お風呂の広さや色、窓のデザインなど1からこだわってお風呂を作るタイミングなんて、新築くらいですよね。
「入浴中に音楽を聴きながらマッサージしたり、アロマを炊いてリラックスしたいなぁ」
なんて夢が広がるものです。
せっかくなら、お風呂を1日の疲れを癒すことのできる、くつろぎの空間にしたいと考える方も多いと思います。
しかし気を付けないと、お風呂は生活していく中で「失敗したなぁ」と後悔してしまうことが多い場所の1つなんです。
建てた後に失敗に気付いても簡単には変えられません。
少なくともそこから何十年かはそのお風呂で生活していかなければなりません。
出来ることなら建てる前に失敗の原因を知り、後悔しないお風呂にしたいですよね。
この記事を読んでその願いを叶えちゃいましょう!
目次
新築のお風呂で失敗する原因
「みんながお風呂を失敗する原因と落とし穴はここにあった!」
それは入浴しているイメージばかりして、リラックスできる空間のみを追及してしまうことなんです。
これは私の体験談です。
ショールームに見に行っても素敵なお風呂ばかり並んでいて 「こんな機能が付いていたら至福のお風呂タイムになること間違いなしだ!」という気持ちになってしまうのです。 |
ここまでお風呂に対するイメージが「至福のリラックスタイム」になってしまうと、日々の本当の生活スタイルを置いてけぼりにしてしまっていることに気付けないのです。
お風呂の失敗しがちなポイントは4つあります。
- 色
- オプション
- 広さ
- 窓
この4つのポイントを決める際に、日々の生活スタイルをしっかりと考えましょう。
【お風呂場の色】
お風呂場の色はカタログに載っているような雰囲気やデザイン性等の見栄えにばかり気をとられないようにしましょう。
この色にしたら実際に入浴した際に自分がどう感じるのかをきちんとイメージしてください。
【オプション】
オプションにはデメリットもあります。
本当にこのオプションをつける必要性があるのか、実際に使う時のことをイメージしてから選んでください。
【広さ】
お風呂の広さは広くしずぎず、本当に必要な広さを確保しましょう。
無駄な広さはストレスの元になります。
【窓】
お風呂の窓はメリット・デメリットを把握し、しっかりと考えてから決めましょう。
安易に決めてしまうのは失敗のもとです。
いちばん大切なことは毎日家族全員が、ストレスなく快適にお風呂に入ることができるということです。
このことを意識してお風呂を作っていけば、失敗するリスクはかなり減るはずです。
失敗は成功のもと、と言われます。
といっても、実際に自分の新築のお風呂で失敗するわけにはいきませんよね(笑)
これからご紹介する失敗事例を読んで、失敗しない新築のお風呂づくりをしましょう!
見栄えにとらわれないで【お風呂場の色】
新築のお風呂場は色にもこだわりたいですよね。
「浴室は黒などの暗い色にして重厚感を出し、シックな雰囲気にしたい」とおっしゃっている旦那さんも多いのではないでしょうか。
実は私も、新築を建てる前は同じことを思っていました。
確かにダーク系は高級感を演出してくれますが、デメリットもあります。
・水垢がかなり目立つ
・浴槽のお湯がきれいに見えない
・圧迫感を感じる
【大敵!カルキ汚れと毎日闘う?!】
水垢は別名カルキ汚れといい、水道水に含まれているミネラル分が空気に触れて固まったものなので、不衛生なものではありません。
明るい色だと目立ちにくいので、年に数回まとめて落とすという方が多いと思います。
しかしダーク系の色だとそうはいきません。
せっかくの高級感は、水垢があると一気に安っぽくなり、ダサい浴室になってしまいます。
黒色にするなら拭き取り掃除の頻度は毎日と考えるべきです。
【入浴剤が楽しめない?!】
黒色の浴槽はお湯の色があまりきれいには見えません。
入浴剤の色も分かりづらくなるため、お風呂の楽しみが1つ減ります。
【色が迫ってくる?!】
浴室がかなり広いという訳でない限り、圧迫感を感じるお風呂になってしまいます。
- ダーク系の色を取り入れたい場合のポイント
壁の1面だけ暗くして、床や浴槽に明るい色をもってくる
メリハリをつけることで圧迫感を防ぎ、くつろぎの空間を保つことが出来ます。
浴室に入って一番目につく、入り口の対面側の壁にダークカラーをもってくると、シックなイメージを与えやすくおすすめですよ。
「白色」 水垢も目立ちにくいのでとってもおすすめですが、白で統一してしまうとシンプル過ぎて物足りなさを感じる方もいると思います。 |
どこか1面にアクセントとなるカラーを取り入れるなど工夫してみるのもいいですね。
「明るいパステル系の色」 「ピンクやイエロー系」かわいらしさ |
しかし、あまり幼いイメージを持たせてしまう色にすると、年齢を重ねるうちに落ち着かない雰囲気になる可能性があります。
お風呂の色は、色の特性も考えながら長い目でみて決めると失敗しませんよ。
不動産やハウスメーカーに勧められた火災保険にそのまま加入していませんか?
必要性をしっかり吟味しよう【お風呂場のオプション】
ショールームに行くと、様々なオプションがついているお風呂に出会いますよね。
リラックス効果を高めるオプションなんかをみると心が躍り、我が家のお風呂にも付けたいと思うものです。
しかし、リラックス効果を高めるオプションはデメリットも多いです。
しっかりと考えてから追加するオプションを決めなければ、結局使わないものになり、ただ高いお金を払っただけになってしまいます。
失敗を防ぐために、オプションのデメリットを詳しく見ていきましょう。
ここでは、人気のある3つのオプションについて考えてみます。
・ジェットバス
・ミストサウナ
・浴室テレビ
【ジェットバス(ジャグジー)】
オプション費用:15~30万円程度
浴槽の側面や底面に備えた装置から、気泡を含んだ湯の噴流が噴き出す浴槽のこと。
美肌・ダイエット・マッサージ・リラックス効果、血行促進など健康面や美容面での効果が得られます。
お風呂でのリラックスといえば、ジェットバスのイメージですね。
・噴気口、取水口、吸込み口などを定期的に掃除しなければならない
・気泡を噴射する音や振動がそれなりに大きいためうるさい
・入浴剤が使用できない機器もある
【月一でお掃除が必要?!】
一般的な浴槽よりもたくさんのお湯が出入りするため、噴気口や吸込み口などに汚れが溜まりやすくなります。
快適に使い続けるためには、週に一度は噴気口などの掃除をし、月に一度くらいのペースで配管の洗浄を行わなければなりません。
【まさかのトラブルに!】
ジェットバス使用時の噴射音や振動音は思っているよりも大きいと思います。
あらかじめ近隣の影響を確認しておかなければ、ご近所トラブルの原因にもなりかねません。
【ミストサウナ】
オプション費用:浴室暖房乾燥機+10万円程度
浴室暖房乾燥機のオプションとしてプラスされる設備で、天井の乾燥機から霧状の水蒸気が噴き出し、浴室をサウナ状態にしてくれます。
発汗・保温・保湿・リフレッシュ効果があり、入浴の代わりにもなります。
温泉に行かなくても自宅でサウナができるなんて、素敵ですね。
・光熱費が高くなる
・カビが生えやすくなる
・脱衣所まで湿気がこもる
ミストサウナを30分使用すると40円~50円程度のコストがかかり、その後浴室乾燥機を使用すると20円~40円程度コストがかかります。
【想像以上の光熱費がかかる】
1日1時間使用すると、1か月で3000円~5000円程度光熱費が高くなります。
また、浴室の温度・湿度をあげるミストサウナはかびが生えやすくなる条件を揃えてしまいます。
【カビだけは避けたい】
浴室は乾燥機をかけることである程度対策は出来ます。
脱衣所にまで広がった湿気を取り除くのはなかなか難しいため、壁紙などにカビが生えてしまうことがあります。
【浴室テレビ】
オプション費用:5~20万円程度
浴室に取り付けるテレビのこと。
入浴タイムにテレビを見ることが出来るので、半身浴などのときでも時間を持てあますことなく優雅な時を味わうことが出来る。
こんな時間の過ごし方憧れますね!ゆっくり映画とか見たいものです。
・お風呂の滞在時間が長くなるため次の人がつっかえる
・時間帯によっては音漏れが気になる
お風呂で見始めたテレビが面白いとなかなか出られなくなり、次の人がお風呂に入れない現象が起こります。
また、入る時間が遅くなってしまうと音漏れが気になります。
どれも素敵なオプションですが、デメリットも踏まえて実際にお風呂で使う姿を想像すると、「意外と使わないかもしれない」と感じるものが多いのではないでしょうか。
そして、どのオプションも故障する時が来ます。
修理費用も高いわけですから、本当に必要なものだけを選んで付けましょう。
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無駄な広さはストレスを増やす【お風呂場の広さ】
リラックスするための広さを考えると、広ければ広い方がいいと思いがちですよね。
実際我が家は出来る限り広くしました。
確かに広ければ圧迫感を感じることなく、開放的な気分を味わうことが出来ました。
しかし忘れてはいけないのは、デメリットがあるということです。
ここを見落とすと失敗に繋がってしまいますよ。
見落としてはいけない後悔ポイント
お風呂場を広くしずぎてしまったが故に、後悔してしまうポイントは3つあります。
・浴室が暖まりにくく寒い
・水道やガスなどの光熱費が高くなる
・毎日の掃除が大変になる
開放感を得るために広くしたとしても、3つもデメリットがあると、心からくつろげないですよね。
この3つは我が家のお風呂の後悔ポイントでもあるので具体的にお話していきますね!
~我が家のお風呂の後悔ポイント~ 以前住んでいたアパートよりも倍近く広くしました。 【後悔ポイント①】 シャワーを止めると寒いので、ついつい出しっぱなしにしてしまいます。 【後悔ポイント②】 【後悔ポイント③】 天井の水滴を取ったり、床や壁を磨いたり、体勢がきついことが多いのがお風呂掃除ですよね。 掃除をしてくれる妻が、「年々広い浴室を掃除するのが大変になっている」と言っているので、腰を痛めないか心配です。 |
私もお風呂掃除を出来るときはしていますが、今後を考えるとルンバのように自動で掃除してくれる製品が切実にほしいですね。
老後のことを考えても、広くしすぎたのは失敗したなと感じました。
知っておきたいユニットバスのサイズと豆知識
ユニットバスと言われると、トイレや洗面台がお風呂と同じ空間にあると思ってしまう方もいるかもしれませんが、実は違います。
「ユニットバスとは」 |
昔は1枚1枚タイルを合わせていく方法でお風呂を作っていました。
ユニットバスの方が水漏れのリスクが少なく、施工時間も短いためこちらが主流になっています。
最近はサイズやオプションのラインナップが豊富なため「システムバス」とも呼ばれています。
【新築のお風呂場のよく使われているサイズ】
「1616」や「1620」
※坪で表すと、1坪か1.25坪かの違いです。
【この数字の見方】
前半の2つが横幅で後半の2つが奥行きを表しています。
「1616」=「1600mm×1600mm」
【注意:ここが間違われやすい!!】
1616と1620サイズは浴槽の大きさは変わりません。
違うのは洗い場の広さです。
我が家は1620にしましたが、洗い場は大人と子供3人が一緒に入れるくらい広いです。
40cm違うと掃除の手間がかなり違うと思います。
妻曰く、浴室を広くするより、何かと収納でスペースが必要になる脱衣所を広くした方がよかったそうです。
お風呂は広くしすぎてしまうと、その分ストレスも増えます。
狭ければ良いというわけではありませんが、必要なところを必要な分だけ広くするように、心がけておきましょう。
安易に決めると失敗する【お風呂の窓】
カビ対策のために付けられることが多いお風呂の窓。
しかし、寒さや防犯対策のために、お風呂で歌ったり動画を見るときの音漏れ防止のために窓を付けないという選択をされる方もいると思います。
実はお風呂の窓は、付けた場合も付けなかった場合も「失敗した」という声をよくきくところです。 【どっちにしても失敗なの?!】 つまりお風呂の窓は付ける、付けないどちらが合うかはひとそれぞれ違うということになります。 そしてそれは、しっかりと考えた上で決めないと失敗した!ということになりかねないということです。 |
ここでは私の体験談を交えながらお風呂の窓のメリット、デメリットについて考えたいと思います。
自分にとって窓をつける、つけないどちらが合うのか、考えてみましょう!
お風呂の窓のメリット
お風呂場の窓をつけることによるメリットは主に3つあります。
- 風通しが良くがなる
- 太陽の光を入れることができる
- 開放感を与えることができる
風通しがいいと空気の入れ替えができ、より早くお風呂のジメジメ感を払拭できるので、清潔な状態を保つことが出来ます。
また、太陽の光は紫外線が含まれており、殺菌効果と細菌の増殖を抑える効果があるので、窓がある方がカビが生えにくくなります。
開放感については「大きな窓でない限り味わえない」という声をよくききますが、私の実家のお風呂に付いている小さめの窓でも、十分に開放感を味わうことが出来ました。
【小さい窓でも開放感が味わえる!】 ~私の幼少期の頃の話~ 私の実家のお風呂はルーバー窓で外側に格子が付いています。 私も含め、家族はみんな半身浴や長風呂が好きで、夏でも湯船に浸かります。 夏場のお風呂はとても暑いのでよく窓を開けていました。(ルーバー窓なので、開けていても外からは見えにくいです。) 【窓を開ける効果】 朝やお昼など明るい時間帯に入ったときは、太陽の光が差し込むので、電気の明るさでは味わえない新鮮な気分を味わうことも出来ました。 |
お風呂の窓のデメリット
窓を付けることによる、致命的なデメリットが4つあります。
- 窓際がとにかく寒い
- 湯船が冷めやすい
- 窓自体の掃除が面倒
- 防犯面が心配
寒さが苦手な方には、お風呂場が寒い、湯船が覚めやすいのは致命的なデメリットですよね。
ちなみに私も妻も寒いのが苦手なので窓なし風呂にしました。 しかし妻は、カビ問題を考えると失敗したと感じているようです。 【カビは大敵!】 窓がなく、空気の入れ替えが換気扇しかないお風呂だと、カビ発生を防ぐためには毎回水滴の拭き取り掃除をするしかないそうです。 毎日のこととなると、かなり大変ですよね。 |
なので構造上窓が付けられないという訳でない限り、お風呂掃除の負担を考えると窓あり風呂にする方がおすすめです。
掃除だけで窓あり風呂をおすすめされたら、デメリットを感じている人はどうすれば良いんですか⁉
【窓あり風呂のデメリット対策】
①寒さが苦手な方
断熱効果のある窓にすると冷気は入ってきにくいです。
あとは極論ですが、寒いのは冬だけで、しかも入浴開始5分以内には暖まります。
湯船は冷めたら追い炊きしましょう。
②防犯面が心配な方
・窓ガラスを防犯ガラスにしたり、防犯フィルムを貼る
・ツーロックや補助錠を付ける
・格子をつける
・開閉検知センサーを設置する
・窓ガラスは磨りガラスにする
こうした対策を行うことで防犯面は強化出来ます。
また、単純に窓の大きさを小さくすることでも防犯対策になりますよ。
③窓自体の掃除が面倒な方
はっきり言ってカビ対策の方が面倒です。
窓の掃除も大変ですが、一番空気にも日光にも触れている部分なので、1年に数回程度で済みます。
しかし、カビ発生予防策は毎日の拭き取り掃除です。
毎日と年に数回なら、後者の方がいいですよね。
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お風呂が寒いのは嫌!寒さとおさらばしよう
お風呂選びでは、ヒートショックなど寒さに対する心配がつきものですよね。
冬はお風呂場に行くことが億劫になりがちです。そんな気持ちを晴らすためには、しっかりと寒さ対策を行うことです!
寒さ対策には、建設時に行える対策と、建設後でも身近なもので行える対策があります。
【建設時の対策】
せっかくの新築ですから、建設時に行える対策はしておきたいですよね。
①オプションを利用する
・浴室乾燥暖房機
・保温浴槽
・床暖房
メーカーによってバラつきはありますが、このようなオプションを付けることでお風呂の寒さは対策出来ます。
特に浴室乾燥暖房機は、雨の日に洗濯物を干したり、カビ予防にもなるのでおすすめです。
②断熱材を入れる
家の周りを断熱材で囲む方も多いと思いますが、なぜか浴室回りだけ断熱材が入っていないことが多いです。
施工業者に「浴室回りは湿気るから断熱材は入れない」と言われたからだと思います。
しかしマンションを想像してみてください。
マンションも同じようにユニットバスが使われていますが、「マンションの浴室廻りの壁内は湿気で溢れていて大変だ」なんて話は聞いたことがないですよね。 |
つまり、湿気が多いのは浴室内だけであって、ユニットバスから湿気が溢れ出て断熱材に影響するということはありません。
断熱材を浴室廻りに入れているのと入れていないのとでは、浴槽のお湯が冷めるまでの時間が1時間以上も違ったという事例もあります。
きちんと冷気を塞ぐことができれば、浴室内の暖かさを保つことが出来ます。
浴室廻りの断熱もしっかり行ってくれる施工会社を選んでくださいね。
建設時にこの2つの対策が出来れば、もう寒さは怖くないですね。
しかしこれらは費用がかかる対策です。.
家を建てる予算は限られていますから、身近なもので対策出来るともっと嬉しいですよね。
【建設後の対策】
お風呂の寒さ対策は、日々のちょっとした習慣づけや、手ごろな価格で出来るものもあります。
・窓に断熱シートを貼る
・床に簡易マットを敷く
・お風呂場を事前に温める
これらはホームセンターやインターネットで気軽に購入することが出来ます。
※窓に貼る断熱シートはお風呂場に対応してあるものとしてないものがあるので注意してください。
また、お風呂場を事前に暖めるにはセラミックヒーターがおすすめです。
お風呂に入る前に浴室の換気扇を切って、脱衣所に置いておけばかなり暖まります。
浴室以外でも使うことができ、5千円以下で買えるものがほとんどなのでとてもお得だと思います。
しっかりと寒さ対策が出来れば、浴室に窓を付けるのも怖くないですね。
お風呂のカビと上手に向き合おう
お風呂のカビ対策には換気が一番手っ取り早いです。
換気扇を回し、窓を開ける。もしくは浴室乾燥機を付ければ効果的です。
しかし構造上窓が付けられない場合もありますし、浴室乾燥機は費用がかかるものです。
だからといってカビ対策をあきらめてしまうとお風呂の劣化が早まりますし、何より気持ちよくお風呂に入れないですよね。
少し手間はかかりますが、カビと上手く付き合っていく方法は割と沢山あります。
・冷水をかけて繁殖を防ぐ
・天井を掃除する
・収納を改善する
【熱湯をかけて撃退する】
カビは高熱に弱いため、50℃以上の熱めのお湯をかけることで撃退出来ます。
カビが繁殖しやすい部分に90秒ほどかけると、奥に潜んでいるカビまで退治出来ますよ。
【冷水をかけて繁殖を防ぐ】
カビが繁殖しやすい温度は20~30℃のため、冷水をかけまわして浴室の温度を下げることでもカビの繁殖を抑えられます。
お風呂上りにシャワーで冷水をかけるだけなのでとっても簡単です。
【天井を掃除する】
カビが潜んでいる場所で見落としがちなのが天井です。
天井には目に見えないカビ菌が潜んでおり、床や壁を掃除しても上から胞子が落ちてくるので、繰り返しカビが生えてしまいます。
さすがに天井に熱いお湯をかけるのはやけどの恐れがあるのでおすすめできません。
天井は掃除グッズを上手く利用すると簡単に掃除出来ます。
類似商品はホームセンターなどでも売っていますよ。
拭き取るだけで予防出来るので、ぜひ試してみてください。
【収納を改善する】
お風呂場の収納はとてもカビが生えやすいです。
少し掃除を怠るとシャンプーなどの容器の底にヌメリが出てきます。
しかし毎回容器を拭き取るのはかなり大変ですよね。
容器が乾きやすい収納方法にしてしまえば簡単に解決できます。
我が家ではシャンプーなどは収納に置かず、手すりにひっかけています。
100円ショップでも売っているのでとてもお手頃です。
ひっかけるところがない方は、カビの生えにくいステンレス製のシャンプーラックにすることがおすすめです。
お風呂の窓はつける、つけないのどちらを選択してもメリット・デメリットがあるので悩みますよね。
どちらの方が自分の性格に合うのか、しっかりと考えて決めましょう。
今の火災保険で本当に大丈夫ですか?
最後に
新築時のお風呂の失敗は起こりやすいです。
デザイン性やリラックス効果を考えるのも大切です。
しかし最優先事項として、寒さ・カビ・掃除など日々のストレスの原因となる項目についてしっかり考えましょう。
そうすれば、お風呂で失敗するリスクをかなり減らすことが出来ます。
毎日入るお風呂、家族みんなが使うお風呂だからこそ、日々の使いやすさを長い目で見て決めていきましょう。
あなたやあなたの家族の生活スタイルに寄り添ったお風呂作りをしてくださいね。
あなたの火災保険は大丈夫?
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それかなり、損しています。
勧められるがまま高い火災保険に加入する前に、複数の保険会社を比較してもらった方が安い上、補償内容も整っている火災保険に加入できます。
私の場合、不動産屋に勧められた火災保険に入っていましたが、見直しをしたらなんと16万円も保険料が安くなりました。
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