念願のマイホームを手に入れた方!
思い描いていた通りの新しい生活が始まり、住み心地は抜群だし、希望通りの間取りで生活できて大満足!
毎日が楽しいの連続ですね。心配する事なんて何もないと浮かれる気持ちも当然です。
でも、ちょっと待ってください!
日中は夫婦共働きで、子どもが小学校に行っている間、家には誰もいないのではないでしょうか?
そういったご家庭は最近は当たり前になって来ていますよね。
家に誰もいない時に発生する犯罪、「空き巣被害」は思っている以上に多いんです。
玄関の戸締りはしっかりしているから大丈夫!と思われている方、玄関以上に気をつけなければいけないのは「窓」です。
いろいろな防犯対策がありますが、窓にどんな対策を施しておくと安心なのかをお伝えしていきます。
目次
【面格子で防犯対策】窓の内側から守る方法とは
一般的に面格子(めんごうし)というのはすべて窓の外側の外壁側に設置するタイプのものを指していました。
面格子が設置してあるという事ですっかり安心してしまい、窓をあけたままで、「少しの間だから大丈夫だろう」と外出してしまう方や、施錠するのを忘れてしまう方は結構多いのではないでしょうか。
私の知人もご近所に年配の方が多く、日中は在宅している人が多いし、人目もあるから大丈夫だろう!と、いつも浴室の窓を開けたまま仕事へ行っているようです。
しかし、今まで起こった空き巣事件の被害内容をニュースなどで見ていると、空き巣のプロは5分から10分程度の短時間で侵入したということが非常に多いのです。
実際に被害にあった人の話 朝、目が覚めて2階から降りたら家中荒らされた形跡が… 勝手口のカギが開いていたので、てっきりそこから入られたのかと思っていたら窓ガラスが割られていました。 ガラスは鍵を開ける部分だけを小さく割っていて、割れたガラスの跡形もありませんでした。 被害は主人と私の財布の中の現金のみだったんですが、もし、物音に気づいて下に降りていたら犯人と鉢合わせになっていたのではないかと思うと今でも恐ろしいです。 新築で角地で周りがひっそりしてるので特に死角になる場所の防犯対策を強化しました。 |
まさか自分の家が狙われるはずがないというのはあくまで希望であって、実際の所はどの家がいつ空き巣被害にあってもおかしくはありません。
そんな時のためにも今まで以上に防犯効果の高い面格子をご紹介します。
窓の内側から防犯対策ができる面格子とは
面格子とは普通は外側からの侵入を阻止すべきものだと思いがちですが、別のタイプの面格子もあるんです。
外側に格子が設置できない、または外観デザイン上、面格子を設置したくないという場合もあります。
確かに家のデザインによっては面格子をつけることによって外観を損ねる場合もあるかもしれませんよね。
そういった場合には、室内側に格子を付けるのが良いでしょう。
皆さんはインナーフェンス(防犯用内格子)をご存じでしょうか。
室内面格子 固定式
- 窓の内側から取り付ける防犯用内格子のこと
- ステンレス素材で固定式の為、強度があり、固定ボルトも専用工具が無ければ調整できないのでかなりの防犯効果がある
窓の内側に取り付ける内格子は、外部から外すことが難しいため、ガラス窓の防犯&補強手段として効果的です。
素材はステンレス製でさびにくく、いつまでもきれいに保てるので、キッチン・バスルーム・トイレなどの水回りに使用するのに適しています。
外から見れば、室内側に内格子が取り付けてあることがガラス越しに分かりますので、見た目にも「威嚇」の効果があり、泥棒も窓を割っても侵入することが難しいのであきらめることになります。
内格子は面格子を外観上設置したくないという場合はもとより、防犯効果を高めたい方の中には外と内両方に使用される方もいらっしゃいます。
日本ではまだ見かける事も少ないですが、欧米では一般的な防犯手段として割と定着しています。
窓の防犯対策の鉄板、面格子とは一体どんなものなのでしょうか?
面格子の設置で防犯対策は期待できる?
面格子は、窓の外側に設置する部材のことです。
防犯の効果を高くするためには、室内に設置する面格子を設置するのがいいとお伝えしましたが、ほとんどのご家庭は外側につけられていますよね。
一戸建てであれば、キッチンやトイレ・浴室といった水まわりやクローゼットの窓など、死角になりやすい北側の窓などに取り付けられることが多いでしょう。
最近の一戸建て住宅のキッチンの傾向をみると、カウンターキッチンやアイランドキッチンなど、部屋の中に設計されることの方が多いので、面格子を使うところというと勝手口などが考えられます。
マンションであれば、共用廊下に向いている窓や建物が隣接している窓などに設置されるケースがあります。
トイレや浴室はもともと家の外から見えないような場所に設計されていることが多く、窓の高さが低いので外から侵入されやすくなっています。
2階建ての場合、小窓なども狙われる可能性もあります。物置や室外機の位置によってはそこが足場になって侵入される恐れもあるのです。
面格子は、そういう場所からの侵入を阻止するために設置されている防犯設備になります。
面格子は、壊されない限りは取り換える必要がないので窓を守るためにも設置するのをおすすめします。
窓からの侵入は防げる?
面格子を設置して防犯意識の高さを示すことで、より防犯効果は高くなります。
面格子をつけていない場合 もし、防犯ガラスは使っていても、面格子はつけていない場合を考えてみましょう。 まず、なにもついていない窓だと、泥棒は窓を割って開錠して家の中に入ろうとします。 窓をハンマーか何かで叩き割ろうとしますが、一回叩いてもヒビが入ってなかなか割れないことで、「防犯ガラス」だという事に気づき、犯罪をあきらめます。 しかし、叩かれた窓は割れてしまい、侵入こそ阻止できたといえどもやはりヒビの入った窓は取り替えざるを得ません。 |
防犯ガラスを入れ替えるとなると結構な出費になりますね。
泥棒の侵入にはパターンがありますので覚えておきましょう。
- インターホンを鳴らしたり、郵便受けを確認して留守であるか確認する
- 家の周りから見通しや防犯カメラなどの確認をする
- 複数犯の場合は侵入方法や、逃走経路を決めて役割分担する
- 大体侵入から逃走までを計算して、侵入に5分以上かかりそうな家はあきらめる
面格子を設置した場合は、見ただけで防犯対策が施されているとわかるので一つの抑止にはなります。
泥棒は家の中に入るのにできるだけ短時間で作業したいと考えています。
なぜなら、近隣の人に目撃されるのを恐れるからです。
面格子があるだけでも入るのに手間がかかると思ってあきらめてくれるでしょう。
それでも、最近の空き巣はいろいろと手を変え、品を変え、簡単に家の中に入る方法を知っています。
そのため、犯罪はなくならないのが現実です。
面格子をつけていても被害に遭うこともある 最近では面格子をつけていてもバールで格子を曲げられたり、格子を一本ずつ外されたりして被害に遭われる方も後を絶ちません。 人目につかない場所に設置した場合の戸締りは特に注意しましょう。 |
面格子を突破すれば、あとは窓がどんなに小さくても大人の頭と片側の肩が入ればどうにかしたら中に入れてしまうんです。
次に面格子の種類と防犯効果の違いについてご紹介していきましょう。
【面格子の防犯効果】タイプ別にご紹介します
面格子の効果をもっと上げることは不可能でしょうか。
面格子には色々なタイプがあり防犯効果も少しずつ違ってきます。
・ヒシクロス面格子
・ステンレス面格子
・アルミ面格子
・鋳物面格子
防犯効果を高めるためには、素材の強度も気になるところです。
面格子の種類と特徴
では、詳しく見ていきましょう。
縦格子
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ヒシクロス(ダイアクロス)面格子
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ステンレス面格子
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アルミ面格子
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鋳物面格子
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ご近所の面格子を見て参考にされてもいいですよね。
同じ縦格子でもステンレス製にすると防犯効果は格段にあがりますよ。
タイプごとの特徴についてお伝えしましたが、気になるのは費用ですよね。
できれば防犯効果が高いほうがいいのですが、費用も抑えたい方もいらっしゃると思います。
では、詳しく見て行きましょう。
【面格子で防犯対策】気になる費用について
面格子で防犯対策を考えた時に気になるのはその価格ですよね。
それではこのような面格子は設置するとどれくらいの費用がかかるのでしょうか?
意外にかかる?面格子の費用
種類やグレードによりけりですが、面格子の費用は下記のようになっています。
【面格子の種類ごとの価格帯】
面格子種類 | 価格 |
縦格子面格子 | 約30,000円くらいまで |
ヒシクロス面格子 | 約43,000円~78,000円 |
ステンレス面格子 | 約100,000円~150,000円 |
アルミ面格子 | 約38,000円~77,000円 |
鋳物面格子 | 約50,000円~130,000円 |
内格子 (インナーフェンス) |
別記 |
やはり素材によってかなり金額に差が出てきます。
ステンレスなどは雨風に強く錆びにくく強度があるので先の事を見据えた時は最初は髙くてもコストパフォーマンスは良いと思われます。
【内格子(インナーフェンス)の価格帯】
横幅mm | 縦高さmm | 価格 |
400 | 400 | 9,345円 |
500 | 600 | 14,595円 |
600 | 800 | 21,420円 |
700 | 900 | 24,360円 |
800 | 1000 | 28,560円 |
1000 | 1200 | 35,700円 |
これに施工費が15,750円加算されます。(1~5ヵ所までは一律価格)
たとえばヒシクロス面格子を外側に施工して、内格子も施工するとします。大体70,000円~80,000円代の費用がかかるという訳ですね。
ただ、家の窓全部につけなくても、浴室、トイレなど人目に付きにくい場所にだけ取り付ければ費用も抑えられます。
もし、空き巣に入られたらと不安に思う事を考えれば一時的に費用がかさんでもその先長く安心を得られるのではないでしょうか。
内側からの面格子は泥棒が見ても侵入までに時間がかかるとわかるので、犯罪を諦めさせる効果も大きいです。
これから家を建てようと思っている方であれば、内格子の事を担当者に聞いてみてはどうでしょうか。
やはり後からつけるよりも、最初から設置しておいた方が費用的な負担も少なくなります。
新築だといろいろな部分で値引きも交渉しやすいので、面格子などのオプションはコミコミでお願いできないか聞いてみましょう。
見積もりのチェックも忘れずに!
また、後付けの場合は複数の業者に見積もりを依頼しましょう。
それぞれの見積もりを比較することでより安く設置してもらうことができます。
見積もりをチェックする場合は、安さに気を取られないようにして、費用に含まれる作業の工程などもしっかりと確認しましょう。
相場よりもかなり安く価格設定している業者には注意しましょう。
必要な作業工程が含まれていない場合もあり、別途でオプション代を請求される可能性があるからです。
なるべく費用はかけたくないと価格だけで選んでしまうと、「思ったほど防犯効果が出なかった!」と、後悔することになるかもしれません。
たとえ、防犯効果の高い面格子を設置したからといって、完全に侵入を防ぐことが出来ないことも理解してください。
あくまでも、抑止力のひとつとしてとらえて下さい。
日頃から戸締りや窓の施錠を忘れないようにすることが大切な家族の安全を守ることにもつながります。
まとめ
面格子ってまず読み方がわからないですが、説明されると、「あ~家の窓についているあれか~。」とすぐにわかります。
防犯効果についても種類によってさまざまだという事がわかりました。
面格子がついているというだけで犯罪の抑止につながるのはまちがいありません。
家を建てた時、最初から標準仕様でついているところがほとんどなので特に意識もしないでしょう。
内側に設置するというのは一般的にはあまり知られていないと思います。一度空き巣に入られた方ならご存じかもしれません。
内格子なら窓が開いた状態でも侵入を諦めさせることができます。防犯フィルムも防犯ガラスも無施錠や窓が開いたままでは防犯効果はゼロです。
たとえ警備会社やホームセキュリティが装備してあっても電源を入れ忘れたら何の効果もありませんね。
単純な設備ではありますが、思った以上に侵入阻止の秘密兵器になりそうです。
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