新築の住宅では、取り付け工事をしない限り、カーテンレールが付いていないことがほとんどですよね。
そのため、カーテンを取り付けたいと思った時に、同時にカーテンレールも取り付ける必要があります。
カーテンレールの取り付けは、業者に依頼するか、自分で取り付けるかのどちらかです。
私たち夫婦は、少しでも費用を浮かせるために、取り付けを自分たちで行うことにしました!
最初は私達にも出来るか不安でしたが、コツさえ掴めば簡単!
今回は、カーテンレールを自分で取り付ける方法と、その注意点をご紹介します‼︎
目次
カーテンレールの取付〜用意する9つのもの〜
カーテンレールの取り付け方が難しいと思われる方はとても多いです。
取り付け方の流れさえ分かれば簡単に取り付けることができます。
まず取り付ける前に、用意するものをご紹介致しましょう。
- 脚立
- メジャー
- 下地センサー
- えんぴつ
- キリ(穴を開けるため)
- 電動ドライバー
- 取り付けネジ ※30mm~35mmくらいが理想
- ブラケット
- カーテンレール
(取り付けを初めてされる方には3.下地センサーや、8.ブラケットとはきっとなんのことかわからないですよね‥
別の目次でしっかりとご紹介致しますのでご安心ください!)
まずは、上記の9つの材料を揃えてみましょう。
1番の脚立は、椅子で代用しても良いです。
ベンチタイプなら足場が広くて作業しやすいですが、なければ、できるだけ重めで安定する椅子だと安心です。
6番の電動ドライバーがあれば、取り付けがかなり簡単になります。
ですが、電動ドライバーをお持ちでない方や「今後使う予定もないからこの為に購入するのはちょっと‥」と感じる方もいらっしゃるでしょう。
そんな時は、少し手間と力がかかってしまいますが、電動じゃないドライバーでも取り付けることは可能です。
7番の取り付けネジの長さ選びはとても大事なポイントです!
カーテンレールを取り付ける際、ネジが短かすぎると下地に届かないことがあります。
もしも、下地に届いていないレールにそのままカーテンを取り付けてしまうと、重さでカーテンレールが落下する危険性があります。
一般的に下地まで届くネジの長さは、30mm〜35mmと言われています。
人差し指分ぐらいの長さがありますので、取り付け時には少し長く感じてしまうかも知れませんが、しっかりとカーテンレールを取り付けるためには必ず30mm以上のネジを使用しましょう。
下地があるところにネジ打ちしなければならない
下地とは、壁・天井の内側にある柱や間柱など、素地に当たる固い部分のことを言います。
カーテンレールの取り付けで特に重要なのは、下地のある場所にしっかりとネジを打つことです!
石膏ボードは、もろくてネジもきかないため、重さのあるものを安全に固定することはできません。
カーテンレールを取り付けたい場所全体に下地があれば良いのですが、構造上下地には間があることも‥
一度でしっかりと取り付けるためにも、下地があるところを確認する必要があります。
下地の有無は、壁を叩いたときの音で判断することができます。
- 壁を叩き軽(かる)い音がする場合→下地が無い
- 壁を叩き鈍(にぶ)い音がする場合→下地がある
と判断できます。
しかし、普段DIYを行わない人には、なかなか区別が難しいのではないかと思います。
叩いて確認することに自信のない方は、ホームセンターや大手の通販サイトで「ワンプッシュ式」や「センサー式」の下地探しのアイテムを購入すれば、カーテンレールの取り付けがスムーズに行えるでしょう。
実は100円均一でも下地センサーを購入することができます。
ですが、ホームセンターの商品の方が信用性が高いのではないかと感じます。
もしも購入するならば、失敗を防ぐため、ホームセンターでの購入をオススメしています!
通販サイトでの商品リンクはコチラです↓
他の種類も豊富ですので、購入を検討してらっしゃる方は、ぜひ検索してみてくださいね。
私の家では、他にも壁付の棚をつけたかった為、センサー式のアイテムを購入しました!
大体1,500円~3,000円で購入できます。
まずはブラケットをつけよう!
さっそくブラケットをつけてみましょう‼︎
このブラケットをつける作業をしなければ、カーテンレールの取り付け作業が始まらないのです!
ブラケットのイメージはこんな感じです↓
これは結構デザイン性のあるものですが、他にも豊富な種類があります!
ブラケットは、
(カーテンレールを取り付けたい部分の横の長さ)➗500~800mm
の式の答えの数を用意しましょう。
では、ブラケットの取り付け方をご説明していきましょう。
- ブラケットの取付位置は、窓枠の上部から上に、高さ5〜10cmのあたりです。なおかつ、下地があるところに取り付けます。横は、500~800mmの感覚を開けて取り付けます。(えんぴつで点をつけておくとわかりやすいです)
- ネジがずれないよう、先にキリで下穴を開けておきましょう。
- ブラケットをまっすぐ水平にネジとドライバーを使い、取り付けつけます。
基本的にはこの3つの工程で取り付けが完了します。
わかりにくい方はこちらもご覧ください↓
ただ、稀に下地が窓枠の上5cm付近にない場合もあります。
その場合は、下地のある部分に合わせてブラケットを取り付けましょう!
3番目の水平にというところは特に大事なポイントです。
斜めのまま取り付けてしまうと、レールが歪んでしまったり、カーテンが動いてしまったりします。
ブラケットは左右対象で、できるだけ等間隔になるように設置していきましょう‼
見た目がきれいに仕上がります。
歪みがあると、カーテンに左右差が出て生活している時に違和感を感じてしまうことも‥
できるだけ均等にブラケットを取り付ける為にも、取り付け位置にえんぴつでの下書きは欠かせません。
下書きを終えたら、少し離れてバランスを見てから取り付けるのも良いでしょう。
レールの取り付けはとても簡単
次は、ブラケットとレールを取り付けていきましょう。
この工程はとても簡単です。
- ブラケットにレールをカチッとはめる
- ネジで固定する
この2つの工程を、各ブラケットで済ませれば終了です。
伸縮性レールの場合は、レールを左右5〜15cmほどずつ出るように長さを調節します。
また、他のレールの場合も両側が同じ長さになるようにはめましょう。
ブラケットとレールのジョイント部分をネジで締めて固定し、完成です!!
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カーテンレールは種類がたくさん
カーテンレールには色々な種類があるのをご存知ですか⁇
さまざまなカーテンレールをご紹介していきましょう!
デザイン豊富‼︎装飾レール
装飾レールは、インテリア性の高いカーテンレールで形や種類が豊富です!
イメージとしてはこんなものです↓
窓をおしゃれにするためにはとても有効なりますが、他のレールに比べるとコストが少し高めになってしまいます。
また、装飾レールは窓のサイズに合わせてカットする必要があります。
装飾レールを選ぶうえで注意したいのは、両端にキャップや大きめの飾りが付いていることです!
これらを考慮しないまま取り付けると、エアコンや壁際にぶつかり設置ができなくなる可能性があります。
購入する前に全体の長さをチェックしておきましょう!
部屋のイメージがぐんとオシャレになる装飾レール‥
間取りやエアコンの配置などの邪魔をせず、予算に余裕がある方にオススメです!
日常で使いやすい機能性レール
機能レールは機能性を重視した、日常で使いやすいシンプルなカーテンレールです!
さまざまな窓の形に対応できるものが揃っていますが、こちらのレールも窓のサイズに合わせて購入する必要があります。
まだまだレールの種類は他にもあります!
お手頃価格!伸縮性レール
伸縮性レールは、レールを好きな長さに調整できます!
また、ホームセンターや量販店など、いろいろな場所に売っているので、購入しやすい反面、一般的な機能性レールと比較して安っぽくみえるかもしれません。
また、 開閉の際にレールとレールのつなぎ部分にカーテンが引っかかってしまったり、レールが歪みやすくなってしまうことも!
そのため、我が家ではリビングのカーテンレールは機能性レールを、二階の部屋には伸縮性レールを取り付けることになりました!
カーテンレールの長さを決めよう‼︎
窓枠よりもレールを長くするのが一般的です。
大体カーテンをつけたい枠の横の長さに+20センチした長さのカーテンレールを取り付けると良いです!
新築の場合は、エアコンが付いていない状態でカーテンレールの採寸を済ませることも多いと思います。
そのためカーテンレールを購入した後に、「レールがエアコンにぶつかってしまう!!」なんてことがあります!
せっかく購入したカーテンレールを無駄にしないためにも、レールを選ぶ前に窓まわりの障害物、「扉」や「壁」「エアコン」などを確認しておくことが大切です!
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まとめ
家の中にはたくさんの窓があります。
DIYに自信がある方や道具が揃っている人は別として、やはり素人の方が自分で新築の窓にカーテンレールを取り付けるのは、とても勇気がいる事で、容易な作業ではありません。
しかし、やり方を勉強して理解すれば、取り付け自体は簡単ですし、自分の手でDIYを行うことによって、新築への愛着も出てくるのではないでしょうか。
これからカーテンレールDIYを考えている方が少しでも参考になれば嬉しいです!
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