちろん、手間はかかりますが自分達で少しずつ形にしていくことが出来て今では楽しい思い出となっています。 坪数もそんなに大きくはできませんが、家族で住めるぐらいの家を手に入れて満足しています。 |
このように自分達でできるところはやってみて、難しい所は建築会社にお願いをされる方もいます。
自分達で家を建てたという思い出にもなって素敵ですね。
この価格で建設する場合の通常の床延べ面積が110~120㎡にできます。
- 外壁の仕上げにタイルを使える。
- キッチンやバスルームに最新式の設備を導入できる。
- バルコニーや窓の数を増やせる。
その他に、部材や建材も安価な量産品ではなく、こだわりのある素材が使えるようになります。
総合的にシンプルな建物に変わりませんが、1000万円の注文住宅と違うところは、内装にこだわりをおくことでより機能的で住みやすい住宅になりますね。
3000万円代は納得な仕上がり
この予算になると平均を超えてくるので、ある程度のご希望の住宅を建てることができるようになります。
~Dさんの体験談~ 我が家は土地代抜きで3000万円の家を建てました。 地方に住んでいるということもあり土地代を安く抑えることができたので良かったですね。 キッチンはグレードが一番上ということはないですが最新のものを付けられましたし、お風呂にもオプションを付けることができました! 間取りも住みやすいようにアイデアを出し合って形に出来ましたし、大満足です。 |
3000万円位を出せると自分の理想の注文住宅を建てることも可能になってくるようです。
この価格の床延べ面積が120~130㎡にすることができます。
また都内のように立地条件、すなわち敷地が狭かったりいびつな形をしている場合が多いのですが、形に囚われることなく、地形を有効活用した住宅を建てることができるでしょう。
- 柵や塀、植物を使った生垣など外構を華やかにできる。
- 良質なフローリング、床暖房を入れたりできる。
- カーポートや車庫の設置
総合的に建物やお庭、かつ内装も豪華で機能的になり、さらに充実した生活が送れる住宅になりますね。
ここまでの予算を確保できれば、大手ハウスメーカーのクオリティの高い注文住宅に発注することも視野に入れることができるようになります。
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まとめ
このように予算によってさまざまな注文住宅が存在するのですね。
今回は1000万~3000万で建てることができる注文住宅についてご紹介していきました。
自身のご予算によってはもっとグレードの高いハイスペックな注文住宅を建てることができます。
少しでも理想的な家が建てることができれば、これからの人生が楽しみですね!
あくまで、ここで紹介したのはおおよそなイメージに過ぎません。
これから注文住宅を建てようとご検討のあなた!
一番の理想の注文住宅は、自分に合ったマイホームをこれから計画していくことが大事です。
明るい未来に向かって一歩前進していきましょう。
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